パーソナルトレーナーになるには?

出張型と店舗型…2つのパーソナルトレーナーのメリットとデメリット

パーソナルトレーナーには色々な働き方があります。

代表的なのは店舗を持っての運営ですが、一方でクライアントの自宅に出張し、運動指導を行うパーソナルトレーナーの方も増えてきました。

店舗型と出張型、それぞれの活動にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

店舗型で働くパーソナルトレーナーのメリットとデメリット

店舗を構えて活動するのは、パーソナルトレーナーの働き方で最も一般的です。

メリット

●信頼度の違い

まずは何と言っても、店舗を構えていることによって信頼度が大きく上がります。

お客様にも店舗に通ってトレーニングを受けることの方がなじみ深いので、警戒されることもほとんどありません。

●セッションに時間を多く使える

店舗を構えた場合、移動時間が全く無いということも大きなメリットと言えるでしょう。

これはパーソナルトレーナーとしてはそれだけセッションに集中することができ、当然収入を得る機会が増えることになります。

移動時間が無いことによる収入増も大きなメリットです。

●お客様の運動モチベーションの向上・維持

人は環境の生き物であり、これはトレーニングにおいてももちろん例外ではありません。

強い意志が必要なトレーニングだからこそ、環境の力を活用するべきです。

運動する環境を通じてモチベーションの維持・向上を図るのは、サービス向上にも大きく役立ちます。

店舗型のデメリット

●固定費によるリスクを伴う

最も大きなデメリットは、家賃による固定費が大きいことです。

もし、お客様がゼロになってしまえば、当然収入もゼロになり、続くと家賃を払えなくなってしまいます。

この固定費による出費が大きいことが最も大きなデメリットであり、店舗を構えている方の悩みでもあるでしょう。

●忙しい方をお客様にしにくい

非常に多忙な現代日本社会において、ジムに通いたくても通う時間すら取れない方も多くいます。

そのような方にとって店舗型のパーソナルトレーニングジムは、通う時間すらないこともざらです。

●立地を間違えると売り上げに影響が出る場合もある

店舗を構えるにおいて、立地は非常に重要な要素です。

都心であれば駅からの距離、地方であれば車で通いやすい、駐車場に入りやすいなど市場に合ったアクセスの良し悪しはしっかり把握しておきましょう。

ちなみに、脳科学的に人間は最後に見た数字と比較するという性質があるようです。

どういう意味かと言いますと、例えば、気になるジムに見学または体験に行くとしましょう。

このジムに入会した場合、コース料金は2ヶ月20万円です。ジムは最寄り駅から、徒歩3分という場所にあります。

駅からジムへ歩いている途中にファースドフード店があり最後に200円のハンバーガーを目にしてからジムに到着しました。

すると、人間の脳の性質上、20万円のプログラムの比較対象が200円のハンバーガーになってしまうのです。

当然、20万円のプログラムが高いと感じてしまい、成約率に悪影響があります。

これは実際にヨーロッパの大都市に店を構えていた、某有名ブランドショップで起きた現象でした。

このブランドは、ファーストフード店から離れた場所に店舗を引っ越ししたことで売り上げが回復したのです。

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出張型パーソナルトレーナーのメリットとデメリット

今度は出張で活動するパーソナルトレーナーのメリットとデメリットを見ていきましょう。

出張型のメリット

●固定費が掛からない

やはりこの固定費による支出がないことが一番の魅力と言えるでしょう。

万が一、全く集客ができなくても店舗型のように収入よりも支出が多くなってしまうことは避けられます。

●ジムに通う時間がない人へのセッションも可能

ジムへ通う時間は無いが、パーソナルトレーニングを受けたいと考えているお客様も中にはいるでしょう。

そのような方には出張型のパーソナルトレーニングがニーズと合致するため求められることが多くなるかと思います。

出張型のデメリット

●第一印象で店舗型より信頼度が劣ってしまう

まだトレーナーのことを知らない会う前の段階において、ここに関してはどうしても店舗型には敵わないでしょう。

ただ、トレーナーの人間性や実力が本物であれば、ここさえ突破すればそれ以降はそこまで影響しないかもしれないです。

●セッション数が少なくなる

店舗型と違い、出張型は自分がクライアント宅やその近くのジムなどへ伺うため、移動時間の分だけセッションはできなくなってしまいます。

それだけお客様の数をこなせないため、ここは大きなマイナスと言えるかもしれません。

このように、店舗型と出張型にはそれぞれメリット、デメリットがあるため、どちらの形態にするかを自分自身が納得できるまでしっかりと考え抜きましょう。

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店舗型・出張型それぞれのメリットを知って、自分の活動に生かそう

店舗型・出張型それぞれに向いているパーソナルトレーナーは、まとめると次のようになります。

●店舗型がオススメなパーソナルトレーナー

・セッションを多くこなしたいパーソナルトレーナー
・パーソナルトレーナーの仕事一本で勝負すると決めているパーソナルトレーナー
・大きな器具を使ったセッションを重視するパーソナルトレーナー

●出張型がオススメなパーソナルトレーナー

・車を持っており、多くの器具を運ぶことが苦でないパーソナルトレーナー
・副業で活動しており、小規模で活動しているパーソナルトレーナー
・リハビリが必要な方など、移動に不自由な方のセッションが中心なパーソナルトレーナー

ぜひ、自分とクライアントに合った方法での活動を頑張ってください。

また、これからパーソナルトレーナーになろうという人も、自分はどちらが向いているかなと将来像を想像してみるといいでしょう。

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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