筋トレに関する資格とは?取得するメリットや活かせる職種・仕事を解説!
最近、健康ブームや筋トレブームが日本にも訪れています。
一般の方がパーソナルトレーニングを受けることが当たり前になり、健康に対して投資をする方が急増しています。また、ボディビルダーほど筋肉を大きくするのではなく、健康的な身体を目指す方向けの大会も出てきました。
上記のような筋トレ需要の増大に合わせて、パーソナルトレーナーを目指す方も増えてきました。そこで今回の記事では、パーソナルトレーナーを目指す方や既に筋トレの指導に従事している方におすすめの資格をご紹介させて頂きます。
資格を取得することで指導レベルが向上する
筋トレを指導する方が資格を取得するメリットは、正しい科学的根拠に基づいた知識を得ることでお客様の体感する効果が上がることです。
後述するNSCA-CPTのような資格のカリキュラムには、筋トレを通じて人体を変えるために必要な知識である、生理学・解剖学・栄養学の内容が体系的に含まれているます。
こうした知識を元に科学的根拠に基づいた筋トレ指導を行うことで、自己流でトレーニングをする以上に大きな効果を見込めます。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
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・おすすめの資格
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筋トレに関する仕事にオススメの有名資格5種類
筋トレの知識を高めるための体系的な知識を学べる代表的な資格が5つあります。
これらの資格をプロのトレーナーが取得することを想定したハイレベルな資格に分類されるため、ハイレベルな知識を得ることで自身の筋トレ知識をより高めることができます。
・NSCA-CPT
・JATI-ATI
・NESTA-PFT
・JSPO-AT
・筋トレインストラクター
以下にて上記記載の5つの資格について詳しく見ていきましょう。
おすすめの資格1:NSCA-CPT
NSCAを取得することで、今までの自分の筋トレ経験を科学的に説明できる知識を得ることができます。筋トレをすることで筋肉が増えて身体が変わっていくことを、きちんとした科学的な根拠に基づいて指導することで、自分のトレーニングスキルをあげたり、効果的な指導をすることができるのです。
NSCAはアメリカに本部を置く世界的に認知度の高いトレーナー教育機関のため、日本の業界からの信頼も厚いのが特徴です。
年齢・性別・経験を問わずに幅広い層が活かせる筋トレ方法を学ぶことが出来ます。また、さまざまな状態の身体を把握する評価方法も学ぶことが出来る為、自分に合った筋トレ方法を見極めることができるようになります。
※参考:NSCAとはどんな資格?おすすめの資格ステップとは?
おすすめの資格2:JATI-ATI
海外の研究をベースにした資格が多い中、JATIは日本人の現状に即した知識の普及を目指しているのが特徴です。日本人に合った筋トレ方法を学ぶことでより高い筋トレの効果を期待できます。
JATIは日本における指導者の社会的地位を確立させる為に設立され、トレーナー同士の交流も目的とされています。講習会やセミナーで意見交換をすることでより知識を高めることができるでしょう。
JATIの認定試験を受験するためには、JATIの講習会に出席する必要があります。講習会が原則的に必須であるためJATIの筋トレに対する考え方やメソッドをしっかりと学ぶことができます。
※参考1:パーソナルトレーナーのための難関資格 JATI-SATI(ジャティ )とは?
