女性に人気のヨガですが、最近では子供向けのキッズヨガというプログラムも多くあります。

そんなキッズヨガのインストラクターになるにはどうすればいいのでしょうか。資格は必要か、どのように資格を取ればいいのか、この記事のそんな疑問を解決していきましょう。

1）そもそもキッズヨガってなに？普通のヨガとはなにが違う？

この章では、キッズヨガについて簡単に紹介します。具体的には、キッズヨガと大人向けのヨガの違いやキッズヨガで得られる効果、キッズヨガを始める年齢についてです。まずは、キッズヨガの基本を知りましょう。

大人向けのヨガとの違いは飽きさせないこと

キッズヨガも大人向けのヨガも呼吸や自分の心と向き合うという前提に違いはありません。それを達成するためのプロセスが大人向きのプログラムか子供向きのプログラムかということです。

例えば、大人向けでは1時間～1時間半のコースが主流ですが、キッズヨガは集中力も考えて30分～60分に設定されていることが多いです。また、動きも大人向けはゆっくりじっくり行うことが多いですが、キッズヨガは飽きさせないためにいろいろな動きを多く行います。

キッズヨガで得られる様々な効果

キッズヨガを通して様々な効果を得ることが出来ます。身体的柔軟性、バランス感覚、運動不足、肥満の予防・解消はもちろんのこと、自分自身の心と向き合うことで精神的安定にもつながります。

キッズヨガの多くは3歳から始められる

キッズヨガを始める年齢に決まりはありませんが、3歳～というクラスが多いです。3歳くらいになると先生のポーズを真似することが出来るようになってくるのでそういった年齢設定にしていることが多いのでしょう。

トレーナーエージェンシーでは、

・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い

などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。（内容の一部を先んじて見せちゃいます！）

下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。

ダウンロードはこちら

２）キッズヨガインストラクターになるために資格は必要？

キッズヨガインストラクターに資格は必要かと言われれば、資格は必要ではありません。というのも、キッズヨガインストラクターになるための資格が存在しないからです。とはいえ、自己流でキッズヨガを教えるのはお勧めしません。

各ヨガの団体が提供するカリキュラムを修了することで、その団体のキッズヨガプログラムを教えることが出来るようになります。こうした教室に通い認定証＝資格を取得することが、キッズヨガインストラクターへの近道といえるでしょう。

3）キッズヨガインストラクターの養成講座とは

では、この章ではキッズヨガインストラクターの養成講座がどのようなものかを解説していきます。皆さんが気になる受講費用はもちろん、受講期間や受講内容についておおよその数字を出します。

キッズヨガインストラクターになるためにどの程度の費用や時間がかかるのか参考にしてください。

受講のための費用

受講のために費用は各団体で様々ですが5万円～10万円というところが多いようです。また、「basicコース」「advanceコース」のようにコースが分かれていることもあるので、自分が必要とする知識や技能を習得するにはどの程度の費用がかかるのか、各団体に確認しておく方がいでしょう。

受講期間

受講期間も各団体やコースによって変わってきますが、基本的な講座ですと3日～5日程度のようです。なかには1日というものもありますが、キッズヨガならではの動きや教え方の基本を学ぼうと考えれば最低でも3日は通った方がいいでしょう。

受講内容

• 子どもの発達と成長
• ヨガ哲学
• 呼吸法
• 指導テクニック
• キッズヨガポーズ
• クラスの作り方や指導法

教室では、上記のようなカリキュラムで、ヨガについての基礎知識や子供へのヨガの指導法を学びます。

同時に、教室では発育が著しい子どもの発達と成長についても学ぶことで、安全で楽しいキッズヨガを伝えられるようになるのです。

4）キッズヨガの代表的講座！3つを比べてみました

これまでキッズヨガについてや、キッズヨガインストラクターの養成講座について説明してきました。

ここからは、3つの代表的な講座、「ヨガ・インスティテュート」「Studio+Lotus8」「Arati」の講座を比較していきます。どの養成講座に通うか迷っている人は、ぜひ参考にしてください！

ヨガ・インスティテュート

「ヨガ・インスティテュート」には3日間コースと5日間コースがあり、3日間コースは「全21時間」、5日間コースは「全35時間」です。

講座を修了すると3日間コースではキッズヨガ・ティーチャートレーニングコース修了証を授与、5日間コースではスタジオ・ヨギー公認キッズヨガ　インストラクター認定証が授与されます。

