インストラクターの仕事内容を赤裸々解説!代表的な3つとは
インストラクターという仕事を知っていますか。その名前を知っていても、具体的な仕事内容となると、意外にも正確に分かっている人は少ないかもしれません。では、インストラクターとはどんな仕事をするのでしょうか。その内情も見てみましょう。
1)インストラクターという仕事
インストラクターとは、スポーツなどについて一定以上の能力や知識、技術を持って指導を行う職業です。具体的には、科学的根拠を持ったトレーニングメニューにを作成し、必要な器具などの使い方を指導しながら、利用者のレベルに応じて安全に、様々な面から利用者の目的を達成できるようサポートします。
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2)赤裸々インストラクターの仕事内容3種
インストラクターといっても、様々な種類があります。スポーツ系に限ってみても、水泳インストラクターやエアロビクスインストラクター、子供向けサッカー教室、ダンススクール、ヨガスクール、スキーなどがあります。今回はその中で「水泳」「エアロビクス」「ジムインストラクター」の3つの仕事で、実際に働いている方の声をご紹介します。
水泳インストラクターの場合
「30代で、高齢者と幼児向けに水泳の指導をしています。簡単なウォーキングを始めとして、水中ストレッチなどを行うことによって、健康維持を目的にしたプログラムを組み立てています。幼児の場合は、水深の浅いプールでビート板を使った泳ぎを教えることで、水に慣れて泳ぐことが楽しいということを覚えてもらっています。
最初は水を怖がっていた子供達が、徐々に水に慣れ始めて、水の中にいる事を楽しむ姿が見られるようになるところに、とてもやりがいを感じています。本当に応援したくなります。」(水泳インストラクター/30代)
エアロビクスインストラクターの場合
「自分自身が体を動かすことが大好きで、インストラクターになりました。空いた時間には、併設しているスポーツジムで、マシーンの使い方を説明したり、利用者のトレーニングプランの組み立てについてアドバイスしたりしています。楽しく仕事に取り組めています。」(エアロビクスインストラクター/20代)
ジムインストラクターの場合
「インストラクターと言えば、ジムの利用者に対して指導するのが主な仕事だと思っていました。でも指導以外の仕事がとても多いんですね。まずは、スポーツジムの掃除。利用者の方に気持ちよく使ってもらうために、欠かせないことですけど、この掃除はインストラクターがやっているんです。
トレーニング中は汗を沢山かきますから、利用時間の前後にしっかりと行います。トレーニング機器の掃除を行うことで、同時に機器のチェックもできるため、利用者の安全のためにも欠かせません。実は良いインストラクターほど、しっかりと掃除をするんですよ。加えて、事務仕事にも時間を割いています。利用者のトレーニングメニュー作成やトレーニング記録をつけるのはもちろん、入会や退会の処理も僕たちの仕事です。
またインストラクターは利用者のモデルにならなきゃいけません。筋肉のない細い体や、ぽっちゃり太っているトレーナーから教わりたくないでしょ。インストラクターにとっては、筋トレは楽しんでできるくらいでないといけませんよね。」(ジムインストラクター/30代)
3)気になる?トレーナーの収入リアル
インストラクターといっても、様々な種類があるため収入も一定ではありません。そこで一つの例からインストラクターの収入を見てみましょう。ジムインストラクターの場合です。まずジムインストラクターの収入は働き方によって大きく変わります。大きくは、スポーツジムに就職している正社員や契約社員の場合、そしてフリーのインストラクターとして活躍する場合です。
まずスポーツジムに就職した場合を見てみましょう。スポーツジムには、いわゆる一般的なジムもあれば、高級パーソナルジムまで、利用者のニーズに応じて様々な種類があります。20代うちには大きく収入の差はありません。月収が16万円〜22万円程度です。年収で見ると300万円弱くらいになります。これに加えてパーソナルジムでは多くの場合、インセンティブが支払われます。実は正社員として雇用されるケースは、あまり多くありません。
その場合、契約社員やアルバイトとして働くことになります。時給は800円〜1,500円程度が相場です。次にフリーのインストラクターの場合を見てみましょう。フリーのインストラクターの場合、個人の能力で大きく収入に差が出てきます。いわゆる人気商売です。一概には言えないのですがレッスン一回で3,000円〜5,000円の収入を得ることができます。もちろん人気が高まれば、レッスン一回で10,000円以上の収入を得ることも可能です。
