【就職に強い】パーソナルトレーナー資格4選 – 106名の現役トレーナーに聞いた調査レポート
こんにちは。日本最大級のパーソナルトレーナー支援メディアのトレーナーエージェンシーです。
私たちはこれまでに月間100名以上、累計2,000名以上のパーソナルトレーナーになりたい人の就職や、トレーナー集客・資格取得などをお手伝いしてきました。
これからパーソナルトレーナーになりたい方にとって最難関なのは、未経験の状態でパーソナルトレーニングジムに就職できるか?です。未経験からパーソナルトレーナーとして就職するのは、とても難しいといわれています。
そんな中、未経験者がパーソナルトレーナーの資格を取得するというケースが増えています。
未経験者が資格を取得するメリットはあるのでしょうか?また就職をしたい人にとって、資格を取得する事で有利になるのでしょうか?
そこでトレーナーエージェンシーは現役パーソナルトレーナー106名を対象にアンケート調査をおこないました。
さらに、現役トレーナー12人に実際にインタビューをおこない「トレーナーになるために必要なものとは何か」をうかがってきました。
106名のパーソナルトレーナーを対象に調査を実施
まずは資格取得について悩んでいる皆さんのために、そもそもトレーナーという職業に資格は必要なのかを調べました。
全国で活躍する現役のパーソナルトレーナー106名に、『トレーナーに資格は必要か?』を聞いてみました。
今回実施したアンケートの内容はこちらです。
- 資格を持っていると就職に有利?
- あなたは資格を持っていますか?
- パーソナルトレーナーに必要なスキルは?
- パーソナルトレーナーに資格は必要?
それではアンケートの結果を発表します。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)
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アンケートの結果:106人中92人のトレーナーが資格は必要と回答
アンケート結果を以下にグラフでまとめました。
106名中92名が資格は必要と回答
取得した方が良い:46人
できれば取得した方が良い:46人
どちらでも良い:13人
取得しない方が良い:1人
アンケートを実施した結果、「取得した方が良い」と「できれば取得した方が良い」を合計した106名中92名ものトレーナーが資格取得をポジティブに考えていることが分かりました。
106名中70名が資格を保有している
資格を保有している:70名
保有していない:36名
106名中70名のトレーナーが何かしらの資格を保有していると回答しました。
106名中94名が就職は有利になると回答
かなり有利:29名
ないよりはあった方が有利:65名
関係ない:12名
「かなり有利」と「ないよりはあった方が有利」を合計した94名のトレーナーが資格を取得することで就職に有利になる可能性が高いと考えていることが分かりました。
106名中70名の所属ジムが資格取得者を優遇して採用
資格取得者・経験者のみ採用:27名
あった方が採用されやすい:43名
関係ない:34名
「資格取得者・経験者のみ採用」と「あった方が採用されやすい」を合計した70名のトレーナーの所属ジムが資格保有者を優先的に採用していることが分かりました。
なぜ資格を取得すると就職しやすいのか?現役トレーナーへインタビュー
なぜこんなにも資格を保有していると就職に有利と答えるトレーナーが多いのでしょうか?
そこでトレーナーエージェンシーは、資格は必要である・就職に有利になると回答したトレーナーの方々に実際にインタビューをしてお話をうかがいました。
資格必須の求人が増えていると思います(大本將雄トレーナー)
これからトレーナーを目指す方がまず気になるのはやはり「資格がないと就職できないのか?」ではないでしょうか?
そこで、つい最近パーソナルトレーニングジムへの転職活動をしたばかりだという大本トレーナーに話をうかがいました。
保有資格 NSCA-CPT JATI-ATI NASM-CPT 健康運動実践指導者
専門学校でJATI-ATIと健康運動実践指導者を取得後、テニスコーチとして活動する。その後パーソナルトレーナーに転向し、老若男女に対して運動指導を行う。
どの資格もしっかりと現場に活かせる内容ですが、NASMは生理学や神経系の知識を深く掘り下げているので上級者向けです。これから学ぶ人にはハードルが高いと思います。
まずはNSCAを取得して基礎を身につけてから、さらに学んでいけば良いと思います。
資格を取得している人のみ採用しています(髙野トレーナー)
パーソナルトレーナーの資格について、従業員を採用する立場の経営者はどう考えているのでしょうか?
