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ヨガインストラクターの将来性とは?気になる年収とステップアップの方法を紹介

ヨガインストラクターの給料は、どのくらいなのでしょうか?ヨガのインストラクターになるためには何を学べばいいのか?将来性はどのくらいあるのか?ここではヨガのインストラクターについて解説していきます。

1)ヨガインストラクターの給料って?

フリーランス

(1)グループレッスンフィー:1レッスン平均2,500円〜4,000円(経験年数・集客数で上下有り)

(2)パーソナルレッスンフィー:1レッスン6,000円〜(クライアント契約数・資格取得数等で上下有り)

会社員

・新卒正社員(専門卒も含む):月収160,000円〜180,000円

・中堅(中途含む):月収200,000円~240,000円

日本のヨガインストラクターのほとんどは、フリーランスで仕事をしています。というより、会社員、つまりスポーツクラブスタッフとしてヨガレッスンを「担当」している人も多くいますが、この場合はヨガインストラクターとはあまり呼ばないのが一般的です。

フリーランスの場合

自分のスタジオを持っているというのであれば別ですが、ほとんどの場合、スポーツクラブ等のオーディションを受けて、合格すればインストラクター契約を結び、特定の曜日と時間にレッスンを担当し、その分のフィー(報酬)を貰います。言うまでもなく月間にこなせるレッスン本数=月収といことになります。

スポーツクラブスタッフ

クラブのスタッフの人は月給制となるので、会社の給与規定に則り、役職や勤続年数で決まります。多くの場合は、一般的な企業よりも平均給与は低い傾向にあります。会社員なので、当然ヨガレッスン以外のスタジオ管理、マネージメント等もこなさなければなりません。

ただ、社会人としての一般的なマナー・ルール、また人間関係等も学ぶことができます。さらに入社の際から会社側に宣言することが大事ですが、数年務めた後に独り立ちしインンストラクターになれれば、その会社と契約して比較的早くレッスンを持たせてもらえるケースも多いです。

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2)男女・年齢ではどのように違う?

高齢者 ヨガ

ヨガインストラクターで活躍されている人の年齢、男女比としては、20〜30代の女性が全体の60〜70%を占めているのが現状です。

男性インストラクターもいらっしゃいますが、10%にも満たないでしょう。これにはいくつかの原因が考えられます。

海外セレブの影響で「ホットヨガ」が日本でも女性の間で大流行

本場インドに近い高温、多湿の特別なスタジオ内で行うホットヨガは運動経験の有無に関わらず、手軽に汗をかける為、ダイエッターや健康志向の女性層を中心に大ブームとなっています。

スタジオ内では、かなりの汗をかく為、肌の露出を男性には見せたくないということもあり、女性インストラクターが好まれます。

ヨガ人口に比例

ヨガインストラクターを目指す人は、いきなりインストラクターを目指す人は少ないようです。まずヨガを習い初め、ヨガの素晴らしさやインストラクターの生き生きとした姿に憧れ、教える側になりたいと思う人が多く、必然的にヨガ人口が多い層、つまり20〜30代の女性が多くなるという理由もあります。

給料比較

上記の理由もあり、レッスン本数=収入というインストラクターの性質上一番稼ぎ易いのは20〜30代の女性インストラクターと言えます。

40代以上の女性や男性インストラクターも少なからずいますが、そういった人で「稼いでる」のは十数年のキャリアがあり、スクールやスポーツクラブとスポンサー契約を結んでいる方が多いです。

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3)年収アップのアイデアは何がある?3つのポイント

ポイント1:ピラティスと合わせる

ヨガを習い初めて1年以上の人の多くは、『ピラティス』を合わせて習う傾向が強いです。
どちらもマットの上で行うことから、相性が良いので、ヨガインストラクターとしてのキャリアアップを目指すなら、ぜひピラティスの資格取得も目指しましょう。
ただ、ご存知の通り、ヨガとピラティスは全く別物ですので、ヨガと、ピラティスを並行してしっかりと勉強しましょう。

ヨガとピラティスの指導、グループ、パーソナルレッスンができると担当できるレッスン本数を増やすことができる可能性が上がります。

ポイント2:解剖学・生理学を学ぶ

今住んでいる地域にスポーツクラブなどのスタジオレッスン契約がある程度の数見込める環境が有る場合は、グループレッスンの契約をできるだけ増やしてフィーを稼ぐ、といったことも可能ですが、地方都市などスタジオがあまり無い環境の場合は、自分のSNS等を駆使し、パーソナルレッスンを個人の方と結ぶ方が効率的に収入が見込める場合があります。

