パーソナルトレーナーの新卒採用や未経験は厳しい!それでも挑みたい人へのアドバイス
パーソナルトレーナーになりたい人なら、誰もが一度は求人サイトなどを見たことがあるかもしれません。最近はこの職業の認知度も高まり、それに伴い「私もパーソナルトレーナーになりたい!」という思いを抱く方も増えてきました。
世間のニーズと共にパーソナルジムの数も増え、それと同じくしてパーソナルトレーナーの採用ページも活気づいています。
そんな盛り上がりを見せるパーソナルトレーナー業界ですが、ネット上の表面に出てくる情報と、実際の現場で起きている事態にはちょっとしたズレがあります。
ここでは、実際の問い合わせデータを参照しながら、パーソナルトレーナーの採用事情の裏側、そしてパーソナルジムに選ばれるための戦略をご紹介します!
パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、クライアントのお客様と1体1でエクササイズ・トレーニング指導・栄養指導などを行う仕事です。
一人一人の理想の体型や姿を叶えるために、クライアントとの間に信頼関係を築くことが重要です。
パーソナルトレーナーを仕事にするための資格は存在しません。
しかし、多くのパーソナルトレーナーが取得している民間の資格はいくつか存在します。
一般的な働き方はスポーツジムで業務委託として活躍することです。
他にはパーソナルトレーニングジムを運営している企業で活躍する方法があります。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
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未経験でも募集できる!パーソナルトレーナーの採用状況
パーソナルトレーナーの求人募集をのぞいてみると、すぐにある共通点があることに気づくこと思います。それは、パーソナルジムの求人の大半が「未経験OK」という条件を掲げていることです。
パーソナルジムは全国展開の大規模ジムから、基本1〜2名で経営している小規模ジムまで様々です。しかし、この「未経験OK」という条件を掲げているという傾向は、どの規模でも変わらないようです。
未経験でもパーソナルトレーナーになれるのは、丁寧な研修を行なっているから
パーソナルトレーナーは間違いなく「専門職」の1つです。しかしなぜ、未経験でもOKという募集を掲げているのでしょうか?その理由は、パーソナルジムがここで行う「研修」にあります。
一般的に、未経験で入社したパーソナルトレーナーは、2ヶ月〜半年などの長期的な期間を通じて、パーソナルトレーニングに必要なノウハウを勉強します。
現実は厳しい!パーソナルトレーナーの採用事情とは?
未経験歓迎という言葉と、店舗での徹底研修が用意されているという事実。この2つから、「パーソナルトレーナーって、結構簡単になれるのかも?」と思う人がいます。
確かに、ある意味パーソナルトレーナーというのは間口の開かれた職業に感じられるかもしれません。しかし、ある数字を紹介するとそんな希望的観測が
未経験者の採用率の現実…実は10%にも満たない!?
トレーナーエージェンシーが行った集計には、とある怖いデータが存在します。実は全体の応募総数に対して、最終的にパーソナルジムに就職できた方は8.75%。つまり10%にも満たないんです。
さらに追い討ちをかけるように、もっと厳しい数字があります。
就職が決まった方々には、トレーナーの経験者と未経験者とがいます。そのうち、未経験者の方の割合は28.5%。つまり就職者の大半が、もともと何らかのトレーナー経験を積んでいるというわけです。
求人応募者全体の中で、就職できた人でかつ未経験者の割合は、わずか2.5%に止まります。これは、応募者40人につき1人しか就職できないということに繋がるわけです。
おそらくみなさんが実際に想像していたよりも、はるかに厳しい数字が並んでいることでしょう。
未経験に優しいようで優しくない、パーソナルトレーナーの採用の裏側
なぜパーソナルトレーナーの職業は未経験者歓迎なのに、こうも就職難な状態なのでしょうか?それには次のような理由があります。
競争相手は未経験者ではない
採用ページに「未経験者歓迎!」という言葉を見て、パーソナルトレーナーになるのはハードルが低いのかも?と勘違いしてしまう人は多いです。
しかし、パーソナルトレーナーは紛れもなく「専門職」の1つ。採用事情の実態を見てもらっても分かる通り、その採用には経験者の方も当然のように応募しているのです。
「未経験者歓迎」は、決して「未経験者のみ募集」とは違うということですね。
ジム側の切実な採用事情
よほどの大手パーソナルジムでもない限り、多くのジムの採用枠は「若干名」、1度に1〜3名ほどです。採用数が少なければその分、ジム経営者も実力のある人材を欲しがります。
また、新人に行う研修というのはジムにとっては必要な経費とはいえ、大きなコストとしてのしかかります。小規模ジムほどこの負担は辛いものです。
そんな時、即戦力級の経験者が求人に応募をしてきたら、未経験者よりも優先して採用したくなるのは自然の流れと言えるかもしれません。
未経験者の一部が抱いている「勘違い」も要因の1つか?