※参考2:JATI-ATI の資格解説!受験条件・勉強法・活用方法
おすすめの資格3:NESTA-PFT
NESTAは筋トレの勉強に加えて、プロのパーソナルトレーナーになりたい人におすすめです。
プロフェッショナルであるパーソナルトレーナーになる為に「人の体に関する幅広い知識」「トレーニング全般の知識」に加えて、「クライアントとのコミュニケーション対応力」「ビジネススキル」を学ぶことが出来ます。
また、筋トレの効果を高める、ダイエットや栄養に関するカリキュラムが豊富なこともNESTAの特徴です。スペシャリスト資格を取得することで、それぞれのニーズに特化した実践的な知識を学ぶこともできるため、自分の筋トレに知識を活かすことも可能です。
海外で認定されている資格なので、今後海外での活動を視野に入れている方にもおすすめ出来る資格です。
※参考:NESTA-PFTとはどんな資格?取得までの手順と取得後の働き方まとめ
おすすめの資格4:JSPO-AT
JSPO-ATは、公益財団法人日本スポーツ協会が発行する日本初の公的なアスレティックトレーナーの資格です。スポーツ現場でトレーナーとして活躍するにはJSPO-ATの資格が必須と言っても過言ではありません。
JSPO-ATの資格を取得するには試験に合格することが必要です。非常に難易度が高い資格なので、試験の受験資格など重要事項を確認し、しっかりと勉強しましょう。
JSPO-ATの受験資格は、
・満20歳以上の人
・日本スポーツ協会の養成講習会を受講した人、または免除適応コースの承認校でカリキュラムを履修し卒業した人
の以上2つの条件を満たした人が得られます。
ただし、日本スポーツ協会の養成講習会は、活動実績や日本スポーツ協会に加盟している団体との関わり、保有している資格などの要件を満たした上で、日本スポーツ協会に加盟している団体からの推薦を受けた人しか受講することができません。
そのため、多くの人は承認校のカリキュラムを履修・卒業して資格取得を目指すことになりますが、その場合200万〜300万円の学費が必要になります。
また、専門科目試験では、スポーツ科学、スポーツ医学などの基礎科目を6項目と、コンディショニング、救急対応などの応用科目を5項目から出題され、すべての科目で合格しなければなりません。
以上のことからJSPO-ATは、難易度が非常に高い資格というのが分かるのではないでしょうか。難易度が高い反面、JSPO-ATを取得することでスポーツ医学や運動生理学、リハビリテーションなどにおいて十分な知識とスキルがあることを証明できます。
つまり、難易度が高い資格だからこそ自信も信頼も得られる、スポーツトレーナーやパーソナルトレーナーとして活躍したい方にはおすすめの資格です。
おすすめの資格5:筋トレインストラクター
筋トレインストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する資格で、
・筋トレに必要な器具の使い方
・効率的なトレーニングの仕方
・ダイエットについての筋トレの効果
・トレーニングメニューについての知識
など筋肉トレーニングにおいて幅広い知識を持っていることを証明できます。
筋トレインストラクターの資格は取得要件などは特になく、受験費用である10,000円(税込)を支払えば誰でも資格試験を受験することができます。
資格試験では筋トレに関する知識が出題され、正答率が70%以上あれば合格となり筋トレインストラクターの資格を取得できます。
筋トレインストラクターは、筋トレについて学びたいと考えている多くの人や通常のパーソナルトレーナーとしてだけでなく、筋トレの知識も使って活躍したい人などにおすすめの資格です。また、筋トレインストラクターの試験対策は自宅学習が可能なため、スクールへの通学が難しい人にも人気があります。
筋トレに関する資格を取得するメリット
筋トレに関する資格を取得することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
・トレーナー・インストラクターとして活躍できる
・健康や身体作りの専門的な知識が身につく
・キャリアアップや年収アップにつながる
の3つのメリットを見ていきましょう。
トレーナー・インストラクターとして活躍できる
筋トレの資格を取得することで、トレーナやインストラクターとしてトレーニングの指導内容の精度が上がったり、お客様の満足度を上げたり、トレーナーとしてのレベルが上がったりすることが期待できます。
そもそも日本では資格が何もなくてもトレーナーとして働くことは可能です。しかしトレーナーは、お客様の身体に関わる仕事のため、身体に関する専門的な知識やスキルがないとトレーニングが危険な事故につながる可能性が高まります。実際に、トレーナーに知識やスキルがないために起こるけがなどの事故が増えています。
