クリパルヨガとは?資格取得までのステップを解説
世の中には、数多くの習い事がありますがその中でも人気なものとして「ヨガ」があげられます。しかし、一言で「ヨガ」といっても多くの種類があります。そこで今回はヨガの中でもクリパルヨガとその資格についてご紹介いたします。
1)クリパルヨガとは?
そもそもクリパルヨガという言葉を聞いたことがないという人も多いでしょう。そこで最初にクリパルヨガとは何かということについて紹介します。
クリパルヨガってどんなヨガ?
クリパルヨガは、スワミ・クリパルの教えに基づき米国を中心に世界に広がるヨガを指しています。クリパルヨガの特徴は、ヨガ八支則を踏襲しながらも独自に3つのステージ、体・心・精神と分類して、それぞれの分野を深く学んでいきます。
そのため初心者でも無理なく楽しめますし、ヨガをより深い部分まで学びたいという人にもオススメです。
瞑想による集中力の強化
クリパルヨガを行うことでメリットがいくつかあります。ここで、クリパルヨガのメリットについてご紹介します。まず、クリパルヨガのメリットとして最初に挙げられるものは、瞑想をすることによる集中力の強化ができるということです。
クリパルヨガのポーズを取っていく動きを丁寧に行うことで瞑想を得ていきますが、修練を積んでいけばいくほど、ポーズを取りながらの動きで瞑想状態を体験することができると言われています。
内観でのヒーリング効果
クリパルヨガを行うことでメリットとして次にご紹介するのは、ヒーリング効果についてです。クリパルヨガを行うことでゆっくりと自分のポーズによる感情の変化や、体内の変化を見つめていくことになりますが、その時々の自分の感情や調子をありのままに認識することができます。
これは自分の体に対して大きなヒーリングの効果となります。
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2)クリパルヨガのスクールってどんなところ?
ヨガにはさまざまな種類がありますが、クリパルヨガはまだまだ知名度はそこまで高くありませんので、スクールに通ってどんなことをするのかよくわからないという人もいます。ここでクリパルヨガのスクールで行っている内容についてご紹介します。
今回は「クリパル・ジャパン」で開催されているプログラムについてご案内します。
単発クラス
最初にご紹介するのは、単発クラスです。プログラム時間は80分のヨガと30分の瞑想を行うクラスです。
運動量やアプローチ別に用意されているので、体調や気分に合わせて選べます。
初心者から経験者まで、どなたでも気軽に始められる内容です。
シリーズクラス
続いてご紹介するのは、シリーズクラスです。プログラム時間は1回80分を3~6回行います。
何回かにわけて学ぶことができるので、ゆっくりしっかり学びたいという人にオススメのクラスです。
ワークショップ
続いてご紹介するのは、ワークショップです。プログラム時間は2時間~となっています。
ヨガや瞑想、アーユルヴェーダなどについて、テーマ別で学べる参加体験型のプログラムで気軽に参加できるのも魅力できます。
集中コース
続いてご紹介するのは、集中コースです。プログラム時間は6時間~となっています。
1日から数日をかけてじっくりと体験を深めるプログラムで、クリパルの基礎を理解したい人はもちろんのこと、クリパルの教師、いわゆるインストラクターを目指す人にもオススメです。
3)クリパルヨガのインストラクターになるには?
実際にクリパルヨガをやっていて、クリパルヨガの魅力にハマったという人も多いです。その中でも、クリパルヨガを仕事として生きていきたいと感じている人もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、クリパルヨガのインストラクターになる方法についてご紹介します。
資格を取得する
クリパルヨガに限らず、ヨガの講師をするために「この資格がなくてはダメ」というものはありません。資格がなくてもヨガの知識があればインストラクターをすることができますが、ヨガを教えるうえで基礎知識だけではなく、ヨガについて詳しい知識が必要です。
また、生徒に対してわかりやすく指導するための指導方法などをしっかり身に着けてから講師活動を始めることがオススメですので、やはり資格は取得するべきです。さらに資格を取得することで、「インストラクターとしての実力を持っている」という証明にもなりますので、生徒からの信頼を得るきっかけにもなります。
クリパルヨガスタジオへの就職活動
クリパルヨガの講師になるための専門知識を得た後は、クリパルヨガスタジオへの就職活動をします。今は、クリパルヨガスタジオの数はまだまだ少なく、求人数も多くはありませんので、なかなか見つけるのは大変だと思われます。
フィットネスジムやスポーツジムなどでクリパルヨガのクラスを開設している場合もあるので、求人探しでは、クリパルヨガスタジオだけではなくフィットネスジムやスポーツジムにも視野を広げてみることもオススメです。
独立してヨガスタジオを設立
クリパルヨガの講師として働いているうちに「自分のスタジオを持ちたい」と夢を見る人も多いです。
もし独立してクリパルヨガスタジオを持ちたいということであれば、クリパルヨガの講師としての知識だけではなく、スタジオ経営をするための知識も必要ですので、経営に関しての勉強をする必要があります。
4)クリパルヨガ教師トレーニングとは?
