ジムトレーナーの仕事内容とは?年収や就職する方法、必要な資格を解説!
「大好きな筋トレを職業にしたい!」
「スポーツ選手をサポートする仕事に就きたい!」
とお考えの方にオススメの職業がジムトレーナーです。ジムトレーナーは、日々ご自身がトレーニングを行う中で身に付けた知識を活かすことができる仕事です。
そこでこの記事では、ジムトレーナーの仕事内容やジムトレーナーになる方法、あったら有利になる資格などジムトレーナーになるために必要なことを全てお伝えします。
ジムトレーナーは筋トレを教える仕事!
ジムトレーナーとは、スポーツジムやフィットネスクラブなどの施設で、お客様に運動やダイエット、バルクアップを目的としたトレーニング指導を行うトレーナーを指します。
一見、男性が仕事に就きやすい職種のように思われますが、性別に関係なく女性でも活躍できる職業です。
「ジムで働くトレーナー」の総称で「ジムトレーナー」と呼称されることが多いですが、厳密には5つに分類することができます。
当然、どの種類のトレーナーを目指すかによって、仕事内容が変わりますので細かい仕事内容については次項にて解説いたします。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)
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ジムトレーナーの種類や業務内容
続いて、ジムトレーナーの種類や業務内容を紹介します。
1.スポーツトレーナー
2.スポーツインストラクター
3.フィットネスインストラクター
4.スタジオインストラクター
5.パーソナルトレーナー(フィットネストレーナー)
以上の5種類について、以下で詳しく解説します。
スポーツトレーナー
スポーツトレーナーはスポーツ選手に指導を行う専門的なトレーナーです。活動場所はジムだけに限らず、スポーツ選手に付き添って各地でサポートを行ったり、怪我のリハビリの際には医療施設で働くこともあります。
スポーツトレーナーの中でも、スポーツパフォーマンスの向上を目的としたトレーニングを主に行うトレーナーは「アスレティックトレーナー」とも呼ばれます。
スポーツトレーナーは単にトレーニングやリハビリをサポートするだけでなく、選手の健康状態や怪我の予防、さらには心理的なサポートも行います。特にトップアスリートを支えるトレーナーには、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、身体とメンタルの両面で総合的なケアを行うスキルが必要です。
スポーツインストラクター
テニス・水泳など、スポーツを通じて運動指導を行うトレーナーがスポーツインストラクターです。スポーツインストラクターの役割は、筋トレやダイエットだけでなく、運動不足の解消やスポーツを楽しむお客様への指導にも重点が置かれています。
スポーツインストラクターは、お客様のレベルやニーズに合わせたトレーニングプログラムを提供し、健康促進やフィットネスの向上をサポートします。
最近ではオンラインレッスンの需要も高まり、場所を問わずに運動指導を受けることができる環境が整っています。そのため、スポーツインストラクターの活動の場は、従来のスポーツクラブだけでなく、デジタルプラットフォームにも広がりを見せています。
関連リンク:スポーツインストラクターのやりがいって?実際の声を紹介【特選3例】 | トレーナーエージェンシー
フィットネスインストラクター
フィットネスインストラクターは、フィットネスクラブやスポーツジムなどでお客様にトレーニングマシンの使い方を教えるほか、ジムの運営に関わる清掃や機材の管理など、運動指導以外のさまざまな業務も担当します。
トレーニング指導を行う点ではスポーツインストラクターと共通する部分もありますが、フィットネストレーナーは特にダイエットを目的としたエクササイズ指導に重きを置いていることが特徴です。
お客様が効率的に体重を減らし、健康を維持できるように、食事管理のアドバイスやエクササイズプランの作成も行います。
さらに、フィットネストレーナーは運動指導だけでなく、お客様のモチベーションを維持する役割も担っています。定期的なフィードバックを通じて進捗を確認し、目標達成に向けてサポートすることで、長期的な健康改善を促します。
スタジオインストラクター
スタジオインストラクターは、複数のお客様にトレーニング指導を行うトレーナーで、スタジオレッスンやグループレッスンを担当します。