筋トレの資格を取得してトレーナー・インストラクターになれば、安全な指導ができるようになり、お客様からの信頼も得られるようになるでしょう。また、JSPO-ATや筋トレインストラクターのような資格を持っていると、トレーナーとして高い知識やスキルがあると見なされるため、就職や転職、フリーランスとして独立する時などにも役立ちます。
健康や身体作りの専門的な知識が身につく
筋トレに関する資格を取得する2つ目のメリットは、健康や身体作りの専門的な知識を身に付けられることです。
筋トレは、ただ筋肉を鍛えればよいというわけではありません。お客様の運動歴や既往歴によって適切な筋トレは異なる上、お客様の目的によっても適切な筋トレの種類や強度は変わってくるでしょう。また、痛みがあるお客様の場合、腕や足をどこまで動かせるのかを把握することも大切です。
その点、筋トレに関係する資格を取得している場合、人間の身体の仕組みが理解でき、お客様に合わせてトレーニングを組むことができます。その他、適切な筋トレの方法や必要な栄養素などが分かり、指導内容を改善できます。
トレーナーの仕事としてだけでなく、筋トレやボディメイクに興味がある人にとっても、筋トレに関する資格はおすすめです。
キャリアアップや年収アップにつながる
筋トレに関する資格を取得するメリットの3つ目は、キャリアアップや年収アップにつながることです。
特に、フィットネスクラブやパーソナルジムなどスポーツ業界ですでに働いている人は、筋トレに関する資格を取得することで年収が上がる可能性が高まります。資格を取得することで、より高い知識やスキルを身に付けたことや向上心があること、これから会社により貢献できることを会社側に証明できるからです。
当然、収入のアップの仕方は会社によって違います。資格手当として決まった金額を毎月支給するところもあれば、基本給自体を上げてくれるところもあるので、職場に直接に聞いてください。
また、転職や独立の際も資格を持っていることでキャリアアップし、より良い条件の職場に転職できたり、プロチームのスタッフの一員として活躍できたりする機会が多くなります。
トレーナーとしての今の状況をより良くしたいという人は資格取得を考えると良いでしょう。
筋トレに関する資格の注意点や選び方
筋トレに関する資格を取得するときには注意点があります。
・資格取得後に更新が必要な場合がある
・資格の種類によって取得難易度が異なる
について詳しく見ていきましょう。
資格取得後に更新が必要な場合がある
筋トレに関する資格には、定期的に更新が必要なものがあります。更新しないと資格が失効してしまうので、注意が必要です。
たとえば、NSCA-CPTの有効期間は3年間です。有効期限内に資格の更新手続きを完了しないと、NSCA-CPTの資格が失効する可能性があるので注意しましょう。
筋トレに関する資格はそれぞれ、有効期限や更新手続きの仕方が異なります。仕事に支障をきたさないためにも、ご自身が取得した、あるいは取得しようとしている資格の有効期限と更新手続きの仕方をよく調べ、有効期限内にきちんと更新するようにしてください。
資格の種類によって取得難易度が異なる
資格の種類によって、資格の取得難易度が異なる点も注意しましょう。
筋トレに関する資格は、それぞれ取得難易度や取得までの期間が違います。
例えば、JSPO-ATは先述の通り難易度が高いです。2022年度の合格率は養成講習会参加者の約51%でした。試験の難易度が高いだけでなく、取得にかかる時間が長いという点でも他の資格との違いがあるようです。具体的には、2024年の講習会は11月から翌年6月までの3期、実技確認テストは翌年の7〜8月に予定されており、JSPO-ATの取得には講習を受けてから1年弱かかります。
また筋トレインストラクターは、合格率は発表されていないものの初心者でも数か月勉強すれば合格できる程度の難易度だといわれています。加えて、試験を受けるための条件はなく試験も2か月ごとに実施されているため、短期間での資格取得が可能です。
以上のように、資格によって取得難易度や取得期間はそれぞれ異なります。仕事や趣味など資格取得を目指す目的を考え、それに見合った難易度・取得期間の資格を選ぶようにしましょう。
筋トレに関する資格の勉強方法4選
筋トレに関する資格の4つの勉強法
・独学で勉強する
・専門学校で勉強する
・オンライン講座受講で勉強する
・トレーナー育成スクールで勉強する
について説明していきます。
独学で勉強する
資格取得のための1つ目の勉強法は独学です。資格の種類や難易度にもよりますが、独学で取得できる筋トレに関する資格もあります。
独学のメリットは、スクールや専門学校に通う費用を抑えられることや、自宅やカフェなど好きな場所で勉強できることです。
