リラクゼーションへの転職はとても魅力的!未経験者に必要なことって何?
リラクゼーションの仕事と聞いた時、具体的に何を思い浮かべますか? エステティックサロン、それともマッサージや整体などのボディケアでしょうか。
リラクゼーションは、お客様の緊張をやわらげ、ストレスなどを軽減し、リラックスした状態へと導く施術のこと。そういった意味で、実は先に上げた業種は全部、リラクゼーションに分類されるのです。
ここでは、今一つ具体的につかみ難いリラクゼーション職の内容についてと、リラクゼーション業界への転職のメリット、そしてリラクゼーションで働くために必要なことなどをお伝えして行きます!
実は意外と知らない人が多い「リラクゼーション」の種類
リラクゼーションの仕事の基本は、お客様のコリをほぐし、ストレッチなどを施して疲れた身体を癒す、つまりリラックスさせる仕事です。
しかし、リラクゼーション職の人が実際に行なっている業務を説明するためには、「リラクゼーション」という言葉だけでは不十分な場合がままあります。
なぜならリラクゼーションは、職種、そして所属店舗の方針などによって、お客様に提供するサービスが非常に幅広く、多岐にわたっているからです。
お客様を癒し、リラックスに導くためには、お客様が抱えている様々な問題を考慮し、対処しなければならない。つまり、様々な対応が求められるため、幅広い知識や経験が必要になってきます。
それだけに、非常にやりがいのある職種と言うことができるのです。では、実際にリラクゼーション職の人はお客様にどんなことをしているのか、具体的にご紹介していきましょう。
マッサージ系
店舗に来店されるお客様に対して、身体の疲れている部分や固まってしまっている部分をほぐしたり緩めたりなどします。
リラックスさせる効果だけではなく、アプローチした部位の血流も良くなり、身体がより軽やかになり、動かしやすくなります。
エステティックサロン、リフレクソロジー、タイ古式マッサージ、リンパマッサージ、カイロプラクティックなど、マッサージ系のリラクゼーションは本当に多岐にわたります。
整体
マッサージ系が身体をほぐすことをメインに行なっているのに対し、整体は、文字通り体を整えるという目的で筋肉をほぐし、お客様の不調(頭痛・肩凝り・腰痛・怪我の後遺症など)をやわらげます。
また、店舗によってはストレッチや骨格の調整なども行います。
整体院、整骨院という名称で展開する店舗が多い傾向にあります。
ヨガ
ヨガはリラクゼーション職ではなくフィットネスの分野だと思っている人も多いかと思いますが、ヨガはれっきとしたリラクゼーション職です。
ただ、マッサージや整体がお客様に直接手を触れてアプローチするのに対し、ヨガインストラクターはあくまでサポートとしてお客様に触れる程度で、メインはお客様自身が動いて自分の身体にアプローチする点が大きく異なります。
ヨガのポーズを行うことで身体がストレッチされ、身体が動かしやすくなり、さらにヨガ中に意識して行う呼吸は身体をリラックスさせます。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
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・おすすめの資格
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リラクゼーションに転職するなら知っておきたい、必要な「資格」
リラクゼーションの仕事は学校等に通わなくても独学で勉強できますが、人の身体を変化させる仕事である以上、専門的な知識と技術を必要とします。ですので、何らかの「資格」を取得することをお勧めします。
以下にリラクゼーション職に転職する上で「持っていることが望ましい資格」と「持っていると便利な資格」、さらに「将来的に取りたい国家資格」をご紹介しますので、参考にしてください。
「持っていることが望ましい資格」
・一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会 リラクゼーションセラピスト 1級
協会認定校であるYMCメディカルトレーナーズスクールで、リラクゼーション職に就く上で必要な解剖学や病理学などの基礎知識を学び、実際に人の身体に触れてマッサージやストレッチのスキルを身につけることができます。
認定校でのカリキュラムを終え、検定合格後に資格が発行されます。真面目に授業を受け、スキルの練習をしていれば、検定は問題なく取得できるでしょう。さらに、認定校では就職先の紹介も行ってくれるので、転職したい人に最適な環境です。
「持っていると便利な資格」
・全米ヨガアライアンスRYT200
海外でも通用するヨガの国際ライセンスです。ヨガを学ぶことはもちろんですが、身体の筋肉がどのように動くのか、そしてどんな機能があるのかという部分もカリキュラムを通して学べるため、人の身体全身を診るのに役に立ちます。
RYT200認定研修施設が数多くあるので、学びやすい環境を選ぶことができます。