次にお話をうかがうのは、目黒のパーソナルトレーニングジムBODY IMAGE代表の髙野広斗トレーナーです。
BODY IMAGE代表トレーナー
保有資格 NESTA PFT
元プロキックボクサーからパーソナルトレーナーへ転向。ダイエットに特化した月額制パーソナルトレーニングジム BODY IMAGE(東京都目黒区)を立ち上げる。身体の改善や怪我予防のための姿勢と動作の修正指導が得意。
だから、資格は非常に重要だと思っています。
業務委託やフリーランスで活動するときに有利(川渕トレーナー)
次にお話を伺う川渕トレーナーは、現在はBEYOND横浜東口店に所属していますが、個人事業主として活動をした期間もありました。
フリーランスや業務委託として活動する上での資格の有効性についてうかがいました。
BEYOND横浜東口店所属
保有資格 NSCA-CPT NCCA-FAT
大学在学中、フィットネスクラブで働き始めトレーナーとしてのキャリアをスタートする。卒業後にNSCA-CPTを取得し、個人事業主としてトレーナー活動を開始。自身のブログ BUCHILOG FITNESSではトレーニングについての情報を積極的に発信中。
また、ジムによってはNSCAを持っていることで筆記試験が免除になる場合もあります。
資格取得は自分の自信向上にもなる(栗山トレーナー)
六本木のRgymさんにお邪魔しました。白で統一された内装に一面に張られた人工芝がとてもオシャレなジムです。
代表の栗山永輝トレーナーにお話をお伺いします。
Rgym代表トレーナー
スポーツ専門学校卒業後、高級スポーツクラブのトレーナーや、パーソナルトレーニングジムのマネージャーを経験する。現在では完全予約制のパーソナルトレーニングジムのRgym(六本木)をオープンし、10代〜80代の老若男女問わず幅広い層への指導をしている。
現役トレーナーが取得している資格はNSCA-CPT・NESTA PFT・JATI-ATI・NASM-PES
パーソナルトレーナーの資格は、採用をする側にとっても採用される側にとってもメリットが大きいことがお分かりいただけたと思います。
でも、パーソナルトレーナーの資格と一口に言ってもたくさん種類があります。何を取れば良いのか迷ってしまいますよね。
今回のアンケートでは、106名中70名のトレーナーが資格を持っていると答えました。
資格を持っているトレーナーに対して、保有資格名を聞いたアンケートの結果が次の通りです。
数々の資格の名前が上がりましたが、そのなかでも特に多かったのが、NSCA-CPT・NESTA PFT・JATI-ATI・NASM-PESの4つでした。
そして、一人のトレーナーが複数の資格を保有しているケースも珍しくないのがわかりました。
資格名(100人中の取得者数) | NSCA-CPT 30人 | NESTA PFT 14人 | JATI-ATI 5名 | NASM-PES 4人 |
科学的根拠に基づいたカリキュラム
フィットネスクラブなどで通用しやすい |
コミュニケーションやビジネススキルも学べる
さまざまなニーズに対応したスペシャリスト資格がある |
日本発のパーソナルトレーナー資格
日本人向けの指導に特化している |
学ぶ内容が深く難易度は高い。
実践に役立てやすい。 |
科学的根拠に基づくNSCA-CPT
今回実施したアンケートの中でも、取得者数が100名中30名と圧倒的に多かったのがNSCA-CPTです。
NSCA-CPTは、全米ストレングス&コンディショニング協会が認定するパーソナルトレーナー向けの資格です。
ストレングスとは、筋力を指します。NSCAは、筋力をトレーニングによって向上させることで身体のパフォーマンスを上げるための研究や教育をおこなう国際的な団体です。1978年にアメリカで設立され、現在では世界78の国と地域で活動を行っています。
CPTとは認定パーソナルトレーナーを指します。
NSCAがパーソナルトレーナーを認定する資格が、NSCA-CPTです。