一方、デメリットは分からないところを質問できないため、すべて自分で調べなければいけないところやモチベーションを維持しにくく、途中で挫折する可能性が高くなることなどが挙げられます。
また、筋トレに関する資格の中には、特定のスクールやコースの受講が必須になっていて、独学では取得できないものも多いです。資格取得を決めたら、その資格がどのように取得できるのかを事前に調べ、適切な方法で勉強するようにしましょう。
専門学校で勉強する
専門学校で勉強して資格取得をすることも可能です。学校によっては、筋トレに関する資格取得の専門コースがあるところがあります。
専門学校では、筋トレに関する資格以外にも理学療法士などの国家資格取得を目指せるコースもあります。また、就職のサポートを受けられるところがあるのもメリットの1つです。
専門学校で勉強するデメリットは、入学金や授業料が高いことと、卒業までの時間が2〜3年と長いことです。
オンライン講座受講で勉強する
オンライン講座で受講して資格取得を目指す人もいます。
オンライン講座のメリットは、最新の情報や知識を得やすいことや学習のスケジュール管理がしやすいこと、好きな場所で勉強ができる事などが挙げられます。忙しい人や、独学で勉強する自信がない人にとってうってつけの勉強方法と言えるでしょう。
オンライン講座は、複数存在しています。それぞれのサポートやサービスを比較して自分にとって勉強がしやすい講座を選びましょう。また、資格によっては、特定のオンライン講座の受講が必須になっている場合もあるので注意してください。
トレーナー育成スクールで勉強する
勉強法の4つ目はトレーナー育成スクールでの勉強です。
トレーナー育成スクールとは、トレーナーを育成するための学校で、筋トレに関する資格取得をサポートしているスクールも中にはあります。
トレーナー育成スクールによってはオンライン講座のみを行っているところもあれば、実技を学べるところもあり、ご自身の目的や希望によって選べます。
また、分からないところを先生に直接質問できるので、効率よく勉強ができるでしょう。特に上級者向けの資格を目指している人におすすめです。さらに、資格取得を短い期間で目指せるなどのメリットもあります。
デメリットは、料金がかかることが挙げられますが、トレーナー育成スクールの料金は、スクールによって異なるため、複数のスクールを調べて比較してみて下さい。
筋トレを指導する3つの職種
筋トレを勉強して資格を取得して知識を得たら、せっかくなのでその知識を仕事に生かしたいと考える人もいるでしょう。
筋トレを活かせる職業には次のようなものがあります。
・パーソナルトレーナー
・ジムトレーナー(インストラクター)
・スポーツトレーナー
パーソナルトレーナーは、大好きな筋トレを活かせる仕事の代表的な例です。
身体を変えたいお客様に対して、正しく効果的な筋トレを指導するのがパーソナルトレーナーです。パーソナルトレーニングジムを利用する人の目的はさまざまですが、筋力向上・ダイエット・健康維持を目的としている場合が多く、今までに培った筋トレの経験を仕事に活かすことができます。
パーソナルトレーナー以外にも、フィットネスクラブなどで働くジムトレーナーや、スポーツ選手のパフォーマンスアップを助けるストレングスコーチやアスレティックトレーナーなどに代表されるスポーツトレーナーも、筋トレを活かせる仕事です。
資格取得以外に筋トレを仕事にするために必要なこと
筋トレを仕事にするためには、趣味のレベルよりも一段高い知識と経験が必要です。それでも好きなことの延長線上にある仕事だからこそ、やりがいをもって真剣に取り組むことができるでしょう。
筋トレを仕事にするために必要なことは次の3つです。
・自身でたくさん筋トレの経験を積む
・仕事に必要な専門知識を勉強する
・知識の蓄積だけでなく実践経験を積む
自身の筋トレの経験をたくさん積む
筋トレが好きな人なら分かる通り、筋トレは実際にやってみないとわからないことが多いものです。教科書通りの知識だけでは、現場では思うようにいかず戸惑うことも多くあります。
そんなときに頼りにしたいのが、自分の経験です。筋トレのフォームや動作がうまくおこなえずに何度も練習をした経験があれば、それが指導の強みになります。同じ動作が出来なくて悩んでいるお客様にできるアドバイスの幅も確実に広がります。
トレーナーの専門知識を勉強する
筋トレの経験と同じくらい大切なのが、トレーナーに必要な専門知識の勉強です。専門知識とは例えば、機能解剖学・運動生理学・栄養学などです。
これらの知識が無いと、どうしても指導がひとりよがりになりがちです。
例えば機能解剖学を知らないと、筋肉の動く仕組みを知らないまま、筋トレのフォームを教えることになってしまいます。このままでは、怪我の可能性もありますし、より効果のでるやり方を教えることが出来ず応用の効かない指導になってしまいます。
