マタニティヨガに関する4つの資格と、受講すべきオススメポイントを紹介
近年、妊婦の産前産後の運動として注目を集めているマタニティヨガですが、マタニティヨガとは一体どのようなものなのでしょうか。そして、マタニティヨガのインストラクターになるために資格は必要なのでしょうか。詳しく解説していきます。
1)そもそもマタニティヨガって何?
マタニティヨガとは、妊婦にも無理なくできるゆっくりとした動きの有酸素運動で、妊娠中の精神、肉体、呼吸を整え、心と身体の安定を目指すものです。呼吸に合わせ、ヨガ初心者や大きなお腹でもできるようなポーズ(アーサナ)で構成されており、お腹の赤ちゃんと一緒に楽しめるようになっています。
最近では産婦人科でもマタニティヨガの講座を開いていることがあるほど一般的になっています。
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2)マタニティヨガがもたらす3つの効果
では、マタニティヨガを行うことでどのような効果があるのかをみていきましょう。
効果1:妊婦の不快症状を和らげる
マタニティヨガを行うことにより、肩こりや腰痛、便秘、足をつるといった妊婦によく起こる症状の予防、改善に効果があります。妊娠中は何かとストレスがかかるので、こういった不快症状は少しでも和らげたいものです。
効果2:意識的に力を抜くことができる
ヨガは呼吸のイメージがあるかもしれませんが、マタニティヨガを行うことで呼吸法が身につき自分で意識してリラックスできるようになります。緊張状態が続く出産の時にリラックスできるというのは大変重要なことです。出産は緊張と緩和の繰り返しになりますが、緩和を意識的に深く行うことがスムーズなお産につながることがあります。
効果3:産後の回復が早い
出産は非常に体力を使います。しかし、出産の時も出産後も意識してリラックス状態を作ることにより出産後の回復が非常に早いという効果もあります。出産前後の体力低下は重要な問題ですので、これもマタニティヨガの見逃せない効果です。
3)マタニティヨガはいつからできるのか?
マタニティヨガができるのは多くのスタジオで妊娠16週以降となっています。妊娠初期は流産の危険性が高まることもあって運動自体控えるようにする必要があるため、16週からということになります。しかし、16週が来ても担当医師の許可が出なければマタニティヨガを行うことはできません。担当医師の判断のもと行わなければなりません。
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4)マタニティヨガの資格ってどんなもの?
マタニティヨガのインストラクターになるのに資格は必要?
では、本題でもあるマタニティヨガのインストラクター資格についてですが、マタニティヨガのインストラクターは国家資格ではないため資格がないとできない仕事ではありません。
しかし、なんの資格もいらないからといってお腹に赤ちゃんもいるのにそんな人に体を預けたい人はいないと思います。マタニティヨガのインストラクターとして活動するのであれば、絶対に必要ではないと言っても資格を取得しておく方がいいでしょう。
妊婦を相手にするので医療の専門知識も必要になる
通常のヨガの知識に加え妊娠・出産の知識に加え、生理学や産科学、応急処置などの専門的な知識も必要になります。マタニティヨガインストラクターになりたいという人はそう言ったこともしっかりと学べるインストラクター資格を取得することをお勧めします。マタニティヨガのインストラクター資格はいくつかあるので、今回はその中からしっかり学べるところを紹介したいと思います。
5)おすすめマタニティヨガのインストラクター資格4選
オススメ1:一般社団法人日本マタニティフィットネス協会
1つ目は、一般社団法人日本マタニティフィットネス協会が開いているマタニティヨガ認定インストラクター養成講習会です。マタニティフィットネス理論や女性生理学・産科学などマタニティヨガに必要な基礎をしっかりと学ぶことができます。
また、マタニティフィットネス全般に興味のある方は、ヨガだけでなくその他にも多くのフィットネスを開講しているというメリットもあります。期間は認定試験を含めて6日間で、受講料は会員と非会員で異なります。
オススメ2:ヨガジェネレーション
