【仕事まとめ】ボクシングインストラクターの仕事内容全解説
近年、プロを目指す人だけでなくダイエット目的としても多くの人が通うようになったボクシングジムですが、そこで働くボクシングのインストラクターはどのような仕事をしているのでしょうか。仕事内容や普段のジムでは見えない部分も解説していきます。
1)ボクシングジムについて
ジムの経営が危うい?
現在、日本はボクシングにおいて多くの世界チャンピオンを有しており、多くのボクシングジムがあります。しかし、そのほとんどのジムで経営が危ぶまれています。多くの世界チャンピオンが誕生している裏で、競技人口が減っているというのが現状です。
競技人口が減っているのであればということで目をつけたのが女性であり、ボクササイズです。ボクササイズからボクシングに興味を持ったことでボクシングを本気で始める人もいます。
ボクシングが男の世界は今や昔
ボクシングジムは薄暗くて汗臭い、男の世界というイメージも昔の話です。というのも、そんな薄暗く汗臭いジムに女性はやって来ないからです。そして、女性が来ないことには経営が成り立たないジムが多くあります。そして、女性が多くなることでボクシングインストラクターの仕事にも多少変化が見られるようになりますが、仕事内容については後述します。
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・トレーナーとして必要な素養
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・おすすめの資格
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2)ボクシングインストラクターになるには
では、ボクシングインストラクターになるにはどのようにすればいいのでしょうか。答えは簡単です、ボクシングジムで働けばいいのです。
ボクシングインストラクターに資格は必要ない?
ボクシングインストラクターになるのに資格は必要ありません。トレーナーライセンスという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは試合会場に入るためのライセンスであって、教えるためのライセンスではありません。ボクシングを教えるだけなら資格はいりませんし、ボクササイズの指導ももちろん同じです。つまり、ボクシングジムで働くことができればボクシングインストラクターになることができます。
ボクシングジムでの求人はあるの?
ボクシングジムでの求人はそう多くはありませんが探せばあります。では、申し込めば採用されるのかといえばもちろんそんなに簡単なことではありません。というのも、基本的にはボクシングの経験者を求めているからです。本気でボクシングをする人にも教えなければならないのですから未経験者には難しいことは想像できます。
ボクササイズの講座のあるフィットネススタジオも視野に
ボクシングの経験がないという人もボクササイズの指導はできるかもしれません。そして、そうであればボクシングジムである必要はありません。ボクササイズの講座があるフィットネススタジオで教えるということも視野に入れるといいでしょう。
3)ボクシングインストラクターの代表的な3つの仕事内容
では、ボクシングインストラクターの仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。ボクシングを教えることだけではない、ボクシングインストラクターの仕事について解説していきます。
ボクシングの指導
当然ですが、一番の仕事はもちろんボクシングの指導です。ジムの形態や経験値によってプロへの指導が中心であったり、アマチュアへの指導が中心であったりと違いはありますがまずしっかりとした指導ができなければボクシングインストラクターは務まりません。
初めは先輩インストラクターの指導方法を勉強しながら自分の指導方法を確立するのがいいでしょう。プロとアマチュアでも指導方法は異なってきます。インストラクターは毎日が勉強で、ジム利用者と共に成長していく必要があります。また、前述したように、ボクシングの指導だけでなくボクササイズの指導も行います。ダイエット目的で入会する女性も多くなっているので、女性のダイエットへの知識も不可欠になりつつあります。
事務作業
大手のジムでは事務作業全般を専門にする人がいますが、多くのボクシングジムではインストラクターが事務作業をする必要があります。入会の受付や書類の作成などです。数字の計算もしなければならないかもしれません。多くのインストラクターがそういった作業を苦手としていますが、事務作業も大切なインストラクターの仕事の一つです。
掃除
掃除もボクシングジムの大切な仕事の一つです。前述したように、女性のボクシングジム利用者が増えているため、利用者の促進を狙うためにはジムを清潔に保つ必要があります。しかし、それだけではありません。ボクシングの練習では非常に汗をかきます。そして、その汗で滑って選手や利用者が怪我をしてしまえばボクシングジムとしても、インストラクターとしても痛手です。ジムがオープンする前だけでなく、練習中も練習後も汗を拭くなどの掃除は常に必要です。
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4)ボクシングインストラクターに関するQ&A
【Q1】未経験からでもインストラクターを目指せますか?
ボクシングの指導を目指すのであれば、未経験でのインストラクターは難しいといえます。やはり、競技経験がないインストラクターでは信頼性も得られにくいでしょう。しかし、ボクシングのインストラクターは無理かもしれませんが、ボクササイズのインストラクターであれば未経験でも目指せます。ボクササイズのインストラクターも経験者が多いのは事実ですが、競技ではなくエクササイズなので学ぶ気持ちをしっかり持てれば未経験からでも問題ありません。
【Q2】ボクシングインストラクターとして気をつけることはありますか?
ボクシングインストラクターは体力勝負です。ボクシング経験者が大半なので体力はあるかもしれませんが、多くの利用者の指導を1日中するのは予想以上に疲れます。また、競技をしていた頃の体力とは別の疲れ方をします。インストラクターとしての体力をつけること、つけた体力をキープする必要があります。
【Q3】ボクシングインストラクターの給料はいくらくらいですか?
大手のボクシングジムですと給料も一般企業と同じくらい出るのかもしれませんが、多くのジムではボクシングのインストラクターは交通費+少しばかりの手当しかいただけないようです。なので、多くのボクシングのインストラクターは他の仕事をしています。それこそ、フィットネススタジオでボクササイズの指導を行っている方もいます。お金のためではなく、選手を育てたい、好きなボクシングに携わりたいというやりがいの部分が大きい仕事です。
・多くのボクシングジムは経営が危ぶまれており、女性会員の増加を狙いエクササイズにも力を入れている
・ボクシングインストラクターを教えるだけなら資格は必要ではない
・ボクシングインストラクターになるにはボクシングの経験が必要で、未経験の人はボクササイズのインストラクターであれば目指せる
以上の事を主にお伝えさせていただきました。そして、ボクシングインストラクターの主な仕事内容が「ボクシングの指導・事務作業・掃除」であることも解説してきました。とりわけ、掃除が重要であることもご理解いただけたと思います。今回の記事を参考に、ボクシングインストラクターという仕事への理解が深まったのではないでしょうか。
ジムインストラクターとして実際に働くとなると、どんな目的でどんな環境で働くのかが大事になってきます。
あなた自身に最適な環境を選び、目的をしっかり持ってトレーナーとして活躍してください。