パーソナルトレーナー養成スクール『2nd PASS(セカンドパス)』〜授業体験談、6日目
・6回目の今回は多くの方が気になる上半身の鍛え方とその仕組みをしっかり学んだ
・現場でよくある『痛み、違和感』がなぜ起こるのかと解決策を学び、種目しか指導できない人との差がついた
『2nd PASS』のスクールコラム第6回目。
5回目となる前回は上半身の解剖学、そして現状を把握するために確認テストを行いました。
また、解剖学で学んだことを頭に置きながら、上半身の代表的な種目であるプッシュアップを通じて筋肉や関節の動きを確認しました。
【参考】パーソナルスクール養成スクール『2nd PASS(セカンドパス)』~5日目~
第6回目の今回は、多くの人が気になっている上半身の筋肉を鍛える種目や、その際に伴う代償動作の確認をトレーナー役とお客様役に分かれて実施しました。
今回も独学で学ぶことは非常に困難な内容を学ぶことができ、かつてただの運動愛好家であった私自身からさらにプロのトレーナーに近づくことができました。
そんな第6回のスクール内容、ご覧ください。
2nd PASS(セカンドパス)第6回講座で学んだこと
第6回講座で学んだことは、座学に関しては『胸部トレーニング基礎(大胸筋、小胸筋・鎖骨下筋)』『胸部トレーニングメソッド(動作/部位別)』『肩関節・肩甲骨の動作』『胸部トレーニングにおける代償動作と対処法』を学びました。
また、実技では座学での知識を意識しながらダンベルフライ、ベンチプレスの2種を行いました。
今回はパートとしては少ないものでしたが、肩甲骨の動作についての学びが深く、これを知っていての運動指導と知らないでの指導では説得力に雲泥の差が出てくる内容です。
トレーナーを名乗るのであれば必ず知っておくべき知識であり、明らかにお客様への指導力に差が出る今回の学びを紹介します。
胸部トレーニング基礎(大胸筋、小胸筋・鎖骨下筋)
機能解剖学的観点での大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋の理解に努めました。
ここでは以下の普段は聞き慣れない部位名が出てきたので紹介します。
・大胸筋胸肋部
・大胸筋腹部
簡単にいうと、大胸筋の上部、中部、下部のことを指しています。
同じ大胸筋でも、この3つに分かれ、それぞれトレーニングが異なることまでは、普段からトレーニングをしている人であればすでに知っている方も多いかもしれません。
では、『なぜ、種目が異なるのか?』を機能解剖学的に説明できる人はどれくらいいますでしょうか?
これは講師の宮城島さんを含め、実際に多くの一流パーソナルトレーナーに聞いた話しですが、やはり独学の勉強や自己流トレーニングをしている人では、しっかりと説明できる人はほとんどいないようです。
さらに衝撃的だったことはそんな人がトレーナー活動をしていることすらざらにあるという現実。
もしあなたがお客様の立場の場合、そのようなトレーナーにお金を払う気になれますか?
運動愛好家レベルの知識からまた一歩抜け出し、プロのトレーナーに近づくことができた内容でした。
胸部トレーニングメソッド(動作/部位別)
胸部トレーニング基礎で、大胸筋には鎖骨部、胸肋部、腹部の3つにわかれると紹介しました。
つまり、胸部トレーニングもそれぞれ異なるという意味です。
ここで大事なことは、『胸部トレーニングは、肩関節の角度や肩甲骨の位置によって効き方がかわる』ということ。
例えばベンチプレスやダンベルプレス、ダンベルフライであれば、
・ノーマル
・ディクライン
プッシュアップであれば
・ワイド
・ナロー
このように、同じ種目でもポジションが異なることで効き方が変わることを実感したことがある方は多いかと思います。
この、『なぜ効き方が変わるのか?』ということを機能解剖学的な面からしっかり学び、説明できるところまで知識が付きました。
肩関節/肩甲骨の動作
ベンチプレス時の動作を見ながら肩関節と肩甲骨の動作を確認しました。
今回は肩関節と肩甲骨で次の普段は聞き慣れない言葉を学びましたので紹介します。
●肩関節
外転・内転
外旋・内旋
水平屈曲・水平伸展
●肩甲骨
外転・内転
上方回旋・下方回旋
ベンチプレスの際、スタートポジションと降ろした際ではそれぞれ肩関節と肩甲骨は上記のどの状態にあるか確認しました。
この知識の有無だけで、感覚的にフォームを指導するのではなく、『なぜこのポジションが大切なのか?』を知ることできました。
胸部トレーニングにおける代償動作とその対処法
ここではベンチプレスとダンベルフライの実技を踏まえ、胸部トレーニングでの代償動作の確認をしました。
代償動作が起こる原因は主に以下の3つであり、順番に確認します。
②過緊張している筋肉がある
③低機能の筋肉がある
お客様に代償動作を起こっている際、まずは重量設定が正しいかを確認します。
ここで軽い負荷に設定し、改善されれば単純に重量設定のみの問題で済みますが、それでも代償動作が起こる場合は②、③を見ていきます。
②は、いわゆる体が硬いということです。
対処方法はストレッチやマッサージなどでほぐすことであり、自然な状態でスムーズに動けるようにすることが大事だと学びました。
そして、過緊張が解けたら今度は上手に反応しない低機能筋をしっかり働かせるためのアプローチを行います。
これを行うことで正しい動作の習得をしやすくなり、もちろんトレーニング効果は向上します。
逆に、これができないトレーナーはお客様のトレーニング効果を高めることは難しいでしょう。
代償動作が起こった際はまずはこのステップに沿った対応をしていくこと、そして②、③の具体的な手法に関しては後々学ぶので今後の投稿を楽しみにしておいてください。
そして、来週はお盆のためスクールは休講となりますので再来週にまた内容を発信していきます。
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トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
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2nd PASS(セカンドパス)が気になる方へ
第6回の授業とテストが無事に終了し、トレーナー経験のある私も回を重ねるごとに大きな学びがあるこの2nd PASS。
今後も皆様がより知りたくなり、価値を感じて頂けるようなコラムをスクールを卒業するまで書き続けていきます。
さらに言うと、ゆくゆくは卒業後の活動状況までもコラムとして公開し、より読者の皆様へ価値あるコラムを届けようと考えておりますのでぜひお楽しみにしておいてください。
2nd PASSという名前の意味である、
『なりたい自分を諦めない人だけが手にすることができる、理想の自分へのパスポート』
スクールを受講する度にこれが現実になっている姿が明確に想像できています。
人生はたったの一度であり、過ぎた時間はもちろん帰ってきません。
それなら、自分の人生に後悔したくないと誰もが思うのではないでしょうか?
私はその思いが強かったのでこのスクールに入り、後悔しない人生にするために行動し始めました。
そして、パーソナルトレーナーになりたい気持ちがある読者のあなたにも自分が納得できる道を歩んで頂きたいと思っております。
『パーソナルトレーナーになりたい』
『やっぱり、トレーナーという仕事を諦めたくない』
など、人それぞれ想いがあるかと思います。
ここまで読んで頂いた方は尚更ではないでしょうか?
そんな想いをこの2nd PASSで叶え、まずは自分自身の理想を追ってみませんか?
2nd PASSは7月より第1期生がスタートし、今後は第2期生が9月の初めよりスタートするそうです。
この第2期生も早くも受講希望者からの問い合わせも来ており、もしかしたら検討中の間に枠が無くなってしまうかもしれないとのことでした。
無料相談会や体験会も実施しているので、気になる方は下記をご確認ください。
大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。