プッシュアップはやり方によってこんなに変わる!人気YouTuber2人のプッシュアップ徹底比較
もっと負荷のかかるプッシュアップを知りたい人やフォームによる効かせ方の変化を知りたい人に向けて、人気YouTuber2人のプッシュアップを徹底比較していきます!
山本義徳氏
アメリカのコンテスト優勝経験がある山本義徳氏のプッシュアップは胸に負荷を集中させたい人にオススメ!
アイテムを使って効率よく胸に効かせる方法を伝授しています。
山澤礼明氏
山澤礼明氏のプッシュアップは、肩甲骨の寄せと胸の張りを重要視しておこなうスタイルが特徴。
工夫を入れた方法で大胸筋にたっぷり刺激を送ります!
プッシュアップとは?
プッシュアップとは日本語で言う「腕立て伏せ」です。
主に大胸筋を鍛えるための自重トレーニングで、付随して三角筋・上腕三頭筋も鍛えることが可能。
自重トレーニングでもキツい部類に入り、避けたい人が多い種目でもあります。
どんな動き?
うつ伏せの状態から両手で体を持ち上げる動作、肘を曲げて地面につかない程度まで体を下ろす動作を繰返しおこなうのがプッシュアップです。
呼吸方法として体を持ち上げる時に息を吐き、下ろす時に息を吸う形でおこないます。
上げ下げの早さによってかかる負荷も変わり、ゆっくりおこなえば負荷も増え、素早くおこなえば筋肉の瞬発力をつけることが可能です。
どこの筋肉に効く?
プッシュアップで効く部位は以下の通りです。
- 大胸筋
- 三角筋
- 上腕三頭筋
- 体幹
通常のフォームでおこなう場合は、上記の部位を効かせることが可能。
しかし、工夫次第では効かせる箇所を変えたり増やすこともできます。
プッシュアップ一つだけで鍛えられる箇所が多いところも魅力です!
これから紹介する2人のプッシュアップは、バリエーションが豊富なので是非参考にしてください。
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山本義徳氏のプッシュアップとは?
参考動画:【大胸筋】5種目の腕立て伏せで大胸筋全体に効かせる!自重でも胸がデカくなるトレーニング
山本氏のプッシュアップは、ベンチプレスと同じかそれ以上の効果を出せるものとしてYouTubeで紹介されています。
少ない回数で大胸筋に効かすことができるのも、山本氏のプッシュアップの魅力です。
では、山本氏のプッシュアップについて解説していきます!
山本義徳氏とは?
山本義徳氏は、アメリカのボディビル大会制覇の経験を持ち、メジャーリーガーをはじめ数々のトップアスリートや格闘家などへトレーニング指導を行なってきた名トレーナーです。
ボディビルに転身する前はパワーリフティングに励み、1991年の東京パワーリフティング選手権大会で優勝後飾った後、ボディビルへ転身。
現在はYouTubeに山本氏のオリジナルトレーニングや正しいトレーニング法の解説もおこなっています。
チャンネル登録者数45万人(2021年8月現在)を超え、人気のあるYouTuberです。
プッシュアップのスタイル・特徴とは?
山本氏がオススメする主なプッシュアップの種類は以下の3つです。
・ワイドプッシュアップ
通常よりも肩幅を2倍に広げておこなうプッシュアップです。手幅を広げることで、少ない回数でも大胸筋へ強く効かすことができます。
・バーを用いたプッシュアップ
プッシュアップバーを使うことで手首への負担を軽減。深く体を下ろすことができるため、大胸筋に強い負荷をかけることが可能です。
・軍手を利用したプッシュアップ
軍手を利用することで大胸筋を収縮させることが可能に。大胸筋を収縮させることで大胸筋への負荷が強まり、ベンチプレス以上の効果も期待できます。
どこの筋肉に効かせる?
山本氏のプッシュアップは大胸筋に強い負荷を集中させるためには最適なメニューです。
基本はワイドスタンスで、大胸筋の筋肥大を目的としたプッシュアップ。
1回当たりの負荷を強めることで効率的に大胸筋を鍛えることができます。
もっと負荷のかかるプッシュアップをしたい人、自宅でベンチプレスと同じくらいの効果がほしい人は試してみる価値ありです!
山澤礼明氏のプッシュアップとは?
参考動画:腕立て伏せで作るカッコイイ大胸筋。初心者が筋トレを始めるならどこでも出来る腕立て伏せがオススメです
山澤礼明氏のプッシュアップは、大胸筋を部分別で鍛えられるメニューとしてとても参考になります。
YouTubeの動画では初心者にもわかりやすく教えてくれており、バリエーションが豊富。
形の整った大胸筋を作っていくことができます。
では山澤氏のプッシュアップについて見ていきましょう!