2つ目は、東京と大阪にスタジオがあるヨガジェネレーションのマタニティヨガ指導者養成講座です。講師は経験豊富なオーストラリア人で、海外の講師だからこそ学べる情報が多くあります。参加対象として、ヨガを1年以上経験している方、もしくは看護師・助産師として働いている方やヨガ講師もしくはヨガ講師になるためのトレーニングをしている方とあるので少しレベルの高い講座かもしれません。
この講座の最大の特徴は、全米ヨガアライアンス認定(RYT85)のマタニティ講座であることで、世界基準で認められた知識やスキルが学べる点にあります。期間は3日間で受講料が掛かります。その他課題図書の購入も必要になります。
オススメ3:yoggy institute
3つ目は、yoggy instituteのyoga for two マタニティヨガ・インストラクター養成コースです。講師は全米でも高い評価を受けているメアリー・バーンズ氏が担当しており、バーンズ氏の独自のアプローチを短期間で学ぶことができます。
ヨガの基本である呼吸法やポーズはもちろんのこと、マタニティヨガに必要な解剖学や産前産後のケアがしっかりと学べるプログラムになっています。また、インストラクターとして重要な指導法もカリキュラムに含まれています。期間は5日間で、受講料が必要です。また、別途必須課題ワークショップ、ならびに課題図書の購入も必要となります。
オススメ4:ヨガヴィオラトリコロール
4つ目は、ヨガヴィオラトリコロールのマタニティヨガインストラクター資格コースです。今回紹介する中では最安値のコースですが、妊婦向けのポーズや呼吸法はもちろん、女性生理学や解剖学もしっかりと学ぶことができます。また、このマタニティヨガインストラクター資格コースは全米ヨガアライアンス認定500時間ヨガインストラクター資格(RYT500)に充当されるので、この資格の取得を目指す人にとってはプラスになります。
期間は3日間で、テキスト代込みの受講料が必要です。今回紹介する中では最安の受講料ですが、内容は充実しています。また、東京、大阪、名古屋、福岡と場所が多く選べるのも嬉しいポイントです。
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6)マタニティヨガの資格に関するQ&A
【Q1】マタニティヨガのインストラクター資格は妊婦でも受講できるの?
スタジオによって異なりますが、多くのスタジオでは安定期に入り担当医師の許可があれば受講可能な場合が多いです。ただし、体調管理は自己責任ですので無理はしないようにしてください。詳しくは、受講予定のスタジオに問い合わせてみてください。
【Q2】マタニティヨガのインストラクター資格を取得するには医療資格が必要?
医療資格がなくても受講可能です。講座の中にマタニティヨガの指導をする上で必要な生理学や産科学の基礎授業があります。そこでしっかり学べば問題ありません。逆に言えば、受講内容の中にそう言った生理学や産科学の授業がないような資格コースは受講してはいけません。
【Q3】マタニティヨガのインストラクター資格を取得すればすぐに働けますか?
ヨガスタジオでクラスを持ちたいのであれば、インストラクターを募集しているスタジオでオーディションを受け合格しなければなりません。しかし、ヨガスタジオの場合はマタニティヨガのインストラクター資格だけでは難しいでしょう。それは、ヨガのインストラクター資格を取得した上でマタニティヨガのインストラクター資格を取得するという人が多いからです。
しかし、自分自身でレッスンを立ち上げて自宅や地域の公民館などを借りて開講することはできます。また、産婦人科医や看護師さん、助産師さんはお勤めの病院で開講することができます。自身の病院でマタニティヨガのクラスを開講している病院は増えています。
今回はマタニティヨガ、マタニティヨガのインストラクター資格について解説し、その上でお勧めの資格コースを紹介してきました。
マタニティヨガの資格コースはそれぞれに特徴があるので、この記事を参考にし、さらに詳しく調べて自分に合うものを探してください。少しでも気になることがあれば、そのスタジオに問い合わせて納得した上で受講するようにしましょう。
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