パーソナルトレーナーを目指すなら専門学校?専門学校に通うメリットや取得できる資格を解説
この記事では、パーソナルトレーナーに興味がある人や目指している人向けに、パーソナルトレーナーの専門学校に通うメリット・デメリットや育成スクールとの違い、取得を目指せる資格について解説しています。
パーソナルトレーナーとして活躍するためには、トレーニング指導に必要な専門知識や技術を身に付けることが重要です。
しかし、どのように学び、どんな資格を取得すればよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、今回はパーソナルトレーナーの専門学校について、専門学校の特徴や通学するメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを詳しくご紹介します。
自分に合った学び方や資格取得の方法を見つけて、理想のトレーナーとしての一歩を踏み出しましょう。
パーソナルトレーナー専門学校とは
パーソナルトレーナー専門学校は、パーソナルトレーナーとして必要な知識やスキルを専門的に学べる教育機関です。
専門学校では、解剖学や運動生理学、トレーニング指導法などトレーナーに必要な理論や技術を体系的に学べます。また、実技指導の時間も多く、実際の現場で活躍するためのスキルを磨ける点が特徴です。
通学期間は主に2年制が一般的で、この2年間でしっかりと基礎から応用まで学ぶことが可能です。1年次には、基本的なトレーニング理論や身体の仕組みに関する知識を習得し、2年次にはより実践的な指導スキルを身につけていくカリキュラムが組まれています。
長期間にわたって学ぶことで、より深い知識や技術を得られるため、確実にパーソナルトレーナーとしてのスキルを身につけたい方にはおすすめの選択肢です。
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パーソナルトレーナー専門学校で取得できる主な資格
パーソナルトレーナー専門学校では、「NSCA-CPT」や「JATI-ATI」といった、トレーナー業界で評価の高い民間資格やスポーツ系の国家資格を取得することが可能です。
以下に記載の資格が専門学校で取得できる主な資格です。
・NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー資格)
・NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー資格)
・JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者資格)
・健康運動指導士
・スポーツプログラマー
・柔道整復師(国家資格)
・理学療法士(国家資格)
・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
・鍼灸師(国家資格)
・作業療法士(国家資格)
中でも民間資格として取得しやすく、トレーニング指導の内容や栄養学、集客時に役立つマーケティングについて学べるNSCA-CPT・NESTA-PFT・JATI-ATIの3つの資格についてご紹介します。
NSCA-CPT
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)は世界的に評価の高いNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)が認定している資格で、パーソナルトレーナーを目指す方におすすめの民間資格です。
NSCA-CPTを取得することで、トレーニングプログラムの作成や指導スキル、解剖学や生理学に関する知識などさまざまな分野において専門的なスキルを習得でき、フィットネス業界での信頼性や評価を向上させることが可能です。
資格取得のためには、
・NSCAジャパンの会員であること
・満18歳以上であること
・高等学校を卒業している、または高等学校卒業程度認定試験に合格していること
・有効なCPR/AEDの認定を持っていること
以上の4つの条件を満たし、さらにNSCA-CPT認定試験に合格する必要があります。
NSCA-CPTを取得することにより、お客様に対して専門性の高いトレーニング指導が可能となり、特にフィットネスクラブやジムでの働く際に大きな強みになります。
NESTA-PFT
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー)はアメリカの協会が認定する資格で、日本国内でも高い信頼性を持つ民間資格です。
NESTA-PFTを取得することで、お客様の体力や目標に合わせたトレーニングプログラムの作成や指導スキルを身につけることができ、パーソナルトレーナーとしての専門性をさらに高めることが可能です。
さらに、NESTA-PFTではトレーニング指導だけでなく、ビジネススキルやマーケティングに関する知識も習得できるため、トレーナーとして独立を考えている方にも取得がおすすめです。
