【資格まとめ】エクササイズ関連の6種類の資格は何が違う?
日本では日常の生活の中にスポーツを取り入れる人も多く、インストラクターの仕事は需要も増えています。今回は6種類の人気エクササイズについて、基本情報からインストラクターになるための近道になりそうな、オススメの資格についてご紹介します。
1)エクササイズとは?
エクササイズとは、英語で「運動」や「練習」などの意味で、日本では身体能力や健康の維持・強化を目的とした運動の総称のことを言います。美容・健康・ダイエット・趣味・ストレス解消を目的にウォーキング・エアロビクス・ヨガ・水泳などさまざまなスポーツを行います。
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2)インストラクターとは?
エクササイズの資格を保有し、仕事にするインストラクターは、一般的にスポーツジムやフィットネスクラブで利用者の指導をするアドバイザーのことを言います。スポーツクラブに所属するほか、フリーとして複数のクラブをかけ持ちし、レッスンを行うインストラクターもいます。
日本人の健康志向は年々上昇し、日常生活にスポーツを取り入れることが好まれています。また、ジムなどでトレーニングを楽しむ人も増えており、スポーツインストラクターへの期待も高まっています。
3)民間資格取得が効果的
スポーツインストラクターの資格は国家資格ではありません。そのため誰でもインストラクターになることができます。ただ、エクササイズを教えるためには必要水準の知識や技術は必要です。体や運動についての科学的な知識を身につけるためにも民間資格の取得をオススメします。
4)注目のエクササイズ資格を紹介!
現在日本のエクササイズにはさまざまな種類があり、その種類ごとに団体や個人などの民間資格があります。エクササイズを教えるインストラクターになるためには、資格を取得することが近道になります。今回はその中から、バレエ・トランポリンエクササイズ・産後エクササイズ・骨盤エクササイズ・キックボクシング・シニアエクササイズのインストラクターのなり方を紹介します。
5)6種類のエクササイズと資格を比較!
では、6種類のインストラクターとそのインストラクターになるおススメの資格についてご紹介します。
バレエ
(1)バレエとは
バレエは主に西ヨーロッパ地域で成立し広まった、舞台的舞踏です。バレエは大きく分けて幻想的な世界を舞台にした物語を踊る「ロマンティック・バレエ」、ジャンプや回転などの技術面を重視する「クラシック・バレエ」、トウシューズを履かず好きな衣装を着る自由で個性的な「モダン・バレエ」の3種類に分類されます。
(2)バレエインストラクターのオススメ資格
バレエ講師として必要な知識と経験を身につけるために、日本バレエ教育者協会が発行する「日本バレエ教育者協会認定教師」「バレエ教育指導士」を取得することをおすすすめします。ベーシックコースの7日間でのカリキュラムで受講することができます。
トランポリンエクササイズ
(1)トランポリン エクササイズとは
アメリカを中心に人気のエクササイズです。簡単なのに高い運動効果が得られるため、ダイエットに取り入れる女性が多くおり、音楽に合わせてワークアウトするトランポリンエクササイズ専門のジムも展開しています。
(2)トランポリンインストラクターのオススメ資格
プロトランポリンパフォーマー長崎俊侑さんが考案したトランポフィットネスアドバイザーは、DVDの映像講座をお手本にしながらご自宅で運動効果の高いトランポリンワークアウトを実践して取得する資格です。
教材費には折り畳み式のトランポリンも含まれているため、すぐに受講可能です。
産後エクササイズ
(1)産後エクササイズとは
産後の女性を対象とした体力の低下と体型の崩れを改善に役立つエクササイズです。産後の身体でも無理せず継続しやすい内容になっています。
(2)産後エクササイズインストラクターのオススメの資格
JMFA マタニティビクスインストラクターは、妊娠・出産・産後・更年期といった女性特有のライフステージに合わせた運動指導を行います。赤ちゃんと一緒にエクササイズを受講するコースもあります。ママヨガwithベビー講義は3日間のカリキュラムで、受講料は異なりますが非会員の方でも受講が可能です。