トレーニングにダンスや音楽を加えることで、楽しみながら痩せるといったエンターテイメント要素も含まれているのが特徴です。
スタジオインストラクターには、単に運動を指導するだけでなく、場の雰囲気を盛り上げ、大勢のお客様を楽しませる能力が求められる職業です。
お客様にエネルギッシュな体験を提供しながら、モチベーションを高め、持続的なフィットネス習慣を促す役割を担っています。
パーソナルトレーナー(フィットネストレーナー)
パーソナルトレーナー(フィットネストレーナー)は、マンツーマンでお客様にダイエットや健康維持のためのトレーニング指導を行うトレーナーです。
パーソナルトレーナーは、お客様一人ひとりの体格や目標に合わせたトレーニングプランや食事メニューを作成するため、インストラクターに比べてより専門的な知識が必要とされる職業です。
お客様とトレーナーが1対1で行う個別の指導のため、正社員として働く他に、フリーランスや副業として活動するなど、多様な働き方が可能で、近年注目を集めている職業の1つです。
パーソナルトレーナーとして働くために資格は必須ではありませんが、資格を持つことでお客様に安心感を与えることができます。パーソナルトレーナーの資格は国家資格ではなく、様々な団体が発行する民間資格が中心です。
国家資格とは異なり、民間資格は独学で取得可能なものが多く通学を必要としないため、「未経験者が民間資格を取得してパーソナルトレーナーになる」ケースもよく見られます。
ジムトレーナーの年収
ジムトレーナーには正社員とフリーランスの2種類の働き方があり、それぞれ年収が異なります。
ジムトレーナーの年収について、
・正社員の場合
・フリーランスの場合
の働き方別に詳しく解説します。
正社員の場合
正社員のジムトレーナーの平均年収は、およそ350万円とされています。
基本給はそれほど高くはないものの、ジムによってはお客様から指名されると報酬がプラスされるなどのインセンティブを採用している場合もあり、より多くの収入を得られる可能性もあります。
ジムによっては、基本給と歩合給がほぼ同じ水準となることもあるため、「好きなことを仕事にしながら収入もアップしたい」という方は、歩合給制度のあるジムを選ぶと良いでしょう。
インセンティブが支給されるのは、主にマンツーマンで指導を行うパーソナルトレーナーが多いです。
フリーランスの場合
フリーランスのジムトレーナーは独立した個人として、自分で集客を行います。そのため、特に決まった報酬というものはなく、個人の働く時間やスキルによって一人ひとり収入が異なります。
多くのお客様を集めることができれば、その分収入も増えるため、フリーランスのジムトレーナーは自分の努力次第で大きく稼げる可能性がある職業です。
中には、20代で月収100万円を超えるトレーナーもいます。とにかく稼ぎたいという人にはフリーランスがおすすめです。
ジムトレーナーに必要なスキル
ジムトレーナーはただ筋トレの知識を持っているだけでは務まりません。
具体的にジムトレーナーに求められるスキルは、
1.トレーニング指導の知識やスキル
2.解剖学や栄養学の知識
3.コミュニケーションスキル
以上の3つありますので、以下で解説します。
トレーニング指導の知識やスキル
どの種類のジムトレーナーでも、共通してトレーニング指導の知識やスキルが必要です。特にスポーツインストラクターやスポーツトレーナーの場合、競技に応じた専門的なトレーニング指導が必要となります。
例えば、テニスのトレーニングでは、ラケットを振る動作に必要な肩や腕の筋肉、特に三角筋や上腕二頭筋を強化するエクササイズが重要です。また、ラリー中に長時間動き続けるために、下半身の強化も欠かせません。さらに、肩や腕をしっかりとケアするためのストレッチも取り入れることで、パフォーマンス向上と怪我予防に役立ちます。
加えて、お客様が正しくトレーニングできるような指導力が必要です。フィットネスクラブやスポーツジムでは、お客様からの質問に的確に答えられなければいけません。例えば、ジムのマシンの使い方や目的に合わせたトレーニングの方法など、わかりやすく説明する力が必要です。
特にフィットネスクラブに通うお客様は、必ずしも運動経験が豊富な方ばかりではありません。「痩せたい」「ダイエットしたい」といった理由で通う方は、運動が初めてのことも多くあります。そのため、丁寧で初心者にもわかりやすい指導が重要です。
解剖学や栄養学の知識
ジムトレーナーには、解剖学や栄養学の知識が不可欠です。専門知識を持ち、科学的根拠に基づいたトレーニング指導を行うことで、お客様のトレーニング成果をより高くすることができます。