山澤礼明氏とは?
山澤礼明氏は、新潟県で「上越YGパーソナルトレーニングジム」と「ULTIMATE FITNESS」を経営するパーソナルトレーナーです。
また、チャンネル登録者数50万人(2021年8月現在)を超える有名な筋トレYouTuberでもあります。
太めの体型がコンプレックスだったことから10歳から器械体操をはじめ、大学卒業後はカナダのサーカス集団である「シルク・ドゥ・ソレイユ」に31歳まで所属。
体操の経験をエンターテイメントとして活かすべく努力を積重ねてきました。
器械体操時代に懸垂をやりこんできたこともあり、背中の筋肉がかなり発達しています。
プッシュアップのスタイル・特徴とは?
山澤氏が紹介しているプッシュアップは5種目あり、各20回ずつおこなうことで大胸筋をバランスよく鍛えられる内容が特徴です。
大胸筋の鍛える部位によって、プッシュアップのフォームに工夫を入れながらおこなっていきます。
肩をしっかり落とし、肩甲骨を寄せつつ胸が張った状態でおこなうことを推奨。
胸を張って肘を伸ばしきらない「ノンロック法」でおこなうことで、胸への負荷を逃がさずに効かせられるのが山澤氏のプッシュアップです。
どこの筋肉に効かせる?
山澤氏のプッシュアップは大胸筋・三角筋・上腕三頭筋に効かすことが可能です。
大胸筋は上部・中部・下部と3階層に分けて効かせていきます。
上腕三頭筋や三角筋にも効かせることができるため、肩回りや上腕の発達にも有効。
瞬発やストレッチを混ぜることで、より効果を期待できるのが山澤氏のプッシュアップです。
それぞれのプッシュアップの特徴・違いとは?
これまで山本義徳氏・山澤礼明氏2人のプッシュアップについて解説してきました。
それぞれのプッシュアップ法を比べてみて、違いなどが見えている人もいるかもしれません。
では2人のプッシュアップにはどのような違いがあるのかを解説していきます!
スタイル・動きの違い
山本義徳氏はワイドスタンスを軸として、プッシュアップバーを用いた方法や軍手を使ったプッシュアップなどアイテムを使ったスタイルが印象的です。
山澤礼明氏は左右片方ずつ肩甲骨を寄せながらおこなう「アーチャープッシュアップ」・お尻を突き上げておこなう「パイクプッシュアップ」などバリエーションが豊富です。
2人のプッシュアップスタイルは特徴がはっきりしているため、自分がやりやすそうな形を選んでおこなうことができます!
理論の違い
2人の理論の違いで目立ったのが「手の使い方」です。
山本義徳氏は大胸筋に負荷を集中させるために、手の幅を肩幅の2倍取ることを推奨。
山澤礼明氏は肩甲骨を寄せ、自然と胸を張れる幅でおこなうスタイルです。
2人の理論を比べると手の幅に違いが見られ、幅によって鍛えられる部位も変わることが見えてきます。
どの手幅が最適かをそれぞれの理論で試していきながら、ベストな方法を見つけることが大切です。
効かせる筋肉の違い
山本義徳氏は大胸筋に負荷を集中させ、他の部位に負荷が分散しないようにするための方法を解説。
山澤礼明氏は大胸筋・三角筋・上腕三頭筋を中心に効かすプッシュアップ法を展開しています。
それぞれ効かす部位が変わるため、自分が鍛えたい部位はどこなのかを決めた上で参考にすると良いでしょう。
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まとめ
今回は2人の有名な筋トレYouTuberのプッシュアップについて比較をしてきました。
プッシュアップは5大自重トレーニングの一つとされていますが、工夫を入れることでバランスよく鍛えることが可能なメニューです。
2人のスタイルを比べてみただけでも、さまざまなやり方を発見することができたかと思います。
ジムでベンチプレスをするよりも色んな形でおこなうことが可能ですし、上部・中部・下部と大胸筋の中でも細かく鍛えることが可能です。
プッシュアップの負荷を増やしたい人、フォームを変えて負荷をかける箇所を変えたい人は今回紹介したやり方を参考にしてみてください。
某情報誌とサイトの編集者として15年以上勤務し、自身も編集者時代からダイエットとリバウンドを繰り返した経験を持つエディター兼ライター。現在はダイエット関連の記事を400本以上担当しつつ、3児の母として日々育児に奮闘している。