骨盤エクササイズ
(1)骨盤エクササイズとは
骨盤矯正エクササイズとは日常生活のなかで歪んでしまいやすい骨盤の位置を楽しく正しい位置に戻すサポートを行い、フィットネスクラブでの関心も高まっているエクササイズです。自宅で手軽にできるトレーニングもありますが、専門の教室に通うことでより理解が深まります。
(2)骨盤エクササイズインストラクターのオススメ資格
・ビューティ・ペルヴィス ベーシックインストラクター
スタジオ・ヨギーエグゼクティブ・ディレクター のkyoさんが開発した骨盤を中心に、解剖学・生理学・整体学など身体についての基本情報をさまざまな角度から学び、全身を調節するプログラムの指導資格です。全25時間のベーシックコースは、東京のほかに札幌・名古屋・福岡で開催しています。
・ペルビック・ストレッチインストラクター
インストラクター松永尚子さんが考案した、身体の中心となる骨盤をメインに、身体のゆがみをセルフトレーニングで解消するエクササイズの指導資格です。東京で通常4回にわけて行う骨盤ストレッチ指導者セミナーを、2日間で短期集中して行う集中セミナーは遠方の方にも人気です。
キックボクシング
(1)キックボクシングとは
キックボクシングとエクササイズを組み合わせたもので、運動が苦手な方にも高い運動効果が期待できます。ダイエット効果やミットを打つ・蹴るといった動作でストレス解消につながると若い女性を中心に人気のエクササイズで、都内にも専門のジムが多く存在します。
(2)キックボクシングオススメ資格
KICK FIT︎トレーナーは、プロ総合格闘家池本誠知さんが考案した、格闘技の動きとトレーニングの要素をミックスさせた、より機能的で効果的な資格です。自宅で受講ができ、受講時間は全12時間です。
シニアエクササイズ
(1)シニアエクササイズとは
高齢者向けのエクササイズで、足腰の弱い方や怪我・病気をしていても安全に行えます。筋力の衰えを防ぎ、病気の治りや予防に効果的です。
(2)シニアエクササイズのオススメ資格
高齢者体力つくり支援士は、公益財団法人体力つくり指導協会が発行した資格で、高齢者の健康づくりのために、運動を通じて専門的にアドバイス・サポートします。高齢者指導の基本的内容を学ぶ「連続受講コース(5日間)」は、主に横浜で開催しています。
NESTAが発行するシニアフィットネストレーナーは、シニア向けに快適な暮らしを支えるトレーナーを育てます。現場ですぐに使える指導法を身につけることができます。2日間、全16時間のカリキュラムで、東京・名古屋・大阪で受講できます。
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6)エクササイズ資格に関するそのほかのQ&A
ここまでインストラクターについて紹介してきましたが、Q&Aを通してさらに理解を深めてみてください。
【Q1】スポーツインストラクターにふさわしい人は?
スポーツインストラクターになるためには、まずスポーツが好きなことが第一条件です。そして教えることに苦労を感じず、優しく世話好きで心身ともに健康であることが求められます。また、アドバイスするスポーツに関しては、一定水準以上の知識や技術を持ちましょう。
【Q2】通学コースと短期集中コースでは学べる内容が違うのですか
いいえ、違いはありません。通学コースはじっくり学ぶことができ、短期集中だと時間の都合がつきやすい特徴があります。自分に合ったコースを選んでみてください。
【1】インストラクターはスポーツジムやフィットネスクラブで利用者の指導をするアドバイザー
【2】必ずしも資格は必要ないが、エクササイズを教えるためには必要水準の知識や技術が必要なため資格取得はオススメ
【3】団体などが発行する資格は料金や受講内容がそれぞれ異なるため比較してから選ぶことがオススメ
【4】スポーツインストラクターには教えることに苦ではなく、世話好きな人に向いている
<参考URL>
【jF-wORK】
【資格広場】
【ダンスオデット】
【日本バレエ教育者協会】
【ヒューマンアカデミーライフスタイル】
【JWI OFFICIAL WEBSITE】
【JMFA】
【beauty pelvis】
【Lineabeau】
【高齢者体力つくり支援士】
【NESTAJAPAN】