お客様が安全に、かつ効率的に目標を達成するためには、体の仕組みや栄養の基本を深く理解したトレーナーが欠かせません。
さらに、体作りにおいて栄養学に基づいた食事管理も重要な役割を果たします。
フィットネスクラブのインストラクターが1人のお客様に対して、常に食事指導を行うことは少ないかもしれません。しかし、適切な栄養バランスの摂取や食事のタイミング、量に関する指導ができることは、トレーナーとして非常に価値のあるスキルとなります。トレーニングと食事は密接に関連しており、効果的なプログラムを提供するためには、両方の知識が必要です。
トレーニングや栄養に関する知識は、毎年進歩しています。最新の研究やトレンドに基づく指導が求められるため、ジムトレーナーとして成功するためには、努力を怠らず、常に学び続ける姿勢が必要です。
コミュニケーションスキル
ジムトレーナーにとって、コミュニケーションスキルは非常に重要です。特に、お客様に楽しく運動してもらうことが求められるスタジオインストラクターやパーソナルトレーナー・スポーツトレーナーのようにマンツーマンでの指導を行う職種では、コミュニケーション能力が欠かせません。
トレーニングは必ずしも楽しいことばかりではなく、時には辛いメニューに耐えなければならない場面もあります。そんな時、トレーナーが「ラスト1回頑張ろう」「もう少しでゴールだ」といった励ましの言葉をかけることで、お客様も力を発揮できます。このような声がけ1つがあることで、トレーニングは効果的になり、お客様の達成感も高まります。
さらに、トレーナーとお客様との間に良好なコミュニケーションが取れていれば、トレーニング中にお客様が気づかなかった体の不調や違和感を早めに察知し、適切な対応を取ることができる場合もあります。
ジムトレーナーになる方法
ジムトレーナーになる方法は、大きく分けて3つの方法があります。
・体育系の専門学校・大学に進学する
・未経験者歓迎の求人に応募する
・民間のトレーナースクールに通う
以下にて順々に解説いたします。
体育系の専門学校・大学に進学する
1つ目の方法は、ジムトレーナーになるために体育系の専門学校・短大・大学などを卒業する方法です。
大学・専門学校では、トレーニングに関する知識を一通り勉強することができます。生理学・機能解剖学・栄養学などの基礎知識のほかに、トレーニング処方や運動理論などの専門知識・テーピング・応急処置などのさまざまな実習を通して幅広い知識を学べます。
中でも、専門学校は大学よりも卒業にかかる期間が短いこともあり、より実践的な学習に特化しています。即戦力になりやすいという側面がありますが、理論的な内容については大学に比べて学ぶ機会が少ないとも言えます。
大学も専門学校も一長一短ありますが、どちらを選択してもジムトレーナーとして必要な知識を体系的に習得できることが利点でしょう。
また、正社員としての採用は大学・専門学校の卒業要件を満たした新卒者のみを対象とするジムもあるため、新卒採用枠に該当する人はジムトレーナーとして働くチャンスに恵まれていると言えます。
とはいえ、大学・専門学校に通うことによって発生するデメリットもあります。以下の表にて、1つ目にご紹介した大学・専門学校に通う方法を採用した際に想定される、メリット・デメリットをご紹介しておりますので参考にしてください。
メリット | デメリット |
・ジムトレーナーに必要な知識を体系的に学ぶことができる ・学校によっては柔道整復師や理学療法士などの国家資格を取得できる ・就職先の選択肢が豊富 |
・学校に通うための学費が多くかかってしまう ・すでに社会人の場合は、学校に通い直すのは現実的ではない |
未経験者歓迎の求人に応募する
トレーナー未経験の人に特にオススメの方法が、未経験者でも雇用形態に関係なく人材を募っているフィットネスクラブで働くことです。
実際、アルバイト契約であれば人材を募集しているフィットネスクラブは多く、トレーナーへのファーストステップとしては最適でしょう。
そして、アルバイトといっても実際の指導を任せてもらえることが多く、自分のやる気次第ではトレーナーとしての経験を十分に積むことが出来ます。
アルバイトから正社員登用をしているフィットネスクラブも多くあるため、まずは自分が働いてみたいフィットネスクラブの求人情報をチェックしてみてください。
また、フィットネス系の求人を中心に取り扱う求人サイトやエージェント、業界経験者から無料で相談を受けることができる転職サービスもあるため、自身にあったポジションの募集があるか積極的に利用してみましょう。