世界ではもちろん日本でも知名度は高く、スタンダードなパーソナルトレーナーの資格のうちの一つです。
NSCAを取得すると正しい知識が身につく(斉藤トレーナー)
NSCA-CPTを取得し、パーソナルトレーナーとしてのキャリアスタートに成功した斉藤トレーナーに話をうかがいました。
ヘルスライフジム本厚木店トレーナー・店舗責任者
保有資格NSCA-CPT
パーソナルトレーナー養成スクール ASPを卒業後、セミパーソナルトレーニングのサービスを中心に行うヘルスライフジムに入社。現在では本厚木店の店舗責任者を任される。
飽きさせずに楽しく続けながら身体を変えていくダイエットと運動指導が得意。
基本から実践まで幅広く学べるNESTA PFT
NSCA-CPTの次に取得している人が多かったのがNESTA PFTです。
NESTA PFTは全米エクササイズ&スポーツ協会が認定するパーソナルトレーナー向けの資格です。
NSCA-CPTがストレングストレーニング(筋力トレーニング)に重きを置いた資格であるのに対して、NESTA PFTはより一般の人でも取り掛かりやすい幅広い内容であることが特徴です。
例えば、ダイエットや健康管理がしたいというニーズに対してもよりマッチした資格でしょう。
パーソナルトレーナー向けの資格であるNESTA PFT以外にも、数々のスペシャリスト資格も認定しているのが特徴です。
スペシャリスト資格とは、お客様がもつさまざまなニーズに特化した専門的でかつより現場で活用しやすい知識を学ぶ資格です。
例えば、魅せる身体を作るボディメイクに特化した「ボディメイキングスペシャリスト」や、高齢者へのトレーニング指導に特化した「シニアフィットネストレーナー」などをはじめとした資格が27種類あります。(2021年現在)
ニーズに合わせて選べるスペシャリスト資格が便利(赤田トレーナー)
NESTA PFTとNESTAダイエット&ビューティースペシャリストを保有しており、指導時はNESTA公式ポロシャツを必ず着るという、BURN OUT GYM代表の赤田トレーナーのお話を伺います。
BURN OUT GYM代表
保有資格 NESTA PFT NESTAダイエット&ビューティースペシャリスト
NESTA PFTを取得後、BURN OUT GYM(青森県青森市)を設立。行動心理学の側面から、日々の生活習慣を正すサポートするダイエット指導が特徴。自身で育てた野菜をお客様に提供するなど、食事や栄養面のサポートにも力を入れている。
トップアスリートに教えられるといった内容ではありませんが、それ以前の基本を押さえられます。
そして、さらに学びたい人はそれぞれの分野に特化したスペシャリスト資格を取得して知識を深めるのも良いと思います。
ちょうどNESTA PFT資格の更新のために単位が必要だったのでダイエット&ビューティースペシャリストを取得しました。これで資格も維持できますし、ダイエット&ビューティースペシャリストのセミナー内容も実践的だったので指導に役に立っています。
日本人向けの指導に特化したJATI-ATI
NESTA PFTの次に保有しているトレーナーが多かったのがJATI-ATIです。
JATI-ATIは、日本トレーニング指導者協会が認定するパーソナルトレーナーの資格です。この記事で紹介する資格のなかで唯一、日本の協会が認定しています。
JATIは、日本の環境や実情に合ったトレーニングの構築や、日本におけるトレーニング指導者資格の確立を目的として活動しています。
日本に本部を置く協会だからこそ、日本のフィットネス企業や学校とも繋がりが深いのも特徴です。
定期的に送られてくる論文が良いインプットの機会に(中野トレーナー)
JATI-ATIを保有する中野トレーナーのお話をうかがいます。
保有資格:JATI-ATI・健康運動実践指導者・PHIピラティス マットⅠ・Ⅱインストラクター
医療系専門学校を卒業後、パーソナルトレーナーとして勤務。2022年に自らのパーソナルトレーニングジムSchatzを設立予定。