そんな時、総合的にクライアントの身体の不調、悩みを聞く為にはやはりまず身体の仕組みを把握しておくこと=解剖学、内臓などの働きを知ること=生理学が、不可欠です。こういった体の悩み、不調があるクライアントさんには、このポーズとこのポーズ等、具体的に説得力をもって対応することができるようになる為にも、ぜひ習得をおすすめします。

ヨガインストラクター養成スクール等では、解剖学なども一緒に教えてくれるスクールも多いので、多少費用がかかっても積極的に取得していきましょう。

ポイント3:カウンセリング・コーチングスキルを学ぶ

20代の体力があるうちは、週に10本以上のレッスンを持ったりすることもできますが、キャリアを重ねてくるとそれも体力的に難しくなってきます。そこで狙いたいのが、パーソナル(個人)レッスンです。パーソナルレッスンであれば、広いスタジオは必要なく、マンションなどの一部屋あればできますし、あちこちのスポーツクラブを行き来する時間と経費も抑えられます。

パーソナルレッスンをやっていく上でおすすめなのは、カウンセリングやコーチングのスキルを身につけておくことです。ヨガを習う人の多くは、身体的な不調はもちろんですが、精神的、内面的な癒しや安定を求める方が多い傾向にあります。※1

マンツーマンのレッスンではそれはより顕著になると言えます。ただ、運動やエクササイズを指導するだけではなく、クライアントの潜在的な不安、悩み、望みをヨガのスキルを巧く使って引き出し、望ましい方向へリードしていける、そんなクライアントの心や人生に寄り添えるヨガインストラクターであれば、口コミでも人気が広がっていくでしょう。

4)ぶっちゃけ将来性はどの程度見込める?

ヨガ 立ちポーズ

2017年のデータですが、日本でヨガを週に1回以上やっている人※1は、590万人以上もいます。また、今後ヨガを何らかの形でやってみたいと思っている人は、なんと1600万人。ヨガ人口はさらに増加の傾向です。ヨガインストラクターを目指す方にとって未来は明るいと言えるでしょう。

そいういった時代だけに、今後、ヨガをやりたい人は、より自分にあったスタイル、環境でヨガに親しみたいと思うようになってくると思います。例えばニューヨークで現在トレンドの、ヨガスタジオ+レストラン+ワーキングスペース等のクラブのように、独創性と多様性が同時に求められる時代になっています。

日本企業でも少しずつですが、朝礼等にヨガとマインドフルネスを絡めたエクササイズを取り入れるところも増えてきてます。今もそうですが、今後はより、ヨガインストラクターにもヨガの専門性は高めつつ、クライアントにニーズを汲み取り、体現するマーケティング力も必要となるでしょう。

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5)ヨガインストラクターの給料に関するQ&A

【Q1】ヨガインストラクターになる為にまず何を学べば良いの?

まずはヨガに精通することをおすすめします。ヨガインストラクターはヨガを志すクライアントにとって

“理想”の存在であることがとても重要です。正しいヨガのポーズ(アーサナ)と呼吸方法を体現できるようになることを目指しましょう。

【Q2】仕事はすぐできるの?

ヨガスクールの中にはスクール事業と派遣事業を両方やっているところもあります。通える範囲の場所にそのようなスクールがあれば、ぜひそこで資格を取り、そのままスポーツクラブ等への派遣を目指しましょう。

また、インストラクター個人としての人気や知名度を上げる為には、インスタグラムやフェイスブック、ユーチューブ等のSNSを駆使することが当たり前の時代です。ヨガスクールによっては教えてくれるところもありますが、SNSの弊害も知った上でリスクヘッジを行い、インフルエンサー的な能力も磨いていきっましょう。

今回の記事ではヨガインストラクターの給料について、その実態をまとめてお伝えしました、平均月収25万円程度と、仕事としては現実的な数値であった事と思います。しかし特技を増やす、ジャンルと掛け算する、フリーランスとして知名度を高めていく等の工夫を行っていければ、大きく収入アップを見込める分野であるでしょう。

競合が多い分「自分にしかできないこと」のジャンルを開拓していければ、将来は明るいでしょう。

【参考サイト】

・MYLOHAS:https://www.mylohas.net/2017/09/064393yoga_guide.html
・女の転職:https://woman-type.jp/wt/feature/3842
・出典:※1 「日本のヨガマーケット2017 (©︎Yoga ジャーナル日本版)」

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