またトレーナーとは専門職です。きちんと勉強をしておくと、他のトレーナーとトレーニングについての情報交換をするときの共通言語も分かるようになります。
知識の蓄積だけでなく実践経験を積む
トレーナーには知識も必要ですが、現場で活躍するには実践経験も欠かせません。
自分自身の筋トレの経験や高い知識があっても実践経験がないと
・柔軟性のある仕事ができない
・お客様を前にして戸惑ってしまう
・コミュニケーションスキルのなさを感じる
などを実際の仕事で感じることが多くなります。
実践経験はアルバイトなどでジムで働いたり、スクールで実践経験を積むことでつけられます。特に未経験で心配な方は、スクール入会を検討すると良いでしょう。
ぶっちゃけ稼げる?正社員と独立(フリーランス)の違い
稼げるか稼げないかは、誰もが気になるところです。もちろん、一概には言えませんが「あなた次第」というのが答えです。
トレーナーとしては大きく分けて2つの働き方がありますので、ご紹介させて頂きます。
スポーツクラブで正社員として働くメリットとデメリット
メリット
毎月決まった給料が入ってくることが最大のメリットです。
フリーランスはあなたでお客様を獲得していかなければいけませんが、正社員だと所属クラブのお客様がいます。
そのため、正社員で筋トレの指導にあたる方が安定的な収入を得ることが可能です。
デメリット
正社員として働くデメリットは、給料を上げづらいということです。
あなたがどれだけ売上を上げたとしても、貰える給料が上がるとは限りません。
安定的に給料が貰える分、急激に上がることもない点がデメリットです。
独立(フリーランス)するメリットとデメリット
メリット
売上げた分だけ、収入を増やすことが出来るということです。
そのため、多い方では年収1,000万円を超えるトレーナーもいらっしゃいます。
デメリット
売上げた分だけの収入しか得られないため、駆け出しのころは月給1万円というトレーナーもいます。自身の生活費を稼ぐために、筋トレの指導の他にアルバイトを掛け持ちをするトレーナーも多くいらっしゃいます。
収入の可能性だけで見たら独立する方が良さそうに見えますが、一概にどちらの働き方が良いとは言えません。
独立してあなたで仕事を作っていくことが得意な方もいれば、組織に所属することで力を発揮できる人もいるので、あなたの強みを把握した上で働き方を選択していきましょう!
現役トレーナーに聞いたぶっちゃけの本音とは?
実際にトレーナーとして働いている方に、良かったことや辛いことを聞いてみました!
トレーナーになって良かった!と思うこと
あなたの好きな仕事が出来て、お客様が喜んでくれることこそが、トレーナーをしていて良かったと思える理由です。
また、独立された方はあなたの売上の分だけ収入が増えることも喜びポイントです。
トレーナーとして働いていて辛いこと
独立された方は売上を安定させるまでが最も辛く大変なことです。正社員として働いている方も、はじめはお客様に上手く伝えることが出来ないことや、効果を出すことが出来ない時期は悩むこともあるでしょう。どんな仕事をしていても楽しいこともあれば辛いこともあります。
ただ、ここまでダイレクトにお客様から感謝をされることや人の成長を見られる仕事はそう多くはありません。あなたが仕事をする上で、何が大切なのか考えてみましょう!
トレーナーの資格に関するQ&A
【Q1】トレーナーの世界にもある!?男女格差について
男女格差については、正直ほとんどありません。むしろ女性トレーナーに見てもらいたいという方も多くいらっしゃいます。身体に触れるお仕事だからこそ、女性であることも武器となります。
ただ、ご結婚されて妊娠・出産を考えられている方には少し厳しいかもしれません。サービス業である為、土日に休むことは基本的には出来ず、お客様の日程に合わせることも多くなります。ご家庭に影響がないように無理のない働き方を選択していきましょう!
【Q2】年齢によって違いがある?
性別よりも年齢による影響の方が大きいと考えられます。特にパーソナルトレーニングを受ける方は、ある程度の収入がある場合が多いです。そのため、どこかの企業の社長さんであることも少なくありません。
社会的地位のある方と対等に話せることが重要ですので、年齢を重ねている方がお客様も安心してトレーニングを任せられるということもあります。
もちろん「若い方の方が元気をもらえて良い」という方や「応援したくなる」と仰ってくれる人もいます。
重要なのはお客様のニーズに合わせた指導を行い、効果を出してあげることです。それが出来れば、若くても関係ありません。お客様から信頼をもらえるように、自己研鑚を続けていきましょう!
