独学でパーソナルトレーナーになるために必読の本11冊をご紹介!
パーソナルトレーナーになりたい人の中には、大学や専門学校、オンラインスクールには通わず、独学で勉強して資格取得を目指す方がいます。
しかし、実際にどのような本を読めば独学でパーソナルトレーナーを目指せるのか、分からない人も少なくありません。
そこで今回の記事では、独学でパーソナルトレーナーになりたい人のために、正しい知識が得られる本を11冊厳選して紹介します!
独学でパーソナルトレーナーを目指す人が読むべき本11選
本項では、独学でパーソナルトレーナーに求められる知識を勉強できる本を11種類ご紹介します。
大前提、パーソナルトレーナーとして活躍するためには、トレーニング指導の場での実践経験が必要になりますが、実践の場でお客様を相手にするために最低限押さえておくべき知識が一定存在します。
そういった前提知識をインプットする目的で、ご自身の要望に即した本をお選びいただけますと幸いです。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本①:NESTA-PFTテキスト
まず第一にオススメする本は、パーソナルトレーナーの資格『NESTA-PFT』の公式テキストです。
NESTA-PFTを受験する際には必ず購入しなければならない本であり、実際多くの資格取得者がこの公式テキストを利用しています。
内容は、解剖学や生理学、栄養学などの体の仕組みに関することから、エクササイズの実践やビジネス展開、パーソナルトレーナーとしての成功の秘訣といった幅広い知識が書かれています。
つまり、パーソナルトレーナーになるために必要な知識のほとんどがこの1冊に詰め込まれています。
独学にも資格取得にも活用できるので、ぜひNESTA公式サイトから購入してください。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本②:NSCA-CPT公式テキスト
2冊目にオススメする本は、パーソナルトレーナーの資格『NSCA-CPT』の公式テキストです。
NESTAと同じくらい知名度がある団体、NSCAが発行している本で、NSCA-CPT公式テキストも独学に適している内容になっています。
総ページ数は700ページほどで、テキストには生理学や解剖学、栄養学の他にもパーソナルトレーナーに関わる法律やマシンの配置、メンテナンスなど非常に豊富な知識が得られます。
こちらの本も、NSCAの公式サイトから購入可能ですので是非購入をご一考ください。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本③:JATI(トレーニング指導者テキスト理論編&実践編)
本項でご紹介する本は、JATI認定トレーニング指導者の資格取得を目指す人のために、トレーニング指導者に必要な基本的知識が書かれているテキストです。
現にJATI認定トレーニング指導者は、最近取得者が増えている資格としても知られており、資格の取得で知識の保有を一定証明できるものです。
テキストの構成は、理論編が全224ページ、実践編が全256ページとなっており、JATI認定トレーニング指導者の資格取得に必要な基礎知識が分かりやすく説明されています。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本④:ホリスティックコンディショニングNo.1
パーソナルトレーナーの資格発行団体、日本ホリスティックコンディショニング協会から出版されている公式テキストです。
身体の本質的な動きや関節を正しく機能させる理論を学ぶことができ、動きや姿勢に問題がある場合の原因把握を目指しています。
身体のコンディションを整え、運動効果を高めるための様々な手技を用いたアプローチを解説しています。従って、競技者を指導するトレーナーに特に適した内容といえるでしょう。
本テキストの価格は、定価と会員価格の2種類ありますので、どちらの価格で購入するのが自分のメリットになるか考えてから購入しましょう。
※参考:JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)の資格とは?受験資格や試験内容も解説!
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑤:パーソナルトレーナーズバイブル
日本ホリスティックコンディショニング協会から発行されている、パーソナルトレーナー向けの本です。
FNC(functional・neuromascular・conditioning)理論という考え方に基づき、コンディション・チェックから各種エクササイズまで、290種類という膨大なプログラムが紹介されています。そのため、現場での実践的な指導に非常に役立つ1冊といえるでしょう。
価格は、前項でご紹介した「ホリスティックコンディショニングNo.1」同様に定価と会員価格の2種類あります。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑥:ぜんぶわかる人体解剖図
本項でご紹介する「ぜんぶわかる人体解剖図」は解剖学と生理学をまとめた本で、解剖生理学入門の決定版ともいわれています。
全ページに、解剖した人体図がカラーイラストで掲載されており、図の解説も非常に丁寧にされているため、初心者にもおすすめの1冊です。
巻末には巻末復習ノートがあり、全身の臓器や骨格、血管などが色なしで描かれています。巻末復習ノートを使って本の内容について復習ができるのも、この本の特徴の1つです。
「学校の教科書も分かりやすい」「購入してよかった」など多くの人から高い評価を得ています。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑦:目でみる筋力トレーニングの解剖学
この本は、どのような運動をすればどこの筋肉を強化できるのかが一目でわかる本です。筋肉トレーニングの方法や動きを、身体の各部位ごとに解剖学的カラーイラストで分かりやすく解説しています。
この本は、筋トレをする人におすすめされている本ですが、強化したい筋肉の名前がすぐに分かるようになっていたり、全身のトレーニングが載っていたりするため、スポーツインストラクターやパーソナルトレーナーの勉強にも大いに役立つでしょう。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑧:図解入門よくわかる生理学の基本としくみ
生理学が苦手な人や医療系を目指す高校生、身体の仕組みに興味がある一般の人などに生理学を分かりやすく、楽しく説明している本です。
「どうしてお腹が減るのか」
「なぜ眠らないといけないのか」