資格取得のためには、
・NESTA-PFTの公式テキストを購入していること
・CPR(心肺蘇生法)やAED(自動体外式除細動器)のスキルを習得していること
・満18歳以上であること
・高校を卒業している、もしくは高卒認定資格試験に合格している、またはNESTAが認定する教育カリキュラムを修了していること
・以下のいずれかの1つ以上の条件を満たしていること
①1年以上のパーソナルトレーナーやインストラクターなどの実務経験がある
②1年以上の運動部指導やフィットネス企業での勤務経験がある
③体育系または医療系の大学・専門学校を卒業している
④NESTA認定の養成講座やコースを受講済みである
以上の条件を満たし、認定試験に合格することが求められます。
NESTA-PFTを取得することで、トレーニング指導において高い専門性を証明することができ、パーソナルトレーナーとしてのキャリアが広がります。
また、NESTA-PFTは国際的に有名な資格であるため、将来的に海外での活動を考えている方にもおすすめです。
JATI-ATI
JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)は、パーソナルトレーナーとしてトレーニング指導に関する専門知識を身に付けたい方におすすめの資格です。
JATI-ATIの勉強を通じて、パーソナルトレーナーとしての基礎から応用まで、幅広いトレーニング指導に必要な知識やスキルを学ぶことができるため、専門性を高めたい方に適した内容となっています。
さらに、JATI-ATIの資格を取得することにより、お客様に対して効果的なトレーニングプランを提案することが可能となり、信頼性の向上にもつながります。
JATI-ATIの認定試験を受験するには、まずJATIへの入会が必要であり、その上で養成講習会の受講と自己学習課題(ワークシート)の提出を行うことが必要です。
なお、講習会を受講するためには以下の申請条件を満たす必要があり、いずれかの経歴を持っていることが条件となっています。
・4年制大学卒業者(卒業見込みを含む)
・短大、専門学校卒業者(卒業見込みを含む)
・職業能力開発大学校の専門課程修了者(修了見込みを含む)
・防衛大学校、海上保安大学校、気象大学校などの各省大学校修了者(修了見込みを含む)
・高卒以上で運動指導歴が3年以上ある方
以上のように、資格取得には経歴条件や講習会の受講などの要件がありますが、JATIが指定する資格(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・健康運動実践指導者・理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格)を保有している方は、一般科目の講習会参加や課題の提出が免除されます。
トレーニングに関する基礎知識だけでなく、実践的な指導スキルも身に付けることができるため、パーソナルトレーナーとしてのキャリアアップを目指す方におすすめの資格です。
おすすめのパーソナルトレーナー専門学校
以上では、パーソナルトレーナーの専門学校で学べる資格内容について解説しました。
次に本項ではおすすめのパーソナルトレーナー専門学校を2つご紹介します。
・東京リゾート&スポーツ専門学校
・東京スポーツ・レクリエーション専門学校
以下でそれぞれ詳しく紹介しますので、参考にしてください。
東京リゾート&スポーツ専門学校
東京リゾート&スポーツ専門学校は、大手フィットネスクラブやプロのスポーツチームなどで現場実習を経験できる専門学校です。実習を通して、現場で必要なスキルや知識を身に付けられるので、即戦力として働けるようになります。
また、施設にはスポーツクラブと同じような最新設備が整っており、スタジオ・マシンルーム・プールなどが完備されているため、実践的なトレーニング指導を学ぶことが可能です。
さらに、一部の資格については認定校に指定されているため、講習会などが免除されることもあり、効率的に資格取得を目指せるのが特徴です。
東京リゾート&スポーツ専門学校ではアスレティックトレーナーやJATI認定トレーニング指導者などの資格取得が可能です。
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
東京スポーツ・レクリエーション専門学校は、パーソナルトレーナーを目指す方にとっておすすめの専門学校です。
パーソナルトレーナー科が設置されており、専門的な知識やスキルをしっかりと学ぶことができます。1年次からパーソナルトレーナーに必要なカリキュラムを受けられるため、早い段階から実践的なスキルを身につけられます。
また、提携している企業とのスポーツコラボ実習で実践形式の技術を学ぶことができ、、即戦力として活躍する力を養えます。
東京スポーツ・レクリエーション専門学校で取得できる資格はNSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)などです。
パーソナルトレーナー専門学校に通うメリットとは?
