【2024年8月最新】スポーツトレーナーを目指せる大阪の大学10選をご紹介!
プロ選手をサポートできるスポーツトレーナーは、スポーツ関連の仕事を目指す多くの人にとって憧れの仕事です。
しかし、実際にスポーツトレーナーになるためにはどのようにしたら良いのか分からない方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、スポーツトレーナーに向いている資格やスポーツトレーナーを目指せる大阪の大学などについて紹介します。
スポーツトレーナーとは?
まず最初にスポーツトレーナーについて詳しく知ることから始めましょう。
本項では、
・スポーツトレーナーとは
・スポーツトレーナーの仕事内容
・スポーツトレーナーの活躍場所
の以上3つの点について以下で説明します。
スポーツトレーナーとは
スポーツトレーナーとは、アスリートのパフォーマンスが最高のものになるため、トレーニング指導やケガの予防・対処などをし、アスリートの心身の状態をサポートする職業です。
プロのスポーツ選手やトップレベルのアスリートのサポートを主にしますが、最近は社会的に健康志向が高まっていて運動をする人が増えていることから、スポーツ選手だけでなく一般の人に対してのサポートも行っています。
スポーツトレーナーの仕事内容
スポーツトレーナーの仕事内容は次のようなことが挙げられます。
・トレーニングプランの作成やトレーニング指導
・ケガの予防
・ケガの応急処置や治療
・リハビリテーション
・コンディショニング
・健康管理のサポート
アスリートが試合で良いパフォーマンスができるように、ケガを予防しながら持久力や瞬発力を最大限引き出すためのサポートをします。
また、食事や睡眠など日々の生活習慣においてのアドバイスやケガの治療・応急処置をするなども業務に含まれており、様々な角度からアスリートを支えています。
スポーツトレーナーの活躍場所
スポーツトレーナーが活躍する代表的な場所は、
・プロ選手やチーム
・病院
・フィットネスクラブやスポーツジム
の3つが挙げられます。
プロ選手やチームでは、アスリートのパフォーマンスを最大にするためのサポートが主な仕事です。病院ではケガをしている選手や患者様のリハビリを担当して、日常生活に早く復帰できるサポートなどをしています。
また、フィットネスクラブやスポーツジムでは、一般の人たちの目的に合わせたトレーニング指導などを行います。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
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スポーツトレーナーに必要な資格とは?
スポーツトレーナーにはどのような資格が必要なのでしょうか。本項では、スポーツトレーナーに必要な資格について紹介します。
・アスレチックトレーナー(AT)
・柔道整復師
・鍼灸師
・あん摩マッサージ指圧師
・NATA-ATC
・理学療法士
以下にて各資格を順々にご説明します。
大前提、取得が必要な資格はない
実は、スポーツ選手になるために絶対に取得しなければならない資格はありません。スポーツトレーナーは国家資格ではないため、資格がなくてもスポーツトレーナーを名乗れてしまうのが実際のところです。
しかし、スポーツトレーナーになるには非常にハイレベルな知識や技術、経験、信頼性などが必要で、その多くが資格取得を通じて習得できるものであるため、実際に無資格者がスポーツトレーナーになることは非常に難しいでしょう。
スポーツトレーナーになるためには、大学や専門学校へ通い、資格を取得する必要があると言えます。
次項では、スポーツトレーナー向けの具体的な資格について紹介します。
代表的なスポーツトレーナー向け資格6選
本項では、代表的なスポーツトレーナー向け資格を6つ紹介します。
アスレチックトレーナー(AT)
アスレチックトレーナーは、日本スポーツ協会が発行している民間資格です。
アスレチックトレーナーの資格は、質の高いアスレチックトレーナーになるのに必要な知識やスキルを身に付けている証明になります。
アスレチックトレーナーは、民間資格でありながら合格率が10%程度と言われているほど難易度が非常に高い資格です。日本でもアスレチックトレーナーの資格を持っているスポーツトレーナーは一握りだといわれています。
柔道整復師
柔道整復師は、接骨院や整骨院で医師の指示のもと捻挫・打撲・骨折・脱臼などのケガを治療するための国家資格です。
