鍼灸師 トレーナー向け資格

鍼灸師を目指せる学費の安い専門学校とその特徴を紹介!夜間も検討しよう!

近年、注目を集めている鍼灸師になるには「はり師」「きゅう師」の国家資格を取得する必要があります。
「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格を取得するためには、文部科学省あるいは厚生労働省が認定した養成施設で3年以上学び、卒業後に国家試験に合格しなければなりません。

参考:はり師国家試験の施行|厚生労働省より

鍼灸師を目指せる養成学校は大学と専門学校がありますが、ほとんどは3年制の専門学校です。
そこで今回は、鍼灸師になるための養成学校で学費がいくら必要なのかと、学費の安い専門学校を紹介します。

鍼灸師の養成学校に必要な学費の平均は400〜690万円!

鍼灸師

鍼灸師の養成学校に通うには400〜690万円程度の学費が必要とされています。
しかしこれは3年制の専門学校と、専門学校より1年間長い4年制大学も含まれています。
そのため、専門学校と大学を分けて、卒業までに必要な学費を算出しました。

養成学校に必要なお金は学費だけでなく、実習費用として数万円、学校の校友会費用として数万円、施設管理費として約10万円程度かかることもあります。
興味のある学校を見つけたら、学費の他にどのくらいお金が必要か実際の公式HPで確認しましょう。

専門学校に必要な学費の平均

  • 入学金:約42万円
  • 初年度納入金:約125万円
  • 学費の総額:約416万円

※全国の鍼灸が学べる専門学校5校の平均より算出。

大学に必要な学費の平均

  • 入学金:約27万円
  • 初年度納入金:約155万円
  • 学費の総額:約697万円

※全国の鍼灸が学べる大学5校の平均より算出。

鍼灸師と似ている柔道整復師・看護師の初年度納入金の比較

鍼灸師は看護師より学費はかかりますが、柔道整復師と比べると同程度の学費が必要です。

  • 柔道整復師の初年度納入金:106万円~197万円
  • 看護師の初年度納入金:46万円~190万円

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夜間の専門学校の方が20〜90万円ほど学費を抑えられる!

お金

学費を抑えて鍼灸師を目指す場合、3年制の夜間コースがある専門学校がオススメです。
なぜなら昼間だと7時間の授業時間が確保されているのに比べて、夜間では4時間の授業時間のため授業料を抑えることができます。

今回は鍼灸師を目指す人におすすめの学費が安く鍼灸師を目指せる専門学校の中から、昼間と夜間に必要な「入学金・授業料・施設管理費・初年度納入金・学費の総額」を比較しました。

東洋医療専門学校

【東洋医療専門学校の鍼灸科昼間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:授業料100万円
  • 実習費:40万円
  • 初年度納入金:140万円
  • 学費の総額:420万円

【東洋医療専門学校の鍼灸師科夜間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:授業料70万円
  • 実習費:40万円
  • 初年度納入金:110万円
  • 学費の総額:330万円

参考:東洋医療専門学校 | トレーナーエージェンシー専門学校より
参考:歯科技工士・救急救命士・鍼灸師・柔道整復師/東洋医療専門学校(大阪)より

日本医学柔整鍼灸専門学校

【日本医学柔整鍼灸専門学校の鍼灸科昼間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:125万円
  • 初年度納入金:145万円
  • 学費の総額:395万円

【日本医学柔整鍼灸専門学校の鍼灸科夜間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:125万円
  • 初年度納入金:145万円
  • 学費の総額:395万円

参考:日本医学柔整鍼灸専門学校 | トレーナーエージェンシー専門学校より
参考:柔道整復師・鍼灸師になるなら、日本医学柔整鍼灸専門学校(東京)より

明治東洋医学院専門学校

【明治東洋医学院専門学校の鍼灸科昼間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:140万円
  • 施設管理費:10万円
  • 初年度納入金:170万円

【明治東洋医学院専門学校の鍼灸科夜間部】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:120万円
  • 施設管理費:10万円
  • 初年度納入金:150万円

参考:明治東洋医学院専門学校 | トレーナーエージェンシー専門学校より
参考:明治東洋医学院専門学校|大阪の鍼灸師・柔道整復師の専門学校より

授業料以外に学費を抑える方法!

