整体師の資格の種類を徹底的に集めてみた!
整体師は、人々の健康を支えるとても大切な仕事の一つです。しかし最近では、様々な資格の種類が登場していて、どれを取得すればいいのかわからないという声も多いです。
そこで今回は、整体師に関連する資格が何種類あるのか、徹底的に調べてみました!
記事の目次
1.「整体師」という名前の資格は存在しない
2.整体師の資格の種類①国家資格
3.整体師の資格の種類②民間資格
4.たくさんある整体資格の種類、どうやって取得すればいい?
5.整体師の資格は種類が多いので、自分の目的に合った資格を選ぼう!
「整体師」という名前の資格は存在しない
「整体師」という名前の資格は、実は存在しません。
整体という言葉の意味は広く、手技で言うと「指圧」「あん摩」「叩打」「振せん」など全てが整体に含まれます。
カイロプラクティック、タイ古式マッサージ、PNF、オステオパシー、リフレクソロジー、アーユルヴェーダなども整体の一つです。
これらの手技を行う仕事をしている方を整体師と呼び、施術内容に関しては整体師によって異なります。
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整体師の資格の種類①国家資格
整体師に関連する資格として、「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」「鍼灸師」という3つの国家資格が存在します。
これら3つの国家資格は厚生労働省が認定しており、非常に名前の通った資格です。
施術可能な範囲も広がるため、できれば取得しておきたいものばかりと言えるでしょう。
あんまマッサージ指圧師
あん摩、マッサージ、指圧といった手技を用いて体の不調を改善するのがあん摩マッサージ指圧師です。
大学や専門学校で決められた課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。
柔道整復師
打ち身や捻挫、脱臼といった損傷に対しし、医療的手段ではなく施術によって回復を図るのが柔道整復師です。
「接骨院」「ほねつぎ」と呼ばれることもあります。柔道整復師と同じく、大学や専門学校で決められた課程を修了し、国家試験に合格することで取得可能な資格です。
柔道整復師の資格を取得していると、骨折やスポーツ障害などの保険が適用できる整骨院や接骨院を開業することもできます。
鍼灸師
鍼灸師とは鍼や灸を用いて全身にある経穴と呼ばれるツボを刺激し、体の内側から治癒を促していくのが主な仕事です。
こちらも大学や専門学校で決められた課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。
整体師の資格の種類②民間資格
整体業界では民間資格が乱立しており、違いがよくわからないという方もいるのではないでしょうか?
一見同じような施術・技術でも発行団体によって資格名が大きく変わるため、聞きなれないものや似たような名前の資格を解説します。
カイロプラクター
首や骨盤周りなどを調整し、「ポキッ」「パキッ」と骨が鳴るような手技をカイロプラクティックと言います。
カイロプラクターはその施術を行う人のことであり、姿勢の歪みからくる肩こりや腰痛などの不定愁訴を改善することが主な仕事内容です。
リフレクソロジスト
リフレクソロジストはリフレクソロジーという手技を行う人のことです。
リフレクソロジーは『REFLEX(反射)』と『OLOGY(「学」「論」の意味を表す名詞を作る接尾語)』を組み合わせた言葉であり、「反射学」や「反射療法」とも呼ばれます。
足裏にある反射区(ツボのようなイメージのもの)に手や指で圧を掛け、目や鼻などの各器官や内臓の機能を回復させていくことが、リフレクソロジストの役目です。
整体ボディケアセラピスト
セラピストという言葉は整体やリラクゼーション系の施術を行う人のことを言い、整体同様に広い意味で使われています。
整体ボディセラピストの資格は一般財団法人・日本能力開発推進協会(JADP)が発行しており、日本におけるキネシオロジー(筋肉学)の第一人者である中村真人先生が監修する資格です。
30年以上の施術経験があり、体の仕組みを知り尽くした講師の指導のもと、整体でもっとも必要な「安全」に施術できる技術が身に付きます。