パーソナルトレーナー専門学校に通うメリットは、
・専門知識を時間をかけてじっくり学べる
・国家資格の受験資格を得られる
の2つです。以下で詳しく解説します。
専門知識を時間をかけてじっくり学べる
パーソナルトレーナー専門学校では、2年間かけてじっくりと専門知識を学ぶことが可能です。
解剖学や運動生理学、トレーニング指導法などパーソナルトレーナーに必要な理論やスキルを体系的に学ぶカリキュラムが組まれているため、基礎から応用までしっかりと学べます。時間をかけて学ぶことで知識が定着しやすく、卒業後も自信を持って指導に活かせるでしょう。
また、実技指導の時間も豊富に用意されているため、実際のトレーニング現場で必要なスキルを身につけることが可能です。
国家資格の受験資格を得られる
パーソナルトレーナー専門学校に通うことで、柔道整復師や理学療法士、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、作業療法士といった国家資格の受験資格を得られることも大きなメリットです。
これらの国家資格を取得することで、トレーニング指導だけでなく、ケガやリハビリのサポート、健康増進の指導などより幅広い分野で活躍できるようになります。
専門学校のカリキュラムは、これらの資格取得を前提に組まれているため、試験対策もしっかりと行われています。国家資格を持っていると就職先の幅が広がり、フィットネスクラブやジムだけでなく、病院やリハビリ施設、整骨院などでも働くことが可能です。
パーソナルトレーナー専門学校に通うデメリットとは?
パーソナルトレーナー専門学校にはデメリットもあります。
本項では、専門学校に通ってパーソナルトレーナーを目指す際に知っておきたい、
・パーソナルトレーナーに特化した知識を身に付けられないことがある
・学費が高い
・卒業までに時間がかかる
・社会人が通うのは難しい
以上の4つのデメリットについて解説します。
パーソナルトレーナーに特化した知識を身に付けられないことがある
専門学校では、スポーツ学科やスポーツトレーナー科を設置していることが多く、パーソナルトレーナーに特化した学科を設置している学校は限られています。そのため、パーソナルトレーナーとして働くために必要な知識やスキルをすべて身に付けるのは難しい場合があります。
専門学校のカリキュラムは、トレーニング全般に使える基本的な専門知識を学べるように構成されており、フィットネスやスポーツ全般に関する理論や技術が中心となります。
もちろん、基礎的なスキルは習得できますが、パーソナルトレーニングに特化した知識や実践的なスキルを得る機会は少ないことがデメリットです。
パーソナルトレーナーとして特化した指導を求めている方にとっては、専門学校だけでは不十分に感じることがあるでしょう。
学費が高い
パーソナルトレーナー専門学校に通う大きなデメリットの1つは、学費が高いことです。
2年間の通学が必要な専門学校では、授業料や教材費、実習費などを含めると、総額で2~300万円かかることが一般的です。これに加えて、通学にかかる交通費や通学期間中の生活費も考える必要があります。
専門的な知識や技術を習得するための投資として考えれば価値はありますが、費用の負担は決して小さくありません。
卒業までに時間がかかる
パーソナルトレーナー専門学校は2年間のカリキュラムが基本となるため、卒業までに時間がかかる点もデメリットの1つです。
専門学校では、専門的な知識やスキルをじっくり時間をかけて身につける事が可能ですが、早く現場で働きたいと考える方にとっては、長い期間を費やすことが負担になるかもしれません。
また、通学期間中は働いて収入を得ることが難しいため、経済的な面での負担も増える可能性があります。
一方で、専門学校以外のパーソナルトレーナー養成スクールでは、短期間で資格取得を目指すことができる上に、本業を続けながら合間時間でパーソナルトレーナーを目指せるため、早くトレーナーとして働きたい方には養成スクールの方が適している場合もあります。
社会人が通うのは難しい
社会人にとって、パーソナルトレーナー専門学校に通うのは時間的に難しいことが多いです。
専門学校は平日の日中に授業が行われることが一般的で、働きながら通うことは現実的ではありません。そのため、仕事を続けながらパーソナルトレーナーを目指す方にとっては、仕事と両立させることが難しいため、退職して専門学校に通う選択肢も考えなければならないケースもあります。
こうした点から、社会人が専門学校に通うのはハードルが高く、別の方法で資格を目指すほうが現実的な場合もあります。
パーソナルトレーナー専門学校が向いている人
パーソナリティトレーナー専門学校は、上述の通り時間とお金が必要です。したがって、以下のような人におすすめと言えるでしょう。
・時間をかけてじっくり勉強したい人
・時間やお金に余裕のある人
・これから進学する学生
・国家資格を取りたいと考えている人
上記に該当する方は専門学校への進学を検討する余地はあります。
しかし、すでに社会人として働いており合間で働きたい方や、実践の場での経験を活用していち早くパーソナルトレーナーになりたい方は、パーソナルトレーナーの養成スクールをご検討してみてはいかがでしょうか。
次項では、パーソナルトレーナーの養成スクールについてご説明しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
パーソナルトレーナー養成スクールとは?