メリット | デメリット |
・学校に通うための費用と時間を節約できる | ・求人の競争率が高い ・資格を自分で取得する必要がある ・国家資格の取得は不可能 ・就職先が限られてしまう ・独学で勉強をする必要がある ・知識のレベルが低い傾向がある |
民間のトレーナースクールに通う
ジムトレーナーの中でも、パーソナルトレーナーを目指す人には民間スクールに通うのがおすすめです。
パーソナルトレーナーとしてマンツーマンで指導を行うためには、資格に裏付けられた知識と実際のトレーニング指導スキルの両方が必要なため、実践的なカリキュラムが用意された民間スクールが適しています。
民間スクールでは実技指導に力を入れており、実際の現場に近い環境でのトレーニングができるのが強みです。例えば、トレーニングマシンの使い方やお客様へのアドバイス方法、さらには食事指導まで実践的なカリキュラムが豊富に組まれています。そのため、卒業後すぐに現場で活躍できるトレーナーを目指せます。
また多くのスクールでは、卒業後の就職支援やフリーランスとしての独立支援も行っているため、スムーズにキャリアをスタートさせることができるのも魅力の一つです。
ジムトレーナー面接突破のカギ
先述の通り、学生ではなくすでに社会人として働いているが、未経験でジムトレーナーとしてのキャリアを築きたい人は、トレーナー育成スクールへの入会をお勧めします。
しかし、当然のことながらスクールで知識を積んだからといって、活躍できるジムトレーナーにはなれず、実践経験の有無や長さが一定影響します。
そこで本項では、ジムトレーナーとしてフィットネスクラブなどの施設の面接を受けたい際に、知っておくと得するポイント・カギをご紹介します。
部活動での運動経験や筋トレ経験を語ろう
ジムトレーナーは運動を教えると言う仕事の特性上、ほとんどの人が何かしらの運動経験を持っていると言っても過言ではありません。
学生時代にスポーツに取り組んだ経験があれば、積極的にアピールしてみましょう。大会で優れた成績を残した実績があれば、なお良いでしょう。
それに加え日常的に筋トレをしていて、ウエイトトレーニングに対する理解があることが求められます。中には入社試験として、ウエイトトレーニングの実技があるフィットネスクラブもあります。
もっとも重要視される接客能力をアピールしよう
トレーニングや健康管理の知識が必要であることはもちろん、コミュニケーション能力もジムトレーナーとしては大切な能力です。なぜならフィットネスクラブの経営を成り立たせる鍵は、いかにお客さまに満足してもらい長く通い続けてもらうか?であるからです。
そのため面接の際に採用担当者は、会話を通してコミュニケーション力が十分にあるかを見ている、前提で臨んでください。
人とコミュニケーションを取るのが好きだったり、アルバイトでも良いので接客業をした経験のある人は、自分のスキルとして積極的にアピールをしてみましょう。
一人ひとりの健康をサポートし満足感を得てもらうためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。さまざまな年齢・性別のお客様がいるため、人によってトレーニングメニューはもちろん指導方法や接し方も変える必要があるのです。
未経験でも取得できる資格を取得する
体育大学やスポーツ専門学校を出ていない人が取れる選択肢は少なくなってきます。その場合は上記で説明した、運動経験や接客スキルを面接官に伝えることで、自分と他の応募者との差別化をすることを考えましょう。
また、差別化に有効なもう1つの方法として、トレーナーの認定資格を取得することがあります。まだトレーナー経験がない人がジムトレーナーになるには、基礎知識を習得するためにも資格を取得するのが良いでしょう。
ジムトレーナーの求人に未経験者歓迎と記載されていたとしても、「ジムトレーナーとしての実技が未経験」「指導が未経験」という意味で、トレーニングの知識が求められない訳ではございません。事実、学校で専門知識を学んだ人と比べられると、選考の場で不利になるのは明らかでしょう。
もちろん、トレーニングに関する知識を持たない状態でも問題なく採用する企業もありますが、ほとんどの企業は基礎知識を知っている前提で募集をしています。
そのため、自分が学びたい分野や目的に即した資格を調査・勉強して、資格取得後に転職活動を進める方が選考を有利に進められるでしょう。
ジムトレーナーにオススメの資格(初級編)