子どもから高齢者まで、さまざまなクライアントに対応できる整体のスペシャリストを目指すことができます。
スポーツ整体ボディケアセラピスト
スポーツ整体ボディケアセラピストは、整体ボディケアセラピストと同じくJADPが発行している資格です。
13競技のスポーツに合せた選手の練習前後のケアを学ぶことで、選手をサポートできる施術法を身につけることができます。
この資格は「疲労回復」「不調の予防」「コンディショニング調整」「リラクゼーション効果」の4つが大きな目的です。
これらの技術を通じて整体院、スポーツジムやスポーツチームなどでトレーナーとして活躍することができます。
リラクゼーション整体ボディケアセラピスト
クライアントを癒やすことに特化した施術法を、わずか2ヶ月で習得することが売りのリラクゼーション整体ボディケアセラピスト。
こちらもADPが発行している資格であり、心身共に癒やしを与えるための空間づくりや、コミュニケーション方法まで身につけることができます。
リンパドレナージュセラピスト
リンパドレナージュセラピストは、医療現場で行うリンパケアの専門家としての証明となる資格です。
民間資格ではありますが、受験資格が医師や看護師、理学療法士や作業療法士の国家資格を持っていないと受験することができません。
医療知識の持っている人が受験する資格であり、民間資格の中では受験のハードルが高めと言えるでしょう。
タイ古式マッサージ
タイ古式マッサージはタイ伝統の一種のマッサージです。指圧による揉み動作だけでなく、四肢を曲げ伸ばすストレッチを含んでいます。
タイでは政府公認の伝統医療であり、筋肉や神経をリラックスさせて血流や自律神経を調整することで体調を整えていくものです。
たくさんある整体資格の種類、どうやって取得すればいい?
国家資格、民間資格を含めて整体関連の資格は様々です。気になる資格がどのように取得できるかも合わせて確認していきましょう!
大学・専門学校
国家資格やリンパトレナージュセラピストを取得したい場合、大学や専門学校へ必ず通うことになります。
柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師に関しては専門の学科があるため、授業を通じてしっかり勉強に打ち込むことができます。
ただ、お金と時間の関係から学校へ通うことが厳しい方もいるでしょう。
やりたい仕事をするために、本当に学校へ通う必要があるかを検討しながら学校を選ぶことをおすすめします。
民間スクール
民間資格の取得は、主に民間スクールに通うか通信講座、または独学の勉強となります。
民間スクールでは国家資格の取得はできませんが、実際の施術現場で役立つ知識や技術を身に付けることができます。
学校に通うことが難しいけど経験豊富な講師から直接指導を受けたい方は、民間スクールに通うことが最も良い選択となるでしょう。
通信講座
体系的に学ぶことができて最も安価、そして最も時間の自由が利くのが通信講座を通じての勉強方法です。
問題集があれば、テキストと併用することで効率良く勉強することができます。
ただ、知識は身に付けることができますが、整体をするうえで最も肝心な実技経験を積むことができません。
通信講座の勉強のみで未経験から現場デビューすることは、現実的とは言い難いです。
独学
自分でテキストを買ってきて勉強する方法です。
カリキュラムを体系的に学ぶこともできないため、未経験の方には独学での勉強方法は向いていません。
独学をおすすめする方は、すでに整体師の方で足りない知識を補うために勉強したい方です。
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整体師の資格は種類が多いので、自分の目的に合った資格を選ぼう!
整体師は法整備がしっかり整っていないこともあり、「これを取ればOK!!」という資格がなかなか見えにくい状況です。
しかしその分、自分の目的に合った自由な資格選択がしやすいという魅力もあるのです。
整体を仕事にしてバリバリ働く、家族を施術するために勉強するなど、目的は人によって様々だと思います。
それぞれの目的に応じて、自分のライフスタイルにあった勉強法を選びましょう!