スポーツトレーナーとしてアスリートのコンディショニングをする際に、柔道整復師の知識やスキルは非常に役立つでしょう。
柔道整復師を取得するためには、所定の大学や柔道整復師養成施設で学び、柔道整復師国家試験に合格する必要があります。
鍼灸師
鍼灸師は、医師の指示のもと「はり」や「きゅう」を使い、東洋医学に基づいた治療を行うための国家資格です。
東洋医学とスポーツは非常に相性がいいといわれています。はりやきゅうを使った治療は、アスリートが試合で痛めたケガのケアや予防に非常に役立つでしょう。
鍼灸師の資格を取得するためには、所定の大学や専門学校などで学び、鍼灸師国家試験に合格する必要があります。
あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学にもとづいて、あん摩、マッサージ、指圧を使って施術しながら体調改善をサポートするための国家資格です。仕事としてマッサージができるのは、医師とあん摩マッサージ指圧師のみです。
プロ野球チームやJリーグチームでは、トレーナーたちの約半分の人があん摩マッサージ指圧師の資格を保有しています。
あん摩マッサージ指圧師の資格を取得するためには、所定の大学や専門学校などで学び、あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格する必要があります。
NATA-ATC
NATA-ATCは、アメリカのアスレチックトレーナーの国家資格です。
アメリカでは、アスレチックトレーナーになるのにNATA認定の大学や大学院を卒業してBOC(資格認定委員会)が実施する試験に合格し、NATA-ATCの資格を取得することが必須です。
日本では必ず取得する必要はないですが、資格取得のハードルが高い分、高い権威がある資格なので、持っていればレベルの高いスポーツトレーナーとして活躍できるでしょう。
ただし、難易度が高い資格のため、日本人でNATA-ATCを取得している人は約170人と非常に少ないです。
理学療法士
理学療法士は、ケガや病気の患者様の日常動作を回復させることで、日常生活に復帰できるようにするためのリハビリをおこなう国家資格です。
理学療法士は、アスリートの動きを見ることでどこの筋肉に問題があるのか、痛みの原因はどこなのかなどを分析することができます。理学療法士は、アスリートにとって非常に頼りがいのある存在であるため、スポーツ専門のリハビリセンターで働く理学療法士も多いです。
理学療法士の資格を取得するためには、所定の大学や専門学校などで学び、理学療法士国家試験に合格する必要があります。
スポーツトレーナーを目指せる大阪府の大学を10校ご紹介
大阪府でスポーツトレーナーを目指せる大学を10校紹介します。
学校名 | 取得可能資格 | 最寄駅 |
森ノ宮医療大学 | はり師、きゅう師、理学療法士 | コスモスクエア |
大阪国際大学 | アスレティックトレーナー | 大和田、萱島 |
大阪体育大学 | アスレティックトレーナー | JR熊取よりバス 南海本線「泉佐野」よりバス |
大阪行岡医療大学 | 理学療法士 | 阪急「総持寺」 JR「総持寺」 |
大阪人間科学大学 | 理学療法士、アスレティックトレーナー | JR京都線「岸辺」 阪急京都線「正雀」 |
関西医療大学 | 柔道整復師、はり師、きゅう師 アスレティックトレーナー、理学療法士 |
「熊取」駅から学園バス 15分 「熊取」駅から南海バス 「熊取ニュータウン(関西医療大学前)」行で15分 「泉佐野」駅から南海バス 「熊取ニュータウン(関西医療大学前)」行で25分 |
大阪電気通信大学 | 理学療法士 | JR学研都市線「四条畷」駅から四條畷電通大行 近鉄バス 約10分 京阪本線「寝屋川市」駅から電通大四條畷キャンパス行 京阪バス約30分 |
大阪河崎リハビリ テーション大学 |
理学療法士 | 水間鉄道「水間観音」 JR阪和線「熊取」 |
大阪保健医療大学 | 理学療法士 | 地下鉄谷町線・京阪「天満橋」 地下鉄堺筋線「南森町」 JR東西線「大阪天満宮」 |
四條畷学園大学 | 理学療法士 | JR学研都市線「四条畷」 |
大阪府には10校のスポーツトレーナーを目指せる大学があります。
今回紹介した10校全てが、アスレチックトレーナーまたは、医療系国家資格を目指せる学校です。
スポーツトレーナーになりたい方は、学校選びの参考にしてください。
スポーツトレーナーを目指す際に大学進学をおすすめする理由とは?