本項では、ジムトレーナーを未経験で目指す方でも取得しやすい、おすすめの資格を3つご紹介します。
・健康管理能力検定
・アスリートフードマイスター
・トレ検(体力トレーニング検定)
それでは以下にて順々に解説いたします。
資格名 | 健康管理能力検定 | アスリートフードマイスター | トレ検 |
発行団体 | 日本成人病予防協会 | 一般社団法人日本アスリートフード協会 | NSCAジャパン |
学べる内容 | 健康な生活リズム 体内時計 |
アスリート向けの食事 | トレーニング知識 |
受験料 | 3級:4,950円(税込)
2級:5,500円(税込) 1級:6,600円 (税込) |
3級:73,700円(税込)
2級:121,000円(税込) 1級:242,000円(税込) |
3級:3,300円(税込)
2級:4,400円(税込) 1級:5,500円(税込) |
健康管理能力検定
健康管理能力検定とは、日本成人病予防協会が認定する資格です。健康的な生活習慣を身につけるための、体内時計や生活リズムに着目した実践的な知識を得ることができます。
また健康管理能力検定は、文部科学省が後援しているため、信頼度が高い点も大きなポイントです。
<受験料>
・3級:4,950円(税込)
・2級:5,500円(税込)
・1級:6,600円(税込)
<受験会場>
札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
<受験頻度>
最も直近の試験スケージュールのみ公式ホームページで確認できます。
アスリートフードマイスター
アスリートフードマイスターとは、アスリートのパフォーマンスを最大化するために、年齢別・競技別・タイミング別に、最適な食プログラムを提供する人材を育成するための資格です。
アスリートに限らず、運動を日常的におこなう人に効果的な食事をアドバイスする能力は、ジムに来る人を指導する上でとても役に立つことでしょう。
3級から1級までの区分があり、運動を楽しむ人から本格的なアスリートまでさまざまな人に対応することができます。
<受験料>
・3級:73,700円(税込)
・2級:121,000円(税込)
・1級:242,000円(税込)
<受験会場>
東京・名古屋・大阪・福岡
<受験頻度>
当月と翌月の受験スケジュールを公式ホームページで確認できます。
トレ検(体力トレーニング検定)
トレ検(体力トレーニング検定)とは、世界的な協会であるNSCAの日本支社が認定する「体力トレーニングに関する知識レベル認定」です。
NSCAジャパンが認定する資格でありながら、受験にあたっては学歴や指導歴などの条件が無いため、受験のハードルが低いのが魅力です。
<受験料>
・3級:3,300円(税込)
・2級:4,400円(税込)
・1級:5,500円(税込)
<受験会場>
NSCA ヒューマンパフォーマンスセンター
<受験頻度>
2~3ヶ月程度のサイクルで開催予定。
ジムトレーナーにオススメの資格(上級編)
前項では、未経験からジムトレーナーを目指す方が目指すには易しい資格をご紹介しました。
しかし、取得難易度がそこまで高くないこともあり、選考を有利に進めたい場合やジムトレーナーとして固定のお客様を付けたい場合には、少々権威性に劣る資格です。
そこで本項では、上級編と題して取得難易度は高いが、資格の権威性が高くトレーナーとしての信頼に寄与する資格をご紹介します。
国家資格
代表的な国家資格には、
・柔道整復師
・理学療法士
・鍼灸師
・あん摩マッサージ師
が挙げられます。
これらの資格を取得するためには、まず専門学校での3年以上の学びを終えた後、国家試験に合格することが求められます。そのため、社会人が国家資格を取って転職を目指す場合には、通学と仕事を両立し、計画的に進める必要があります。
それぞれの資格によって活躍できる場は異なりますが、国家資格を取得することで、パーソナルトレーナー業務にとどまらず、医療やリハビリの現場でも活躍できる可能性が広がります。国家資格を持つことで、パーソナルトレーナーとしての専門性が高まり、より多様なフィールドで仕事をするチャンスが得られます。
国家資格を取得することは、安定したキャリアを築くために有効です。特に、医療やリハビリ分野での知識があれば、スポーツ現場での怪我の予防やアフターケアに関しても高度なサポートを提供できるようになります。
資格を持つトレーナーは、トレーニングやリハビリだけでなく、選手の健康管理全般を任されることも多く、信頼されるプロフェッショナルとしての評価が高まるでしょう。