JATIは最近になって少し知名度は上がってきましたが、昔は分かってもらえないこともありました。
自ら能動的に勉強することで、定期的にインプット・振り返りの機会を作ることができます。またセミナーや講習会でトレーナー同士の人脈を作れます。
他のトレーナーと差別化できるNASM-PES
難易度が高く取得者は少ないものの、実践的な内容を学ぶことができると評価が高いのがNASM-PESです。
NASM-PESはアメリカアリゾナ州に本社を置く、全米スポーツ医療協会が認定するパーソナルトレーナの資格です。30年以上にわたりフィットネスやスポーツパフォーマンスを向上させる研究・教育活動をおこなっています。
NASMは、OPTシステムという独自のトレーニングシステムを掲げています。① 安定性 ② 筋力 ③ パワーの3つで構成されており、クライアントのレベルに合わせて最適なトレーニングを提供することができるようになります。
NASMの知識が現場でもとても役に立っています(依田トレーナー)
実際にNASM-PESを保有していて、指導の現場でも資格で得た知識を活用していると語る依田トレーナーに話を聞きました。
co-fit代表
パーソナルトレーニング指導と並行して、運動パフォーマンスと関連性の高い足底に着目し、足の測定をして合った靴を提案する「シューフィッター」や、オーダーメイドインソールの販売など幅広い事業を手掛ける。
それに対してNASMは筋肉をつける前に、スムーズに動かない関節がどうやったら動くようになるか?という視点から考えているのが大きな特徴です。
NASMは理学療法士などの医療従事者の方が理事をしている協会なので、医療現場の知識をもとに開発されていると感じています。
そもそも身体が動きにくい方や、関節には問題がなくとも加齢とともに動きにくくなってしまった人へ安全に指導をしたい時に役に立っています。
資格取得の近道は既に活躍しているパーソナルトレーナーから直接学ぶこと
やっぱり資格を取得したいと思っても、どうやって勉強すれば良いのか迷ってしまいますよね。
そんな時は、
・実際に資格を持っている人からアドバイスをもらって勉強する
・資格対策講座を行っている講師トレーナーから教えてもらう
この2つを試してみると良いでしょう。
有名トレーナーから無料で授業を受けられる!夢の場所があった!
資格を取得するための勉強は、実際にその資格を持っている人から教わるのが一番です。
でも、資格を実際に持っている人がなかなか身近にはいないという人のために、無料で参加できるパーソナルトレーナースクールの体験授業を紹介します。
ここでは、ただ資格を取得しているだけではなく、資格対策授業が得意なトレーナーから実際に教わることができる体験授業を集めました。
吉田トレーナーから直接教わるトレスク
NSCA-CPTやNESTA PFTの試験に多く出題される要点を押さえた効率の良い試験対策をしたい人には吉田トレーナーが教えるトレスクの体験授業がオススメです。
吉田敬史トレーナーは、「日本で数名しかいない」と言われるトレーナーです。なぜなら、NSCAマスターコーチとNESTA認定講師の両方を持っているからです。
保有資格NSCA-CPT NESTA PFT
2012年からトレーナー活動を開始。ボディメイクからアスリートのパフォーマンスアップまで、さまざまなニーズに合わせた指導をする傍ら、トレーナー育成事業の講師としても活動中。担当するトレーナースクールでは受講生の資格合格率の高さに定評がある。
トレスクの体験授業では、実際に行われるオンライン授業を生徒の一人として受講することができます。
オンラインではあるものの、ディスカッションや発表が盛んにおこなわれています。ただ聞くだけではなく生徒一人ひとりが自分なりに考える環境が整っているのが分かるかと思います。
与えられた課題を考えていくうちに、自然と試験問題を解く力が身についていることでしょう。難しい問題でもしっかりと解く力を身につけたい人は吉田先生の体験授業を受けてみませんか?
