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エアロビクスインストラクターの給料は働き方次第?年収まとめ

エアロビクスインストラクターを目指す人にとって、給料がどの程度なのか気になりますよね。そこで今回は、エアロビクスインストラクターの給料を年代や働き方別に解説していき、さらに、給料を上げるポイントもお教えします。

1)エアロビクスインストラクターの働き方とは?

エアロビクスインストラクターの働き方には大きく分けて3つあります。1つ目はエアロビクス等ができるスタジオが併設されたフィットネスジムに専属で勤めること、2つ目はフリーのエアロビクスインストラクターになること、3つ目は開業して自分のスタジオを持つことです。

働き方別の給料制度

働き方によってもちろん給料も変わってきます。フィットネスジムに勤める場合は、アルバイトでは時給契約社員や正社員では月給であることがほとんどです。しかし、フィットネスジムに勤める場合はエアロビクスだけを教えていればいいわけではなく、清掃や受付などの業務もしなければなりません。

次にフリーの場合はフィットネスジムなどと契約して1レッスンあたりいくらもらうかをお互いで決めます。最初は1レッスンあたり3,000円あたりが相場のようです。開業した場合にはレッスン料ももちろん自分で決めることができます。相場もありませんし、全てが自分次第ということになります。

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2)安定した給料が魅力の就職

ジムの規模によっても年収は変わる

一口にフィットネスジムといっても大手と中小のジムとでは収入も変わってきます。大手フィットネスジムの場合、年収は320万〜480万円の平均収入を得られますが、中小のフィットネスジムだと308万〜420万円と下がってしまいます。

また、上記は正社員として就職した場合であって、契約社員だとボーナスがない場合も多く年収は200万〜300万円程度、アルバイトだと都心部で時給1,000円前後くらいが相場になります。

正社員としての採用はあまり多くはないので、自分の将来を見据えながら働き方を柔軟に考えてみてもいいかもしれません。

(1)就職することのメリット

このメリットは正社員として採用された場合に限られることもありますが、「収入が安定している」「福利厚生を利用できる」「体力的にバランスが取りやすい」「1つの場所で働くので利用者との信頼関係を築きやすい」などのメリットがあります。

(2)就職することのデメリット

就職することのデメリットは、「長時間拘束されることも多い」「大きく給料を伸ばすことが難しい」「対外的な学びが少なくなる」などです。

年代別の平均給料

フィットネスジムなどに就職した場合は、普通の会社に就職するのと同様に年齢が上がるにつれて給料もある程度は上がっていきます。厚生労働省の統計と照らし合わせたところ、ボーナスも含めた年収は20代では239万〜298万円、30代では330万〜374万円、40代では392万〜415万円、50代では394万〜430万円、60代以上で240万〜500万円となっています。

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3)フリーや独立開業は人気と実力次第

フリーはなんといっても人気商売

前述したように、フリーの場合は各々でフィットネスジムなどと契約して、レッスン1本あたりの料金交渉をすることになります。相場は1レッスン当たり3,000円がスタートで、人気が出たり経験を積むことで1レッスンあたり5,000円以上の報酬を得ることもできます。

もし、1週間に15本のレッスンを受け持つことができるとしたら、月に約60本となるので1レッスンあたり3,000円なら3,000×60=180,000円となります。5,000円の場合は5,000×60=300,000円となります。

フリーの場合は人気商売なので、人気が出れば給料もどんどん上がっていきますし、逆に人気がでなければ給料が上がらないどころか契約を打ち切られ、仕事を失うということもあります。また、体調不良などでレッスンを休んだりしても収入がなくなるので安定した給料を求める人には向きません。

(1)フリーで働くことのメリット

フリーで働くことのメリットは何と言っても「自分のペースで働ける」ことにあります。また、「いくつかのフィットネスジムに出入りするため人脈が広がりやすい」ことや「働いた分だけ稼ぐことができる」といったメリットもあります。

(2)フリーで働くことのデメリット

フリーで働くことのデメリットは、やはり「収入が安定しない」ことでしょう。働いた分だけ収入が上がるというメリットはありますが、契約してもらえなければ収入をあげることはできません。その他にも、いくつかのフィットネスジムと契約している場合には「移動時間が長くなる」ことや「体力が必要(体調管理が難しい)」などのデメリットもあります。

夢の独立開業で収入は青天井?