パーソナルトレーナー養成スクールとは、パーソナルトレーナーとして働くために必要な知識やスキルを短期間で集中して学べる民間のスクールです。
一般的に専門学校よりも通学期間が短く、3ヶ月から1年程度でトレーナーに必要な理論や実技を学ぶことができます。資格取得のためのカリキュラムも充実しており、NSCA-CPTやNESTA-PFTといったトレーナー業界で評価の高い資格の取得を目指すことが可能です。
また、養成スクールは社会人や忙しい方でも通いやすいよう、オンライン講座や夜間・週末のコースが用意されている場合が多く、仕事と両立しながら学べます。
実践的なトレーニング指導や現場での即戦力となるスキルを学ぶことができるため、短期間でパーソナルトレーナーとしてのキャリアをスタートさせたい方におすすめです。
パーソナルトレーナー養成スクールで取得できる主な資格
パーソナルトレーナー養成スクールでは、トレーナー業界で評価の高い民間資格を短期間で取得することができます。
具体的に、養成スクールで取得できる主な資格は以下の通りです。
・NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
・NSCA-CSCS(NSCA認定認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー)
・JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者資格)
・健康運動指導士
パーソナルトレーナー養成スクールが向いている人とは?
パーソナルトレーナー養成スクールは学費が安く、短期間で効率的にパーソナルトレーナーに特化した実践的な知識を学べることや就職サポートが手厚いことが特徴です。
以下のような人はパーソナルトレーナー養成スクールが向いています。
・限られた予算で資格を取得したい人
・短期間で効率的にパーソナルトレーナーのスキルを身に付けたい人
・実践的なカリキュラムや現場で使えるスキルを重視する人
・すでに社会人として働いている人
・パーソナルトレーナーの資格を取得してすぐに働きたい人
・就職活動を効率的に進めたい人
・即戦力として働きたい人
パーソナルトレーナー養成スクールで学ぶメリットとは?
パーソナルトレーナー養成スクールに通うメリットは、
・パーソナルトレーナーに特化した知識を学べる
・専門知識やスキルを短期間で効率的に学べる
・学費が専門学校より安い
・オンライン講座を開講しているスクールもある
・仕事をしながらでも通える
・就職サポートをしてもらえる
以上の6つです。以下でそれぞれについて詳しく解説します。
パーソナルトレーナーに特化した知識を学べる
パーソナルトレーナー養成スクールでは、トレーナーに特化した知識やスキルを集中して学ぶことができます。
養成スクールは、パーソナルトレーニングに必要な解剖学や生理学、トレーニング指導法、栄養学など、実践的な内容に焦点を当てたカリキュラムが組まれているため、現場で役立つ知識を効率的に身に付けられます。
また、最新のトレーニング手法や指導テクニックを学ぶ機会も多いため、実際のトレーニング現場で活かせるスキルを習得できます。
パーソナルトレーナーとして活躍するための実務に特化した内容を学べる点は、養成スクールならではのメリットです。
専門知識やスキルを短期間で効率的に学べる
パーソナルトレーナー養成スクールでは、専門的な知識やスキルを短期間で効率的に学ぶことが可能です。
一般的なカリキュラムは3ヶ月から1年程度で完了するものが多く、専門学校の2年間と比べると、早く資格取得を目指せます。実践的なトレーニング指導や現場でのロールプレイングなどを通じて、すぐに現場で活用できるスキルを身に付けることができます。
そのため、早くトレーナーとしてデビューしたい方や、現在の仕事と並行して効率的に学びたい方にとって、養成スクールはおすすめの選択肢です。
学費が専門学校より安い