などの身近な疑問を、多くのイラストを使って生理学的に解説しています。
また、筋肉が動くメカニズムやエネルギー代謝などトレーニング指導に必要な内容も学べます。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑨:ウイダーストレングス&コンディショニング エクササイズバイブル
この1冊があれば、競技パフォーマンスを上げるためのトレーニング種目には困らないと噂の本です。
全てのジャンルのアスリートやスポーツトレーナー、トレーニング指導者、スポーツ愛好家、一般人と幅広い人に対応したエクササイズ集になっています。
筋力・筋持久力・スピード・バランス・アジリティ・全身持久力・柔軟性を向上させるエクササイズやケガの予防、疲労回復などのためのエクササイズが満載です。
この本を読めば、筋肉トレーニングやコンディショニング法のすべてが分かると言っても過言ではありません。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑩:スターティングストレングス
この本は、全米で有名なストレングスコーチ Mark Rippetoe氏の超ベストセラー著書の日本語版です。
この本を読めば、バーベルを使った5種のストレングストレーニングが他のトレーニングと比べいかに効果的か、が分かります。また、解剖学とバイオメカニクスの知識をしっかり学べ、なぜバーベルトレーニングがトレーニングとしてベストであるかも理解できる内容になっています。
トレーニング経験の少ない初心者にもおすすめの本ですが、トレーニング経験者にも役に立つ情報が豊富なので、繰り返し読むことで毎回新しい発見ができるかもしれません。またトレーニング指導者は、この本を読むことでアスリートに最適な筋力向上をサポートできるようになるでしょう。
パーソナルトレーナーになりたい人の必読本⑪:プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
各関節の動きによって刺激される筋肉を、CGを用いて一つひとつ丁寧に解説している本です。
筋肉が付着している位置や全体の形状、起始・停止位置が正確にビジュアル化されています。筋繊維のタイプや方向、長さまで再現されているため非常に分かりやすいです。
また、関節の動きや役割、筋肉の特徴などについても丁寧に工夫し解説されています。「PCSA」「筋繊維長」「速筋の割合」「平均筋体積」まで解説しているのはこの本だけです。
この本には、暗記学習に便利な赤シートが付いています。重要事項を隠しながら勉強することができます。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
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独学は厳しい?おすすめの勉強方法3選
本記事では、独学でパーソナルトレーナーを目指す方向けにおすすめの本を11種類ご紹介しました。
しかし、実際に本を手に取って勉強を始めると、膨大な知識量や実技経験の有無に打ちひしがれ、勉強を挫折してしまう方もいると思います。
そこで本項では、資格取得をフックにパーソナルトレーナーとしての知識・スキルを身に付ける3つの方法をご紹介します。
・専門学校で勉強する
・オンライン講座受講で勉強する
・トレーナー育成スクールで勉強する
以下にて順々にご説明します。
専門学校で勉強する
専門学校で勉強して資格取得をすることも可能です。学校によっては、筋トレに関する資格取得の専門コースがあるところがあります。
専門学校では、筋トレに関する資格以外にも理学療法士などの国家資格取得を目指せるコースもあります。また、就職のサポートを受けられるところがあるのもメリットの一つです。
専門学校で勉強するデメリットは、入学金や授業料が高いことと、卒業までの時間が2〜3年と長いことです。
オンライン講座受講で勉強する
オンライン講座で受講して資格取得を目指す人もいます。
オンライン講座のメリットは、最新の情報や知識を得やすいことや学習のスケジュール管理がしやすいこと、好きな場所で勉強ができる事などが挙げられます。忙しい人や、独学で勉強する自信がない人にとってうってつけの勉強方法と言えるでしょう。
オンライン講座は、複数存在しています。それぞれのサポートやサービスを比較して自分にとって勉強がしやすい講座を選びましょう。また、資格によっては、特定のオンライン講座の受講が必須になっている場合もあるので注意してください。
トレーナー育成スクールで勉強する
勉強法の4つ目はトレーナー育成スクールでの勉強です。
トレーナー育成スクールとは、トレーナーを育成するための学校で、筋トレに関する資格取得をサポートしているスクールも中にはあります。
トレーナー育成スクールによってはオンライン講座のみを行っているところもあれば、実技を学べるところもあり、ご自身の目的や希望によって選べます。
また、分からないところを先生に直接質問できるので、効率よく勉強ができるでしょう。特に上級者向けの資格を目指している人におすすめです。さらに、資格取得を短い期間で目指せるなどのメリットもあります。
デメリットは、料金がかかることが挙げられますが、トレーナー育成スクールの料金は、スクールによって異なるため、複数のスクールを調べて比較してみて下さい。
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まとめ
今回の記事では、パーソナルトレーナーとして活躍するための必読書籍をご紹介してきました。
パーソナルトレーナーを目指す人やパーソナルトレーナーとしてスキルアップしたい人のための本は数多く販売されているため、どの本を買おうか迷う人も多いのではないでしょうか。また、迷った挙句多くの本を買いあさってしまい、買ったことに満足して実際に勉強しないで本を放置してしまう人もいるかもしれません。
いくら本の内容が素晴らしくても、実際に読んで内容を頭の中に入れないと意味がありません。パーソナルトレーナーとしての基礎知識をつけるなら、書籍を沢山買うのではなく最低限の本だけを購入し、その本で繰り返し勉強することが、本を活かす1番のキーポイントになります。
本は知識の吸収にうってつけですが、実技を磨けないというデメリットがあります。パーソナルトレーナーを本格的に目指すなら、本での勉強と並行して実技を磨くために、今の仕事を続けながらでも始められるパーソナルトレーナーの養成スクールに通い資格を目指すこともおすすめです。
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大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。