注意点としては、受講資格として「ヨガに関してある程度の知識・経験がある方」「子どもと接する仕事をされている方、またそれに興味がある方」とあります。

Studio+Lotus8

「Studio+Lotus8」には初級・中級・上級と３つのコースがあります。キッズヨガの基本を知る初球は「全8時間」中級・上級「全36時間」です。

中級・上級は同時に申し込むことで合わせて割引があります。中級を受講するためには初球を、上級を受講するためには中級を受講してから出ないと受講できないので注意してください。

このスタジオのキッズヨガ指導者養成講座は日本幼児体育学会会長の前橋明氏が監修しているのが大きな特徴です。

Arati

「Arati」にはBasicコースとAdvanceコースがあります。Basicコース「全50時間」、Advanceコース「全45時間」です。

こちらも同時申し込みで割引があります。先にBasicコースを受講する必要はなく、Advanceコースを受けてBasicコースを受けることもできます。

これは、Basicコースでは乳幼児を対象に、Advanceコースでは学童期以降の子供を対象にしているためです。

3つの養成講座を比較してみて

3つともに共通しているのが、基本的な講座を修了してから、いずれも次の講座にステップアップする必要があるということです。

自分に必要な講座を受けようと思った時に、総額と総時間はどれくらいになるのか、どのようなスキルが身につくのか問い合わせてみましょう。

また、それぞれの教室で違った特色があります。気になる講座があれば、実際に教室にヨガを受けに行ってみましょう。教室や講師の雰囲気を掴む上でも実際に体験してみるのは大切なことです。

5）キッズヨガインストラクターに求められる3つのスキル

この章ではキッズヨガインストラクターに求められる3つのスキルについて紹介していきます。3つのスキルとは、ヨガの知識、子供が好きか、相手に合わせられるかです。当たり前のように思えますがとても大切なスキルです。それぞれみていきましょう。

スキル1：ヨガの知識

当然ですがヨガの知識はなくてはならないものです。ヨガの基本的な知識、キッズヨガについての知識、そしてヨガとキッズヨガの違いについてはきちんと認識しておく必要があります。

スキル2：子供が好きか

いくらヨガの知識があり、キッズヨガインストラクターの資格を得ても子供が好きでなければキッズヨガのインストラクターは務まりません。団体によっては受講資格に、「子供と接する仕事をしている方、または興味がある方」とあります。

子供嫌いの方が進んでやるとは思えませんが、子供が苦手でも幅を広げたいからという方はいるかもしれません。しかし、子供は思った以上に難しい相手だということは忘れてはいけません。

スキル3：相手に合わせられるか

子供に「○○してください」と言っても素直に聞いてくれるかはわかりません。こちらのペースで進められることの方が少ないでしょう。

そういったことを念頭に置きながら、子供たちのペースに合わせて進めていけるかもキッズヨガインストラクターにとって重要なスキルになります。

トレーナーエージェンシーでは、

・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い

などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。（内容の一部を先んじて見せちゃいます！）

下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。

ダウンロードはこちら

6）キッズヨガインストラクターになりたい人のQ＆A

ヨガ初心者でもキッズヨガインストラクターになれるの？

初心者でもキッズヨガインストラクターにはなれますが、基本的なヨガの知識を得ておくほうがいいです。まずは、一般的なヨガのコースを体験してみてヨガの知識を得ながらキッズヨガインストラクターの資格を得るといいでしょう。

キッズヨガの資格があればどのような場所で働けるの？

ヨガスタジオやスポーツジムはもちろんの事、病院でもヨガを取り入れているところが増えてきています。大きい病院の小児科などでも需要はあるでしょう。

また、自分で開業するという場合もあります。ひとくちにキッズヨガインストラクターといっても様々なので、自分がどのように働きたいのか考えて決めていきましょう。

どういったスクールで資格を得ればいいの？

現在ヨガには多くの団体が存在し、その各団体でキッズヨガインストラクターの資格を目指せるようになっています。HPやパンフレットだけで判断せず、実際に教室を体験してから自身がいいと思う講座を受講するようにしましょう。

まとめ