NSCA-CPT
NSCA-CPTは、NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)が認定する資格です。
個別のアプローチを用いて、クライアントの健康と体力のニーズに関して、評価・動機付け・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
アスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニングを指導を行うため、トレーニング知識に加え、医学的・運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。
<受験料>
46,000円(税込)〜
<資格取得条件>
・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者または高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)合格者
・出願時および受験時に、NSCAジャパンの会員(正会員・学生会員・英文会員)もしくは米国会員である
・出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持している、または受験日の1年後までに、有効なCPRおよびAEDの認定証のコピーを提出する事
※出願条件は年度によって変わる場合があります。
NESTA-PFT
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)が健康・フィットネス・ウェルネスのプロとしての総合的な知識・技術の習得の証明として認定しているパーソナルトレーナーの資格です。
国際的な認知度も高く、世界的に信頼性のある資格となっています。トレーナー必須の知識・技術だけでなく、資格者のビジネススキルもサポートしてくれるのもNESTAの特徴です。
<受験料>
72,500円(税込)〜
<受験資格>
・NESTA JAPAN(または医学映像教育センター)にてテキストを購入済みである
・CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる(資格認定を受けている事が望ましい)
・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
・次の①~④のうち、1つ以上の項目に該当する
①1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
②1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
③体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
④NESTAの認定する養成講座・養成コースを受講済みである
※1~3をクリアされていない方は、NESTAの主催する養成講座・コースの受講が必要となります。NESTAが認定していない養成コースを受講した場合、受験要件を満たさない可能性があります。NESTA認定の養成コースであることをご確認の上、ご受講ください。
JATI-ATI
JATI-ATIは、日本トレーニング指導者協会(JATI)が認定するパーソナルトレーナーの資格です。
アメリカ起源のトレーナー資格が多い中、日本の環境や実状に合ったトレーニング指導をするための資格であることが特徴です。上級資格として、上級トレーニング指導者・特別上級トレーニング指導者という資格もあります。
資格取得のためにはJATIに個人会員として入会し、4日間の講習を受けた後に自己学習課題を提出することで、認定試験の受験資格が付与されます。試験は一般科目と専門科目に分かれており、両方に合格することで認定資格が授与されます。
<受験料>
155,600円(税込)〜
<受験資格>
・JATIに入会している正会員である養成講習会を受講し、自己学習課題(ワークシート)の提出を終えている4年制大学卒業者(卒業見込み含む)
・短大・専門学校卒業者(卒業見込み含む)
・職業能力開発大学校の専門課程修了者(見込み含む)
・防衛大学校・海上保安大学校・気象大学校などの各省大学校修了者(見込み含む)高卒以上で、運動指導歴が3年以上ある者
関連リンク:パーソナルトレーナーとして活躍できる資格を3つ紹介!ジムで働きたい人必見!