パーソナルトレーナー養成スクールは、専門学校に比べて学費が安いことも大きなメリットです。
専門学校では2年間で200~300万円程度かかることが一般的ですが、養成スクールの場合、短期間で効率的に学べるため、費用も数十万円程度に抑えられることが多いです。
費用を抑えながらも、しっかりとした知識やスキルを身に付けたい方に養成スクールはおすすめです。
オンライン講座を開講しているスクールもある
近年では、オンライン講座を提供しているパーソナルトレーナー養成スクールも増えてきています。
そのため、住んでいる場所を問わず全国どこからでも受講が可能になっており、通学の手間や時間を省くことができます。また、全国どこに住んでいてもスクールに通えることもメリットです。
さらに、オンライン講座は自分の都合に合わせて学習できるため、仕事や家庭の事情で忙しい方でも無理なく続けられるのが魅力です。動画やライブ配信で実技指導を受けられるスクールも多く、質の高い学習が可能です。
仕事をしながらでも通える
パーソナルトレーナー養成スクールは、仕事をしながらでも通いやすいように、夜間や週末に授業が行われることが多いのが特徴です。
フルタイムで働いている社会人や、アルバイトをしながらトレーナーを目指す方でも無理なく通うことができます。さらに、オンライン講座を併用しているスクールもあるため、自分のペースで学習できるのも魅力です。
仕事と学習を両立させながらトレーナーの知識や技術を習得したい方にとって、柔軟なスケジュールを提供してくれる養成スクールは最適です。
就職サポートをしてもらえる
パーソナルトレーナー養成スクールでは、就職サポートが充実していることも大きなメリットです。
多くのスクールでは、提携しているフィットネスクラブやジム、スポーツ施設などへの就職斡旋を行っており、卒業後の就職活動を手厚くサポートしてくれます。
また、履歴書の書き方や面接対策、現場での実習経験などをサポートの一環として提供しているスクールもあるため、初めてトレーナーとして就職する方でも安心してキャリアをスタートさせることが可能です。
パーソナルトレーナー養成スクールで学ぶデメリットとは?
前項では、パーソナルトレーナー養成スクールに通うメリットについて解説しましたが、当然メリットだけではなくデメリットも存在します。
そこで本項では、
・専門学校よりも授業時間が少ない
・国家資格が取れない
以上の2つのデメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
専門学校よりも授業時間が少ない
パーソナルトレーナー養成スクールは、専門知識やスキルを短期間で効率的に学べるのが魅力ですが、その分、専門学校と比べて授業時間が少ないというデメリットがあります。
一般的に専門学校は2年間かけてじっくりと知識を習得しますが、養成スクールは3ヶ月から1年程度でカリキュラムを完了するため、全体的な学習時間が短くなります。そのため、理論や基礎知識をじっくり学びたい方や、時間をかけてしっかりと理解を深めたい方にとっては、十分な時間を確保できないと感じることもあります。
また授業時間が限られているため、自己学習が重要となり、スケジュールに合わせて自ら勉強する意欲が必要です。
国家資格が取れない
パーソナルトレーナー養成スクールでは、NSCA-CPTやNESTA-PFTなどのトレーナーとして評価の高い民間資格を取得することができますが、柔道整復師や理学療法士などの国家資格を取得することはできません。
国家資格は、専門学校や大学で一定のカリキュラムを修了し、国家試験に合格することで取得できるため、養成スクールではこの道が閉ざされているのがデメリットといえます。
パーソナルトレーナーとして働き、キャリアアップするには民間の資格だけでも十分ですが、将来的にリハビリや医療分野でのキャリアを考えている方や、国家資格が必要な職場で働きたい方には、養成スクールだけでは不十分と感じることがあります。
専門学校か養成スクールか選ぶ際のポイントとは?