昼間の専門学校と比べて、夜間の専門学校は授業時間が短く授業料を抑えることができることがお分かりいただけたと思います。

夜間に通う学生の中には昼間に働いている社会人も多いことから、経済的な負担を小さくするため、学校独自の奨学金などの学費サポートが充実しています。

いくつか参考になる方法を紹介します。

学校独自の支援制度

  • Wライセンス制度
  • 夜間支援制度

Wライセンス制度では、鍼灸師あるいは柔道整復師の2つの国家資格を取得したい人のために、入学金免除と授業料の減額を実施している専門学校があります。
夜間部支援制度では、夜間部に在籍している学生の経済的負担を軽減するために、授業料の減額などを実施しています。

教育訓練給付金制度(専門実践教育訓練)

社会人の中長期的なキャリア形成を支援するため、雇用の安定と再就職を促すことを目的とした雇用保険給付制度です。
一定の条件を満たした場合、本人が支払った教育訓練経費の一部をハローワークより支給します。

詳しい申請資格・支給要件・申請手続などは、厚生労働省のHPまたはハローワークのHPをご参照ください。

参考:教育訓練給付制度 |厚生労働省より
参考:ハローワークインターネットサービス:教育訓練給付制度より

日本学生支援機構

第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(有利子)の二つがあります。
学力や家計の基準など、さまざまな条件を満たす必要があり、月額2万円〜12万円を借りることができます。
奨学金制度を活用することで、保護者に学費の支払いなどの経済的な負担をかけずに、勉強を続けることができます。

参考:独立行政法人日本学生支援機構より

日本政策金融公庫

世帯の年収が890万円〜990万円以内であることが条件となります。
詳しくは日本政策金融公庫のホームページもご参照ください

参考:日本政策金融公庫より

高等教育の修学支援新制度

専門学校や大学・短大に進学する学生を支援するために、「給付型奨学金」「授業等減免」の2つの新しい制度が設立されました。
給付型奨学金では、日本学生支援機構から支給され、授業料等減免制度は進学先の学校の学費から減免される制度です。
世帯の年収の目安などから支援対象者・支給額が決定します。
給付型奨学金:【自宅通学者の場合】約46万円、【自宅外通学者の場合】約91万円
授業料等減免制度:【入学金】約16万円、【授業料】約59万円

詳しくは文部科学省のホームページもご参照ください
参考:学びたい気持ちを応援します 高等教育の修学支援新制度:文部科学省より

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東京にある学費が安い専門学校

中央医療学園専門学校

最大の特徴は入学金がないことです。
中央医療学園専門学校に在籍している学生の多くは、働きながら勉強をしている学生が多いため、「学ぶ気持ち」を最大限に支援するために、学費を見直し入学金をなくしたそうです。

ほかにも学費支援制度が充実しており、すでに医療・福祉系の国家資格を持っている人は毎年10万円支給される「国家資格保有学生支援制度」を利用できたり、「夜間部在籍学生支援制度」で同様に毎年10万円支給される奨学金制度があります。
夜間部に興味があり、学費を抑えたい人にオススメです。

【鍼灸科昼間・夜間】

  • 入学金:-
  • 授業料:70万円
  • 施設維持費 :30万円
  • 教育実習費 :10万円
  • 初年度納入金:110万円
  • 学費の総額:330万円

参考:中央医療学園専門学校より

日本鍼灸理療専門学校

鍼灸科(専科)の入学金は昼間部よりも20万円抑えた、40万円の入学金になります。
日中仕事をしている人・研修生・子育てが落ち着いた人・仕事を引退した人など、幅広い年齢層の学生が落ち着いて勉強できるような環境を整えています。
昼間部と変わらない講師陣が実践的な実習や講義の指導、学生生活のサポートを行なっています。

【鍼灸科昼間】

  • 入学金:60万円
  • 授業料:90万円
  • 施設費 :13万円
  • 初年度納入金:163万円
  • 学費の総額:375万円

【鍼灸科夜間】

  • 入学金:40万円
  • 授業料:90万円
  • 施設費 :13万円
  • 初年度納入金:163万円
  • 学費の総額:355万円

参考:日本鍼灸理療専門学校 | トレーナーエージェンシー専門学校より
参考:日本鍼灸理療専門学校 | 学校法人 花田学より

日本医学柔整鍼灸専門学校

社会人や主婦、国家資格を持っている「柔道整復師」が「鍼灸師」の資格を取得してキャリアチェンジをしたい人に人気です。
そのため、都内で一番遅い18:20から授業が始まり、駅近のため通いやすいのも魅力です。

【鍼灸科昼間・夜間】

  • 入学金:20万円
  • 授業料:125万円
  • 初年度納入金:145万円
  • 学費の総額:395万円

参考:日本医学柔整鍼灸専門学校 | トレーナーエージェンシー専門学校より
参考:柔道整復師・鍼灸師になるなら、日本医学柔整鍼灸専門学校(東京)より

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