スポーツトレーナーを目指すなら大学進学がおすすめです。本項では、大学進学をおすすめする理由として挙げられる、
・医療系国家資格を取得できる
・幅広い分野が余裕を持って学ぶことができる
・アスレティックトレーナーの資格を取得しやすい
の3つのメリットについて以下で詳しく説明します。
医療系国家資格を取得できる
スポーツトレーナーになるのに大学進学がおすすめの理由の1つは、医療系の国家資格を取得できることです。
スポーツトレーナーとして働いている人の多くは、国家資格を取得しています。国家資格は国が認めている資格で、取得していると高いスキルや技術だけでなく信頼も得られやすいため、取得しておいて損はありません。
スポーツトレーナー向けの国家資格を取得するには、指定された大学や専門学校を卒業して国家試験に合格することが必要になります。スポーツトレーナーを目指すなら、医療系の国家資格を取得できる学部のある大学進学がおすすめです。
幅広い分野が余裕を持って学ぶことができる
大学進学することで幅広い分野を余裕をもって学べることも大学に行くメリットの1つです。
紹介した柔道整復師や理学療法士などは、3年制の短大や専門学校でも資格取得が可能ですが、大学の4年と比べると1年短く余裕をもって学べないというデメリットがあります。
スポーツトレーナーになるには、資格取得だけでなくトレーナーとしての勉強も同時進行させていかなけらばなりません。3年というタイトな学習スケジュールよりも、1年余裕のある大学の方が余裕をもってトレーナーとしての勉強ができるでしょう。
アスレティックトレーナーの資格を取得しやすい
大学進学をした方が、アスレティックトレーナーの資格を取得しやすいことも大学がおすすめの理由として挙げられます。
前項で説明した通り、3年制の学校はスケジュールがタイトです。そのため、国家資格取得の勉強と同時進行でアスレティックトレーナーの資格取得のための勉強時間を確保するのはかなり難しいといえます。
その点、4年間という余裕を持ったスケジュールならば、アスレティックトレーナーの資格を目指しやすいです。
国家資格だけでなくアスレティックトレーナーの資格も取得したい人には大学進学がおすすめです。ちなみに、アスレティックトレーナーの資格を取得するためのコースを持つ大学もあるので調べてみて下さい。
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大学進学が難しい方におすすめの環境とは?
スポーツトレーナーになるのに大学進学がおすすめだということを話してきましたが、すでに社会人の方で他の仕事で忙しい場合、大学進学をして4年間勉強することが難しいかもしれません。
そのような場合には、トレーナーの養成オンラインスクールがおすすめです。
トレーナーの養成スクールは、スポーツトレーナーに必要な知識やスキルを取得できる認知度の高い民間資格などを取得することができます。
また、オンラインを使って勉強をすれば空いている時間を使って学べるため、勉強するのに今までのライフスタイルを崩す必要がありません。
スポーツトレーナーになるのに資格取得は非常に重要なので、トレーナー養成オンラインスクールでの学習をぜひ考えてみてください。
まとめ
今回は、スポーツトレーナーについて取得するべき資格や資格のとれる大学、大学進学がおすすめな理由などを説明してきました。
スポーツトレーナーになるために国家資格を取得できれば理想的ですが、時間などの関係でなかなか難しいという人も多いのではないでしょうか。
国家資格取得が難しいという場合は、トレーナーの資格として認知度の高いNSCA-CPTやNESTA-PFT、NSCA-CSCSなどの資格取得を目指してみてください。
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大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。