詳細は:ヨガアライアンス
・公益社団法人日本アロマ環境協会 アロマテラピー検定
環境大臣の許可を受けており、国内で最も認知度の高いアロマの検定。
アロマの効用の基礎を理解することができ、環境にあわせてアロマの香りを選び、お客様のリラクゼーション効果を高めることができるようになります。
詳細は:AEAJ
これら以外にもリラクゼーションに役立つ民間資格はたくさんありますので、あなたにあった資格をぜひ探してみてください。
また資格取得と並行して、解剖学や生理学、そして栄養学なども勉強しておくと、よりお客様に信頼されるリラクゼーションのセラピストになることができます。
「将来的に取りたい国家資格」
・柔道整復師
打撲、捻挫、脱臼、骨折などの損傷に対し、手術や投薬を行わずに、柔整マッサージやテーピングなどの手技でその回復を図ります。
詳細は:公益社団法人 日本柔道整復師会
・鍼師、灸師
鍼灸とは、金属の細い針を経穴(ツボ)に刺し入れる、またはもぐさを燃焼させて経穴に刺激を与えることで、病気や怪我などを治療する東洋医術です。
詳細は:公益社団法人 日本鍼灸師会
・あん摩マッサージ指圧師
日本の伝統医学である「あん摩・マッサージ・指圧」を施術するなら、必ず持っていなければならない国家資格です。
詳細は:公益社団法人 日本あん摩マッサージ指圧師会
リラクゼーション業界では国家資格を必要とするわけでありませんが、お客様の身体に直接手を触れるということもあり、知識やスキルを習得する上でやはり資格はあった方が良い。
その中でも国家資格はやはり転職を含む様々な局面で最も役に立ち、頼りになります。将来的に独立や起業を考えるなら、是非挑戦して頂きたいですね!
リラクゼーション職の転職情報を実際にチェックしてみよう!
リラクゼーション職は所属する企業、店舗によって提供するサービス、そして勤務形態も様々です。
以下にいくつかの例をご紹介しますので参考にしてください。
大手整体チェーン店スタッフ
【雇用形態】 パート/アルバイト・正社員
【業種】 身体に起こっている問題を根本からの解決を目標としたマッサージやストレッチまたは骨格調整を提供。
【給与】 正社員;月給19.5万円〜35万円 ※個人業績、店舗業績に応じて歩合もつく
契約社員;月給 18.0万円~25.0万円 ※アルバイト雇用からスタートし勤務実績や技術ランクによっては正社員への登用もあり
大手整体チェーン店 業務委託スタッフ
【雇用形態】 業務委託
【業種】 お客様の身体の状態・要望に合わせてボディケア・リフレクソロジー・フェイスセラピーなどを行う。
【給与】 2190~3990円/(施術60分)※施術の提供時間に応じた報酬を支給(1分/36.5~66.5円)
※完全出来高制ですがノルマ等はありません(最低収入補償制度もあるため一定の収入は保障されています)
ホットヨガサロン
【雇用形態】 正社員・契約社員・パート/アルバイト・業務委託
【業種】 室温が高く設定されたホットスタジオでお客様にヨガを指導します。
《これらの情報は各求人ページの募集要項からピックアップさせていただいたものになります。》
リラクゼーション職に転職して活躍したい方が持つべきスキル
リラクゼーション職は個人のライフスタイルにあわせて雇用形態を選ぶことができ、業績次第で収入も期待できる、とても魅力的な職業です。
これまでにリラクゼーション職につくにあたって必要な資格等をご紹介しましたが、最後にリラクゼーション職で収入を得て活躍するために、専門的な知識や技術、そして資格を取得する前に養っておいてほしいスキルについてお話します。
リラクゼーション職で活躍するためには、専門的なスキルの習得が必要不可欠ですが、それ以前に必要なものとして、まずは人間的なスキルを磨く必要があります。
そして、人間的なスキルの中で特に必要なのは「相手の話を聞く力」です。
なぜなら、実際に施術をする前に、お客様の身体の状態、生活習慣などをしっかりと把握し、そこからお客様のもつ問題店をみつける必要があるからです。
病院に行って、問診や診察をされずに薬を処方されることはありませんよね?
それと同様に、リラクゼーション職ではまず相手の状態を聞いてから施術の方向性がきまるので、「相手の話を聞く力」というのは人間として特にリラクゼーション職の人間として必要なスキルとなります。
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リラクゼーション職への転職で得られること
一般的にリラクゼーション職は接客業、サービス業といった分野として考えられ、社会的地位もあまり高くない分野だと思われがちです。
しかし実際のところ、リラクゼーション職はたくさんの人の身体の不調や痛みといった問題を解決でき、たくさんの人から感謝され、日本経済においても、国の医療費の削減に貢献できる立派の職業となります。
また実績に応じて収入も増やすことができ、健康ニーズの強い昨今の日本では、開業のチャンスも沢山あります。
この記事があなたのリラクゼーション職への転職活動のヒントになれば幸いです。