トレスク体験授業の特徴
・オンラインで受講できる
・実際にスクールをリアルタイムで受講できる
松尾トレーナーから直接教わるトレーナーズラボ
実際の指導の現場で必要な実践的な知識を通してNESTA PFTの問題の理解を深めたい人にオススメしたいのが、松尾トレーナーが教えるラスタイルの体験授業です。
保有資格NESTA PFT NSCA-CPT 健康運動指導士
大手パーソナルトレーニングジムに創業時期からの関わりをもち、数千人に及ぶ指導をする。スタッフの研修・育成の総責任者としても従事し、育成したトレーナーは500人を超える。
NESTA公認スクールでもあるトレーナーズラボの代表の松尾トレーナーは、トレーナーを育成したトレーナーとして大きな実績を持っています。
誰もが知っている大手パーソナルトレーニングジムの創業を支えた1人で、自身もお客様指導の現場に立ちつつ、指導マニュアルの作成・新人トレーナーの育成に携わりました。
高級ジムでも通用する指導力を持つトレーナーを500人以上育成した松尾トレーナーの直接指導を、トレーナーズラボの体験授業で受けられます。
ラスタイル体験授業の特徴
・NESTA認定校の授業カリキュラムを体験できる
・とにかく実践的な指導方法が学べる
・一流の指導力を体験
原田トレーナーの監修メソッドを直接教わるアスピ
アスピの認定講師との1対1の面談を通して、自分にいちばん合った資格を知りたい人はアスピの体験授業を受けてみましょう。
株式会社ASPIREST代表。月刊紙NEXTが開催する、トレーナー・オブ・ザ・イヤーの最優秀トレーナーに選ばれる。(2016年度)
パーソナルトレーナースクール アスピのカリキュラムを監修
アスピの体験授業に参加すると、スクールに本当に通っているような個別指導を実際に受けることができます。
まずはカウンセリングで、トレーナーになるために身につけたい知識を洗い出し、それに特化した授業をマンツーマンで受けられます。
自分にとって必要なことを学べるのがマンツーマン授業の嬉しいところです。
例えば、トレーニング実技指導が学びたい人はトレーニング実技指導の授業を、栄養学を学びたい人は栄養学の授業といったように、幅広く対応してもらえます。
そして、面談を通して自分に本当に必要な資格を知り、それに合わせたオーダーメイドな指導を受けられるのもアスピの良いところです。
アスピ体験授業の特徴
・マンツーマンだから自分に必要なことを教えてもらえる
・NSCA、NESTA、NASMの全てに対応可能
資格以外で必要なのはカウンセリング・コミュニケーション・ビジネススキル
パーソナルトレーナーとして活動していくために必要なスキルとして回答に上がったのが
・カウンセリングスキル
・コミュニケーションスキル
・実際の指導現場で必要になる指導力
・医師と連携して指導できる知識
などでした。
これらのスキルが必要であると回答したトレーナーの方々にもお話をうかがいました。
入会していただくためのカウンセリングスキル(コネクトジム代表 林トレーナー)
パーソナルトレーニングのサービスを提供するジムでは、入会前にお客様とのカウンセリングをおこなう場合がほとんどです。
カウンセリングとは、お客様があなたからトレーニングの指導をうけるか、または別のトレーナーから指導をうけるのか、選択をする材料となる重要な機会です。
カウンセリングスキルの重要性について、コネクトジム店舗代表の林トレーナーにお話をうかがいました。
林友輝トレーナープロフィール
コネクトジム代表
保有資格:健康運動指導士
23歳でフィットネスクラブから独立し、フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動を開始する。現在では名古屋市内に2つの店舗を構えるコネクトジムの店舗代表として、さまざまなお客様への運動指導や、若手トレーナー育成にも携わっている。
会話の内容やタイミングはもちろん、イントネーションや発声方法についても『もっとこうした方が良いよ』と改善点を伝えています
お客様一人ひとりに対応できるコミュニケーションスキル(パーソナルジムFORCE代表 遠藤珠美トレーナー)
蒲田駅近くのパーソナルジムFORCEさんにお邪魔しました。代表トレーナーの遠藤さんにお話を伺います。
パーソナルジムFORCE代表
自らもサッカー選手としており、海外スポーツ留学経験もあるパーソナルトレーナー。大手ジムでのパーソナルトレーナーを経験した後に、パーソナルジムFORCE(蒲田)をオープン。
実際にはどんなお悩みを相談されることが多いですか?