クリパルヨガのインストラクターになるには、資格は必須ではありませんが講師活動を行う上でやはり、資格はあった方が心強いです。ここからは、クリパルヨガのインストラクターの資格を取得できる「クリパルヨガ教師トレーニング」についてご紹介します。
クリパルヨガ教師トレーニングとは?
ヨガの資格もさまざまありますが、最も有名なもののなかに全米ヨガアライアンスが認定しているライセンスがあります。
クリパル・ジャパンでは、全米ヨガアライアンスからの認定だけでなく、米国クリパルセンターが認定する「クリパルヨガ教師トレーニング(YTT)」を中心に、各種の専門トレーニングを開催しています。
クリパルヨガ教師トレーニングには、ヨガアライアンス(YA)認定の基礎トレーニング(200時間)とアドバンス・トレーニング(300時間)の2つがあり、どちらを修了しても「クリパルヨガ教師」として米国クリパルセンターより認定されます。
基礎トレーニング
クリパルヨガ教師になるための2つのトレーニングがあります。ここからはその2つのトレーニングについてご紹介します。
最初にご紹介するのは、基礎トレーニングです。基礎トレーニングとは「200時間クリパルヨガ教師トレーニング」です。200時間の間にヨガアライアンスの規定に基づいたヨガ教師としての基礎を習得します。
このプランの特徴は、ヨガ教師としての基礎だけではなく、クリパルヨガの本質とその指導法を基本から最も確実に習得できることです。
アドバンス・トレーニング
続いてご紹介するのは、アドバンス・トレーニングです。アドバンス・トレーニングとは、「300時間クリパルヨガ教師トレーニング」です。
アドバンス・トレーニングは、基礎トレーニングであるヨガアライアンス認定200時間トレーニング修了者が、さらにヨガの体験を深め、専門分野を習得するためのトレーニングです。4つのモジュールを履修することで合計300時間を修了すると、米国クリパルセンター公認ヨガ教師(500時間)として認定されます。
ここまでご紹介した、200時間・300時間クリパルヨガ教師トレーニングを修了すると「クリパルヨガ教師」としての公認資格がクリパルセンターから与えられます。
5)クリパルヨガのインストラクターに向いている人って?
ここまで、クリパルヨガやクリパルヨガのインストラクターになるための資格についてご紹介しました。ここで、クリパルヨガインストラクターに向いている人についてご紹介します。
コミュニケーションが取れる
ヨガのインストラクターとして、生徒とのコミュニケーションを取る場面は必ずあります。また、ヨガのスクールに通う人は、趣味でヨガを行っているので、ヨガのスクールは楽しいと感じることができる場でなくてはなりません。
生徒としっかりとコミュニケーションを取ることで、生徒が何を目標にしてクリパルヨガを行っているのかといったことについて知っておく必要があります。
勤勉であること
ヨガの世界は奥深く、それはクリパルヨガにも言えることです。
インストラクターとして生徒にクリパルヨガのことを教えるうえで、インストラクターはスクールにいる誰よりもクリパルヨガの世界を深く知っておく必要があります。
インストラクターの資格が取得できたところがゴールではなく、インストラクターとして働いている間も常に学び、生徒にクリパルヨガの魅力を伝える事が仕事になります。
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6)クリパルヨガについてのQ&A
ここまで、クリパルヨガついてご紹介しましたが、まだまだ分からないことがあるという人もいます。ここでは、クリパルヨガについてのQ&Aについてご紹介します。
【Q1】 体が硬いんだけどクリパルヨガの先生になれますか?
ヨガのアーサナ(ポーズ)は体の歪みを矯正することで柔軟性を高めます。自分自身ヨガをしていくうちに体も柔らかくなることが期待できますが、体が硬いとヨガのインストラクターとして働くのは少しきつく感じることがあるかもしれません。
しかし、体が硬くても体を柔らかくするためにトレーニングを欠かさず行うことで、体の柔軟性を鍛えることもできますのでご安心ください。
【Q2】ヨガインストラクターの収入ってどのくらい?
ヨガインストラクターとして働きたいと考えたときに気になるのが、やはり収入ですよね。一般的な正社員のヨガインストラクターの年収は、250万円~400万円程度であるといわれています。しかし、所属するスポーツジムやフィットネスクラブによっても異なりますし、レッスン数や自分自身の知名度・実績・経験などによっても異なります。
またフリーランスだと、さらに個人差が出てきます。
スポーツジムやフィットネスクラブに所属するとしても、フリーランスとして働くことになってもレッスン数が多ければ多いほど収入が増えやすくなるというシステムは同じです。
今回は、クリパルヨガやクリパルヨガインストラクターの資格についてご紹介しました。これからヨガに対して注目する人も多くなることが予想されますので、クリパルヨガにも注目が集まる可能性があります。
ぜひ、クリパルヨガが好き、人に教えることが好きという人はクリパルヨガのインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか?
<参考>
・クリパルヨガ教師トレーニング