続いて、専門学校か養成スクールか選ぶ際のポイントについて解説します。
・学費
・通う期間
・カリキュラム
・取得可能できる資格
・卒業後の就職先
以上の5つのポイントを以下でそれぞれ詳しく解説します。
学費
専門学校と養成スクールでは、学費に大きな違いがあります。
専門学校は2年間通うため、学費だけでも200~300万円ほどかかることが一般的です。また、教材費や施設使用料など、追加の費用もかかるため、経済的な負担が高くなりやすいです。
一方、養成スクールは短期間で学べるため、学費も数十万円程度と比較的抑えられることが多いです。ただし、養成スクールによって費用は異なるので、事前に料金をしっかり確認しておくと安心です。
費用を抑えながら学びたい方や、早く現場で働きたい方には養成スクールが適していますが、じっくりと学びたい方は専門学校も検討すると良いでしょう。
通う期間
専門学校は2年間かけてじっくり学ぶのに対し、養成スクールは3ヶ月から1年程度と、短期間で集中して学べるのが特徴です。
長い時間をかけてしっかりと知識を身に付けたい方には専門学校が向いていますが、早く資格を取得して働き始めたい方や、時間的な余裕がない方には養成スクールが適しています。
また、養成スクールは週末や夜間、オンラインでの授業も提供していることが多いため、働きながら学ぶことも可能です。自身の生活スタイルや学習ペースに合わせて選ぶと良いでしょう。
カリキュラム
カリキュラム内容も、選ぶ際の重要なポイントです。
専門学校は、トレーニング指導に加えて、解剖学や生理学、栄養学など基本的な知識を幅広く学べるカリキュラムが整っています。
一方で養成スクールは、パーソナルトレーニング現場で役立つ実践的なスキルを短期間で集中的に学ぶことに特化しているため、実務で即戦力となるトレーナーを目指す方に向いています。
基礎をじっくり学びたい方は専門学校、実践的なスキルを早く身に付けたい方は養成スクールを選ぶと良いでしょう。
取得可能できる資格
専門学校では、柔道整復師や理学療法士などの国家資格の受験資格を得られるほか、パーソナルトレーナー関連の資格も取得可能です。
一方、養成スクールではNSCA-CPTやNESTA-PFTなどの民間資格を中心に取得できます。
国家資格を取得して医療やリハビリ分野で働きたい場合は専門学校がおすすめです。トレーナーとしてのキャリアを早くスタートさせたい、民間資格を持って活動したい方には養成スクールが向いています。
卒業後の就職先
専門学校卒業後は、フィットネスクラブやジム、リハビリ施設、接骨院などへの就職が一般的です。国家資格を取得すれば、医療機関やスポーツチームで働く道も開かれます。
一方、養成スクールではフィットネスクラブやジム、スポーツ施設での就職サポートが充実しているため、すぐに現場で働きたい方に適しています。
就職サポートを重視する方は、スクールが提携している施設やサポート体制を確認しておくと良いでしょう。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
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おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール:トレスク
トレスクは、パーソナルトレーナーの資格取得を目指す方におすすめの養成スクールです。
トレスクは、NSCA-CPT資格の取得に特化したスクールで、未経験者でも短期間で一発合格を目指せるカリキュラムを学べます。
協会認定の講師が、暗記だけではない現場で活用できる知識やスキルを重視した授業内容をわかりやすい講義で指導します。最短3か月のカリキュラムで、効率的に学ぶことができ、卒業生のNSCA-CPT認定試験合格率は97.29%を誇ります。
また、すべての講座がオンラインで完結するため、住んでいる場所に関係なく受講できるのも魅力です。
さらに、トレスクは資格取得後の就職サポートも充実しています。豊富な求人情報を提供してもらえたり、履歴書の添削や面接対策、キャリアプランの相談などもアドバイスをもらえます。
まとめ
パーソナルトレーナーとして活躍するためには、専門学校や養成スクールで知識やスキルをしっかりと身に付けることが大切です。
専門学校は、時間をかけて国家資格や幅広い知識を学びたい方におすすめで、養成スクールは短期間で実践的なスキルを身に付けたい方に適しています。
どちらを選ぶにしても、自分の目指すキャリアやライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。ぜひ自分に合った学びの場を選び、理想のトレーナーを目指してください。
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