資格名 | NSCA-CPT | NESTA-PFT | JATI-ATI |
発行団体 | NSCA | NESTA | JATI |
学べる内容 | トレーニング&コンディショニングの指導を行う専門能力 | フィットネス・ウェルネスのプロとしての総合的な知識・技術 | 日本の環境や実状に合ったトレーニング指導をするための知識 |
独学受験 | 可 | 経験者のみ可 | 原則不可 |
受験料 | 72,500円(税込)〜 | 46,000円(税込)〜 | 155,600円(税込)〜 |
おすすめのジムトレーナー育成スクール:トレスクNSCA-CPT
ジムトレーナー育成スクールはたくさんありますが、その中でもおすすめのスクールはトレスクNSCA-CPTです。トレスクは未経験者でも短期間で一発合格することに力を入れているスクールで、特にフィットネス業界未経験の人におすすめです。
トレスクは日本最大級のトレーナー養成講座を提供しており、
・暗記だけではない現場で使える知識が習得できる
・資格取得後の手厚いサポートが受けられる
・協会認定の講師の分かりやすい講義が受けられる
・短期間で効率的に勉強ができる
などの特徴があります。
最短3か月のカリキュラムでNSCA-CPTに挑戦でき、卒業生の合格率は97.29%を誇ります。
また、トレスクはオンラインに特化したスクールで、校舎はありません。全ての講座がオンラインで完結するので、住んでいる場所を問わず受講できるのも魅力です。
料金プランは
・動画自学コースの348,000円(税込)
・ベーシックコースの548,000円(税込)
・エキスパートコースの698,000円(税込)
以上のコースが設置されており、※月々1万円代〜の分割プランもあり、モニタープランの併用で5万円お安くなります。万が一、試験に不合格の場合でも、再受験&再受講が無料になる保証がついているので安心です。
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ジムトレーナーのキャリア・将来性は?
ジムトレーナーの将来的なキャリアはフィットネスクラブのマネージャーやパーソナルトレーナーやトレーナー育成講師など
ジムトレーナーとして働いたのちに、フィットネスクラブのマネージャーとして運営に携わるケースが一般的なキャリアステップです。
全国展開をしている大規模なフィットネスクラブやスポーツジムであれば、本社勤務のキャリアも考えられます。
また、会社からは独立してパーソナルトレーナーになる人もいます。独立をすると会社員ではなくなるため、会社員よりも多くの収入を得ることができる可能性もある反面、収入が全くなくなってしまう可能性もあります。
どのくらいの収入を得られるかは自分のトレーナーとしての腕次第です。ジムトレーナーよりも多くの知識と経験が必要になることは言うまでもありません。
さらに指導歴が長くなれば、本業と並行して講師業をおこない、若手トレーナーの育成に携わるというキャリアもあります。
自らトレーナー養成スクールを開校する人もいれば、資格発行団体から認定を受けて資格対策講座の講師になる人もいます。
ジムトレーナーには将来性が期待できる
近年では日本でも筋トレがブームになっており、日本のフィットネス市場は大きく成長しています。正しい知識を持ったトレーナーの社会的地位が、さらに高くなることが期待できるでしょう。
日本において、フィットネス産業の市場規模は年々増えています。フィットネス業界の動きが分かる経営情報誌FITNESS BUSINESSのデータによると、2014年には4,375軒だったフィットネスクラブの数が2019年には6,188軒となっています。
この先もフィットネスへの需要がどんどん伸びることが期待できるでしょう。
参照:日・米・英の民間フィットネスクラブ産業市場データ(2013年〜2019年) | Fitness Business
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
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まとめ
今回の記事では筋トレを仕事にできる職業として、ジムトレーナーを紹介しました。ジムトレーナーにはトレーニング指導に関するスキルや解剖学・栄養学などの知識・コミュニケーションスキルなどが必要で、ただ筋トレが好きというだけで簡単になれる職業ではありませんが、好きなことを仕事にしたいと考えている人にはすすめの職業です。
トレーナーエージェンシーではパーソナルトレーナーの認定資格であるNSCAの完全攻略ガイドをお配りしていますので、ぜひダウンロードしてください!