そして、教わったことをどんどんと現場でアウトプットしてお客様の役に立つ形で伝えることで、お客様の悩みへ対応する力も、コミュニケーション能力も磨かれていくと思います。
医師や薬剤師とも同じ目線で指導できる知識(トータルケアラボ代表鳥飼祥秋トレーナー)
スポーツ業界出身の鳥飼トレーナーは、パーソナルトレーナーはボディメイクを目的とした指導よりも、より広い視点が必要だと主張しています。
トータルケアラボ代表
保有資格 NSCA-CPT・NESTAスイミング&コンディショニングスペシャリスト・健康管理士
福岡大学スポーツ科学部を卒業後、競泳選手への技術指導とトレーニング&コンディショニングでキャリアを積む。現在ではトータルケアラボ(博多)を立ち上げ、競技者への指導と並行して、一般のお客様を含めた幅広い層に向けたダイエットやトレーニング指導を行っている。
そのような身体に起きる生理現象に詳しくないと、お客様の身体に不調が起きてしまいます。
もしかしたら病院に通ったりしているかもしれません。そして、トレーニングに来なくなったらそれっきりで終わってしまいます。
トレーナーとして活躍したい人にオススメ養成スクール
パーソナルトレーナーにとって大切なのは資格を取得することと、実際のお客様に指導をするスキルを身につけることです。
そして、さきほど紹介したカウンセリングやコミュニケーションの能力も、トレーナーを職業として続けるために非常に重要なスキルです。
資格の有無よりも正しい指導が出来ているか?が重要(INFINITY☆STYLE代表 若松祐亮トレーナー)
福岡県小倉のパーソナルトレーニングジムINFINITY☆STYLE代表の若松祐亮トレーナーは、パーソナルトレーナー養成スクールで学び、認定トレーナーとなることで指導スキルを身につけました。
INFINITY☆STYLE代表
パーソナルトレーナースクール2nd PASSを卒業後、女性専用パーソナルトレーニングジムINFINITY☆STYLE(小倉)を立ち上げ、代表トレーナーとして指導にあたる。
そして、誰からも教えを受けずにトレーナーを始めても、完全に自己流の指導方法になってしまいます。それでは本末転倒ですよね。
オススメスクール3選
トレーナーエージェンシーが自信をもってオススメする3つのスクールがこちらです。
資格取得と指導スキルを付けられるのはもちろんのこと、カウンセリングやコミュニケーション力など、トレーナー資格では得られないスキルを鍛えられるのがメリットです。
スクール名 | トレスク | アスピ | トレーナーズラボ |
取得可能資格 | NSCA-CPT NESTA PFT |
NSCA-CPT NESTA PFT NASM-PES |
NESTA PFT NSCA-CPT NASM-CPT 健康運動指導士 |
特徴 | オンライン授業 | 徹底の個別指導 | 必要スキルを一流から学べる |
オンラインでも現場に必要な知識を学べるトレスク
トレスクは完全オンラインで受講できる資格対策講座です。NSCA-CPTとNESTA PFTの両方に対応しています。
NSCAマスターコーチの吉田トレーナーが自ら教えるスクールだからこそ、わかりやすく合格率が高いのが特徴です。
分かりやすい資格対策講座が好評の吉田先生から資格対策はもちろん、長くトレーナーの現場に携わったからこそ聞ける現場に役立つトレーナーとしての知識を教わることができます。
こんな人にオススメ
・NSCAまたはNESTAの取得に集中したカリキュラムを受けたい
・オンラインで時間や場所を問わずに学習したい
・日本に数名しかいないNSCAマスターコーチとNESTA認定講師を両方持つ講師から学びたい
マンツーマン授業で必要なスキルを重点的に学べるアスピ
アスピは完全マンツーマンで教わることができるパーソナルトレーナー養成スクールです。NSCA-CPT・NESTA PFT・NASM-PESの全てに対応できる数少ないスクールです。
完全なマンツーマンだからこそ、資格のことだけではなく、トレーナーとして必要なコミュニケーションスキルやカウンセリングスキルのことも学ぶことができます。
そして、アスピ自体が都内を中心に多数の店舗を展開する人気パーソナルトレーニングジムです。だから、トレーナーに必要な専門知識はもちろん、ビジネス展開をするための知識も含めて学ぶことができます。
こんな人にオススメ
・マンツーマンで自分で決めたペース配分で勉強したい
・実際に学習を進めながら自分にあった資格を決めたい
・人気パーソナルトレーニングジムで学んでメソッドが知りたい
一流の講師陣から学ぶトレーナーズラボ
NESTA公認スクールであるトレーナーズラボには松尾トレーナー以外にもその道の一流が揃っています。
栄養指導の国家資格である管理栄養士・アメリカの大学院でしか取得できないスポーツトレーナーの資格であるNATA-ATC・カウンセリングやヒアリングのプロである心理士、などの一流の資格と経験を持つ講師陣が揃います。
講師全員が難関資格を持っているスクールは全国的に見ても珍しいでしょう。トレーナーに必要なスキル全てを一流から直接吸収できるのが魅力です。
こんな人におすすめ
・一流のパーソナルトレーナーに必要な知識を学びたい
・10年後も必要とされるトレーナーになりたい
・NESTA PFTを取得したい
延べ1000人以上のキャリア相談実績のある パーソナルトレーナー専門サイトトレーナーエージェンシーに相談しよう
パーソナルトレーナーになりたい!と思っても、
・どの資格が本当に良いのかわからない
・未経験者OKの就職先を受けたい
・どうやって資格を勉強するのか知りたい
などさまざまなお悩みがありますよね。
LINEの友達追加で専属カウンセラーに直接相談ができます。一緒にパーソナルトレーナーへの道を踏み出しませんか?