これは実際にあった話です。
とある未経験者の方が、トレーナーエージェンシーに求人問い合わせをしてくれました。その方は高い頻度でジムのトレーニングをしていて、体つきにはとても自信がようでした。
その方が、電話でのヒアリング中にこんなことを言っていたんです。
「この前、あるパーソナルジムのトレーナーページを見てたんです。でもみんな、結構体細いんですよ。あんな体つきでもパーソナルトレーナーになれるんですね 」
トレーニングを熟知している自称上級者の方ほど、こういう考え方をしているケースが多いと思います。確かにパーソナルジムのスタッフページを見ると、細身のトレーナーさんがたくさんいます。
しかし、別に体づくりの最終地点は、必ずしも筋骨隆々のボディビルダーというわけはありません。
人によって、追い求める体つきには様々なゴールがあります。
- 体重を落としたい、ウエストのサイズダウンをしたい女性。
- 年齢を重ねる上で蓄えてしまった体脂肪を燃やして、メタボを脱したい男性。
- フィジークなどの大会で優勝するために、ボディメイクに励みたいトレーニー。
- スポーツ競技の成績を上げるため、パフォーマンスアップをしたいアスリート。
パーソナルジムのトレーナーには、こうした多種多様なニーズを持っているお客様の支えとなり、目標達成に必要な知識・ノウハウを伝授して実行することが求められています。
極端な話、みなさんがどういう体つきをしているかは関係ありません。むしろ全く運動指導やトレーニング経験がない方が、トレーナーとして採用されるケースも存在します。
パーソナルトレーナーの採用市場で強くなるには!?
その中でパーソナルトレーナーの職業を手にするためには、備えておべき準備、戦略というものが存在します。それを少しだけ紹介しましょう。
パーソナルトレーナーの採用競争で必要な「準備」
パーソナルトレーナーの採用は、大規模なジムをのぞいて新卒・中途採用を区別していないケースが多いです。その時、すでに働いている方は未経験でも有利に立てるスキルがあります。
それが、「接客」と「営業」です。
パーソナルジムの勤務はマンツーマン指導に限りません。受付などの対応や、無料カウンセリングで来店されたお客様の対応、そして契約までのクロージングなども行う必要があります。
こうした業務で生かされるのは、営業や接客業務を経験してきた方々です。現に未経験者で就職できた方の中には、元美容師だったという方がいます。
また、この2つの業務経験がある方は総じて「身なりがきっちりしている」という点も挙げられます。
パーソナルトレーナーは1対1でお客様に接する以上、見た目にかなり気を使う必要があります。その意識がすでにある方は、ジム側にとってトレーナーに持っていてほしい教養が備わっていると判断されることでしょう。
こうした自分の強みになる部分は、しっかりアピールできるようにしておくべきです。
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未経験歓迎の求人情報から、パーソナルトレーナーの道を掴みたいあなたへ
未経験向けのパーソナルトレーナー市場が、決して楽な道ではないことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
とはいえ、夢に向かってチャレンジしたい!という意欲の高い方も多いはず。
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