独立し自分のスタジオを持つことで、軌道に乗れば飛躍的に収入を伸ばすことができますが、軌道に乗らなければ収入が全くないということもあり得ます。また、当初はスタジオ開設の初期費用や宣伝広告費が必要になるので出て行くお金は多くなります。

しかし、自分の理想のスタジオが作れること、経営方針などの意思決定もできるのでやりがいは大きいでしょう。上手くいけば多店舗展開していくこともできるので収入も大きく上昇します。ただし、フィットネス全般は流行り廃りが大きくあります。エアロビクスだけのスタジオでは展開が難しいかもしれません。

(1)独立開業のメリット

独立開業する1番のメリットは、「収入を飛躍的に伸ばせる」可能性があること、そして「自分の理想のスタジオが作れる」ことです。また、スタジオ経営をしないと得ることのできない「経験」はかけがえのないものになるでしょう。

(2)独立開業のデメリット

独立開業することのデメリットは、収入を飛躍的に伸ばせる可能性がある一方で、「収入が全くない」可能性も出てきます。また、エアロビクスを教える以外にも「多くの事務作業」が発生します。エアロビクスは好きでも事務作業は煩わしいと思う人も少なくはないはずです。

4)給料を上げるたった一つの重要なこと

指導力の向上

エアロビクスインストラクターとして給料を上げるポイントは、当たり前ですが技術力、指導力を高めることです。しっかりとした技術があり、楽しくて為になるレッスンをすれば必ず人気が出てきます。フィットネスジムで社員として働いていても、フリーとして働いていても人気は必ず給料に直結します。その為にも、学び続ける気持ちは常に持っていなければなりません。

エアロビクスインストラクターの将来性って?

日本は今、空前の健康ブームです。健康食品やダイエット食品はよく売れ、スポーツジムの会員数も上下はあるものの右肩上がりに増えています。特に、60代以上の会員数の伸びは顕著です。

また、2020年には東京オリンピックが開催されることからも、スポーツが話題にのぼりやすく、何か身体を動かすことがしたいという人も増えることが予想されます。そういった明るい材料があるので、エアロビクスも健康ブームやオリンピックの流れに乗ることができれば将来性に期待が持てるようになるでしょう。

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5)エアロビクスインストラクターに関するQ&A

【Q1】フリーの場合、フィットネスジムとはどのように契約を結ぶの?

フィットネスジムと契約を結ぶ場合には基本的にはオーディションをして、そのオーディションに合格すれば契約することができます。なので、エアロビクスの知識や技術だけでなく指導力、コミュニケーション能力も当然問われることになります。

【Q2】フィットネスジムに就職したいときはどのように探せばいい?

就職情報サイトで「インストラクター」などのキーワードを検索すればインストラクターの仕事情報が企業ごとに出てきます。その中から自分の求める条件に近いものを選びましょう。正社員だけでなく、契約社員やアルバイトも同様に検索できます。

【Q3】フリーの場合も年齢によって給料がアップする?

年齢が上がることで経験値がアップし、技術力や指導力が上がることでレッスン単価が上がることはありますが給料と年齢が直結するものではありません。給料をあげたいのであれば、常に学び成長するという気持ちを持ち続けることが大切です。

今回はエアロビクスインストラクターの給料について解説してきました。エアロビクスインストラクターは、働き方によって給料も大きく変わってくることがわかったと思います。フィットネスジムに社員として雇用された場合には、大きく給料が上がることは期待しにくいが、安定した橋梁を得ることができます。

フリーや独立開業した場合には、人気によって大きく給料を伸ばすことができるが、全く給料を得られない可能性も出てきます。自分がどのように働きたいか、どのような働き方が合っているのかを見つけるきっかけにしてください。

ジムインストラクターとして実際に働くとなると、どんな目的でどんな環境で働くのかが大事になってきます。

あなた自身に最適な環境を選び、目的をしっかり持ってトレーナーとして活躍してください。

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