まとめ
今回のアンケートの結果、
・資格を取得しているトレーナーは106名中70名
・資格が必要と考えているトレーナーは106人中92名
でした。
就職をしたい人にとって資格は必要か?という質問に対しては、96名ものトレーナーが資格はあった方が良いと回答しました。
資格を持っていると答えたトレーナーの保有資格の内訳は次の通りでした。
NSCA-CPT 30名
NESTA PFT 14名
JATI–ATI 5名
NESM-PES 4名
また、パーソナルトレーナーにとって資格以外に必要になるスキルとして
・カウンセリングスキル
・コミュニケーションスキル
・実際の指導現場で必要になる指導力
・医師と連携して指導できる知識
などがあげられました。
これからパーソナルトレーナーを目指して資格取得や学習を始める人は、ぜひ参考にしてください。
トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーへ向けた資格取得・就職活動などの支援を行っています。
これからパーソナルトレーナーになりたい人は、専門のアドバイザーが直接相談に乗ることができます。ぜひLINE@の友達登録をしてください。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)
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アンケートにご協力いただいた現役トレーナーの皆様
アンケートにご協力いただいた現役トレーナーの方々です。(掲載希望者のみ)
お名前 ご所属ジム
山下保樹 ヤスキジム
若松 祐亮 INFINITY☆STYLE
薬師寺真光
長沼佑介 RETIO BODY DESIGN
大本將雄
吉岡美貴 fit nexus
石堂裕美
松浦孝典
河野通明 パーソナルトレーニングジム829
園部孝宏
鳥飼 祥秋 トータルケアラボ
髙野広斗 BODY IMAGE
依田太一 FTFコンディショニングサロン
宮崎隆一 MIYAZAKI GYM
服部拓也
梅本耕孝
眞嶋良希
遠藤珠美 パーソナルジム FORCE
YUSHI SORAGYM
石田祐樹
持留 実桜 personal training gym LIBERTY
山﨑将太 ASmake
杉浦巌 SQUAT Labo
落合正彦 LAMUDA
居石裕介
斉藤弘樹 ヘルスライフジム
菊地翔也 Be habit
栗山永輝 Rgym
大橋誠 FIT BELEZA
川渕亮太 BEYOND GYM
服部公敬 TGPファンクショナルトレーニングジム
小林広和 アウトライン
庄司郁也 Fgym
志村駿 トレーニング志村-PERSONAL GYM-
MATT MATSUYAMA MDS LOHAS STUDIO
荻野徹 スタイリッシュ
中桐 涼輔 トイカツ道場、OVER THE TOP
頼富雄三郎 Tom’s Smile Gym
宮澤忍 PALESパーソナルトレーニングジム
山本圭吾 ReStrat
塙雄貴 Personal Gym PITEX
寺川
弓野 昭紀 arrows
イカンヒ モミジョアGYM_三国ヶ丘駅前店
武 英男 キングジム 川崎
木下進人 MBCオンライン
若林昭介 パーソナルトレーニングW-ダブ
青池 希 TRAiNiAL GYM
佐野一樹 Refade・in
小西基治 Personal Body Management 株式会社
山口桂太
大石圭太朗 パーソナルトレーニングジムBrain
田子政昌 パーソナルトレーニングジムVITALIZE
高橋和矢
中野 浩希 パーソナルジムSchatz
菅井 雅浩
野村優衣
佐々木慎太郎
原島 美波
林友輝 コネクトジム
赤田卓磨 BURN OUT GYM
住吉良平 PREMIUMBODY
木村友亮 Training&Bodycare effot
田中祐樹 Beauty Body Factory