人気が更に上がっていけば交渉次第で収入を、どんどんアップすることができます。しかし注意点として、交通費や施設使用料などの負担があるため、経費を差し引いた収入で見るようにしましょう。もし充分に人気が出れば、マンションの一室を利用して自分で開業することも検討できます。そうすれば、施設使用料を支払う必要もなくなります。
4)インストラクターをやってて良かったこと
インストラクターをやっていて良かったこととは何でしょうか。インストラクターの意見として最も多かったことは、「感謝される」ということです。利用者が、中々できなかったことができるようになると、笑顔で感謝されるそうです。そんな時は疲れも忘れるほど嬉しいという事です。
その時の笑顔を見るため、感謝の言葉をもらうためにやっているといっても過言では無いでしょう。また、スポーツジムは色々な人が利用します。その利用者の幅広さは、オフィスで仕事をしていたのでは出会えない人たちとの人脈を作ってくれます。そのため人脈の広がりもインストラクターをやっていて良かったこととして挙がります。特にコミュニケーション能力の高い人は、その恩恵を受けることができますし、そうで無い人もコミュニケーション能力を磨くことができます。
5)インストラクターをやってて辛かったこと
インストラクターに限らず、仕事をしていれば辛いことは必ずあります。そんな中でも、インストラクターならではの特徴的な辛さとは何でしょうか。実はインストラクターの仕事をやっていて辛かったことのNo.1は給料の安さです。将来に不安を抱いてしまうと言うのも同じ理由です。普通に指導を行っているだけでは、中々収入が増えないという実態があります。
しかし、自分のスキルを高めることで収入アップを目指すことは可能です。また、インストラクターは体が資本の仕事です。そのため、体調が悪いときには、どうしても仕事が辛くなります。また、人数が限られている施設だと代わりも利かないため、無理してでも仕事をすることになります。でもそんな時でも利用者に対しては、笑顔で接する必要があります。肉体的・精神的にもコンディションを保ち続けなければならない仕事です。
先ほど挙げた将来に不安を感じるという点では、その不安を解消するため、フリーになったり独立開業したりということを目指す人もいます。フリーや独立開業をすることで、大きく稼ぐことができるチャンスが広がることは確かです。しかし、逆に全く収入が無くなってしまうリスクも同時に抱えてしまいます。将来への不安を解消するために独立したはずが、かえって不安が増してしまった、という場合もあるのです。
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6)インストラクターの仕事に関するQ&Aコーナー
ここではインストラクターの仕事内容やなり方、必要なスキルについての質問にお答えしていきます。
【Q1】インストラクターは副業できるの?
インストラクターの収入は一般的に決して多くは無いため、副業をして少ない収入を少しでも増やそうと考えるかもしれません。実際に、副業をしているインストラクターも多くいます。しかし、正社員として雇用されているインストラクターの場合は、注意しましょう。企業によっては、規定で副業禁止となっていることがあるからです。本業の方に支障がでないように必ず、所属する企業に確認をした上で、副業を行う様にしましょう。
【Q2】インストラクターとしてスポーツ以外に仕事で必要なこと?
インストラクターとしてスポーツ以外に必要な仕事は何でしょうか。まず、怪我の予防が大事です。トレーニングメニューも必要な負荷を掛けつつ、過度な運動で怪我をしない内容で組み立てる必要があります。また人と接する仕事である以上は、接客業です。利用者に気持ちよく時間を過ごしてもらうように心掛ける必要があります。更には、利用者の悩みを聞いてあげる心のケアにも気に掛ける必要があります。
【Q3】インストラクターになるにはどうすればいいの?
実は、スポーツのインストラクターになるのに特別な資格が必要なわけではありません。しかし、一般的にスポーツインストラクターになる方法というのはあります。まず大学や専門学校でスポーツもしくは身体について学びます。その上でスポーツジムやフィットネスクラブに就職するという方法です。いきなりフリーで活躍することを目指す人もいますが、どうしても経験が浅いと独立しても成功は難しくなります。
【参照】
エン転職(https://employment.en-japan.com/)
CareerGarden(http://careergarden.jp/)
TOWN WORK(https://townwork.net/tokyo/)
マナラボ(https://docoic.com/)
総合学園ヒューマンアカデミー(https://ha.athuman.com/)