【Q3】資格がないとトレーナーとして活動できないの?
資格がなくても、活動することは可能です。
国家資格などがないので「今日からトレーナーです。」と言ってしまえば活動出来てしまいます。
その分、誰でもなれてしまうのであなた自身の強みを磨くことが重要です。
【Q4】正社員として働く為にはどうしたら良いの?
正社員として働く方法は主に2つです。1つ目は新卒入社として、通常の就職の様に面接を受けることです。
2つ目としてはアルバイトから始めて、正社員に昇格する試験を受けること。正社員としての道は狭き門の為、中途採用は特にハードルが高くなります。
【Q5】独立したらどこが活動場所になるの?
活動場所としては2パターンです。具体的には、あなたでジムを経営するか、どこかのジムで契約トレーナーとして活動することです。
ジム経営には家賃などが必要ですが、契約トレーナーとして働く場合も契約先に利用料を支払うことになります。
【Q6】どういう人が独立することに向いている?
あなたで仕事を作り出すことが出来る人や、全ての責任を自分で背負う覚悟が出来る人です。組織に努めていると、どんなにミスをしても会社が責任を背負ってくれます。
しかし、独立すると全ての責任をあなたで背負うことになり、あなたで解決するしかありません。そのような状況でもやっていけるという方は、独立することが向いていると言えます。
NSCA-CPT・NESTA PFTを効率よく学ぶならトレスク
資格の認定試験に合格するためには、当然ながら受験対策が必要です。NESTA-PFTやJATI-ATIの受験対策をしたい場合は、それぞれの協会が義務付けている養成講座を受講することで受験対策をすることができます。
しかし、NASTAやJATIと違って、唯一NSCAには受験対策講座が用意されていません。そのため試験対策が難しく、難関資格と言われることもあります。
NSCAの受験対策をしたい人は、次に紹介するトレスクのような独自の受験対策講座を活用してみましょう。
ゼロから3か月でNSCA-CPTの取得を目指すトレスク
トレスクは、3か月でNSCA-CPTの取得を目指すことができる完全オンラインのスクールです。まだ筋トレの勉強をしたことがなく、知識に自信がなくてもNSCA-CPT合格レベルまで導いてくれます。
高い合格率の秘訣は講師にあります。講師を務める吉田先生はNSCAが公認するマスターコーチです。NSCAの出題傾向を知り尽くしているからこそ、高い合格率を誇っています。
トレスクに資料請求をすると、高い合格率を叩き出した勉強方法をまとめた資格対策マニュアルがもらえます。NSCAを学んで筋トレ知識を高めたい人は資料請求をしてみてください。
NESTA認定講師から学ぶトレスクNESTA PFT対策講座
先にご紹介した吉田先生は、NESTAの認定講師でもあります。NSCAのマスターコーチそしてNESTA認定講師の両方の称号をもっているトレーナーは日本にたったの数名しかいません。
NESTAとNSCA両方から講師をして認められているだけあり、吉田先生の資格対策講義は分かりやすさに定評があります。
そしてNESTA PFTの認定試験は、本来であれば未経験者は受験できません。
しかし、このトレスクNESTA PFT対策講座は「NESTA認定校」なので、未経験者でもNESTA PFTの受験資格が得られます。
トレスクNESTA PFTに資料請求することで、吉田先生オリジナルのNESTA攻略ガイドを受け取ることができます。
トレーナーエージェンシーでは、
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・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
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まとめ
今回は、筋トレに関する資格ついて資格の種類や取得するメリット、4つの勉強方法などを網羅的に解説しました。
筋トレを仕事にして安全かつ効果的な指導をお客様にするためには、資格取得が重要なポイントになります。資格を取得することで自信もつきますし、お客様や会社側からの評価や信頼も高まるでしょう。
本記事で解説した通り、筋トレの資格の中には取得難易度の高い資格もありますが、初心者でも諦める必要はありません。スクールなどを上手に利用して勉強し、徐々に実践の場で擬似的な指導経験を積むことで資格取得は可能です。
是非、資格を取得してよりレベルの高いトレーナーを目指してみませんか。
トレーナーエージェンシーでは、トレーナー向けの認定資格「NSCA」の攻略ガイドをお配りしております。資格取得を目指す方は、是非ダウンロードしてみてください。