メンタルフィットネスとは?資格の取得方法を解説
体の健康には気をつけていても、心の不健康には気付きにくいもの。このストレス社会で生きて行くには、体と一緒に心の健康を保つことが大事なのです。メンタルフィットネスは、正に現在に必要とされる資格。そのメンタルフィットネスについて知りましょう。
1)メンタルフィットネスとは?
体を健康に保ち癒やすためのフィットネスに「心も癒やす」というコンセプトを取り入れたのが、「メンタルフィットネス」です。
現在のストレス社会においては、身も心も疲れてしまうことが多くあり、癒しを求める多くの人がいます。メンタルフィットネスは、そんな人たちの体と心を同時に癒やします。
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2)メンタルフィットネスの資格
もともと「メンタルフィットネス」に明確な資格はありませんでした。メンタルフィットネスは、ストレス社会やうつ病などが社会問題になる状況において、必要とされ出来てきたものだからです。しかし現在、NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)では、「メンタルフィットネストレーナー資格」を設定し、指導者になる人のために研修会の開催や認定を行っています。
3)メンタルフィットネストレーナー資格を取得するために学ぶこと
NESTA JAPANのメンタルフィットネストレーナー資格を取得するためには、開催される研修会を受講します。その研修会ではどのようなカリキュラムが行われるのかをここで紹介します。
メンタルフィットネスとは
まず、メンタルフィットネスとは何かを学びます。メンタルフィットネスが求められる社会的背景。つまりストレスを多く受けてしまう社会状況などです。そしてメンタルフィットネスの指導を実施するタイミングを知ります。更には、メンタルフィットネスによって得られる効果を学びます。
メンタルフィットネスは、それを実施する目的・対象によって様々な利点があることを学習します。メンタルフィットネスとは、具体的にどんなことをするプログラムなのかについて理解します。
ストレスが及ぼす影響
「ストレス」とは何でしょうか。ここでは、実態があいまいな「ストレス」というものを具体的に把握することを学びます。まず、ストレスが人体に及ぼす影響を明らかにします。その上で、身体の様々な防衛機能(神経系、免疫系、内分泌系)からのアプローチの効果について学習します。
リラクゼーションプログラム
ストレスを解消するためには、心と体をリラックスさせる必要があります。そのための方法がリラクゼーションプログラムです。この中で、メンタルフィットネスで実施される3つのメソッドを学びます。
3つのメソッドとは、呼吸法・メディテーション・リラクゼーションプログラムです。この3つは、それぞれどういうものなのかを知り、どのようにリラックスの状態を高めていけるか理解を深めます。それと共に、具体的な実施法を習得していきます。
フィットネスプログラム
メンタルフィットネスでは、心の癒しだけを目的としません。心と体を同時に癒やすことを目指します。そのため、メンタルフィットネスの研修会プログラムではフィットネスプログラムも含まれます。メンタルフィットネスの柱は心のフィットネスと、体のフィットネスの2つの柱で成り立っています。体の「フィットネスの部分」についてをこのセッションで学びます。心身ともにリラックスすることで、日常において活動しやすい身体に整います。
レッスンプラン
メンタルフィットネスのトレーナーとして指導するにはどうすれば良いか、レッスンの組み立てや指導のためのアウトプットを学びます。メンタルフィットネスのトレーニングを行うためのレッスンプログラムでは、単なる指導案に留まらず中・長期のゴールを設定し、そのゴールに向かうためのレッスン1回ごとのゴール設定を行います。更にクライアントに対して「分かりやすく」伝える技術について理解を深めます。
カウンセリング
クライアントの心を癒すには、クライアントが心に抱えている悩みを引き出し、その悩みを解消する必要があります。そのために、カウンセリングについて学びます。心理学的な見地からのアプローチ方法も学習します。ここで学ぶことは、普段のセッションに役立つ手法や考え方が多く含まれます。カウンセリングについて、理解を深めます。
ビジネス
メンタルフィットネスのトレーナーとして、沢山のクライアントを指導して行くにはビジネスについても理解を深める必要があります。単純にメンタルフィットネスのテクニカルな部分だけを学ぶのでは不十分です。ビジネス展開は、複雑で把握しにくいことが多く発生します。
ビジネスにおけるメンタルフィットネスの考え方と具体的なスキルを学びます。メンタルフィットネスの資格を取得した後、自分の長所を活かせる場、状況、ネットワークについて理解します。その上で、メンタルフィットネスのトレーナーとしてのビジネスを成功させるための仕組みづくりを明確にします。
4)メンタルフィットネス資格を取得するまではどんな流れ?合格までの7ステップ
NESTA JAPANのメンタルフィットネス資格を取得すにはどのような手順を進めれば良いでしょうか。申込みから合格までの流れを見てみましょう。
ステップ1:申込
NESTA JAPANのホームページに設置されているフォーム、またはNESTA JAPAN宛てにFAXすることで申込みを行います。
ステップ2:受講料の支払い
申込みの後には、受講料を支払います。受講料は一般申込みの場合とNESTAメンバーシップ会員では異なります。
この受講料には受験・資格登録料等、資格取得までの費用一切が含まれています。
ステップ3:入金確認
入金確認後には入金確認メールが届きます。万一、入金トラブルがあったときのために、受信したメールは削除せずに保管しておきましょう。
ステップ4:最終確認メール
講習会が開催される約1週間前に、最終確認のメールが届きます。改めてスケジュールの確認を行いましょう。
ステップ5:講習会に参加
講習会の開催に合わせて参加します。講習会は2日間開催されます。合計で16時間のカリキュラムで行われます。
ステップ6:認定試験
講習会の後は認定試験を行います。認定試験はテイクホーム形式です。マークシートで解答し、提出します。
ステップ7:合否通知
試験後、暫くすると合否通知が届きます。合格の場合には、認定証も届きます。
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5)メンタルフィットネスを学ぶべきはどんな人?
実は、メンタルフィットネスを学ぶべきという人がいます。メンタルフィットネスのトレーナーとして活躍していきたいという人はもちろんですが、職業によっては、メンタルフィットネスの資格を取得することで、もっと仕事の質を高めることが出来るようになります。
その職業とは、医療関係者、カウンセラー、セラピスト、美容関係者などです。もちろん、それらの職業を目指している学生も、予めメンタルフィットネスの資格を取得しておくことで、早い段階から仕事で活躍できるでしょう。
6)メンタルフィットネスに関するその他のQ&A
ここまで、メンタルフィットネスの資格取得のための詳細をご紹介して来ました。ここではメンタルフィットネスの資格に関する質問にお答えしていきます。
【Q1】NESTAのメンタルフィットネス資格の受験資格は?
NESTAのメンタルフィットネス資格を受験するためには、18歳以上であることという年齢以外に制限はありません。フィットネストレーナーの経験やカウンセラーとしての経験も必要ありませんので、18歳になってメンタルフィットネスのトレーナーになりたいと思えば受験することができます。
【Q2】メンタルフィットネストレーナー資格を取得することでどんなメリットがあるの?
メンタルフィットネストレーナーは、忙しい現代社会において、心身の疲れが取れない方やストレスを感じやすい方の悩みや問題を解決していくトレーナーです。そのためメンタルフィットネストレーナー資格を取得することで、目に見えない不調に悩むクライアントの気持ちが理解でき、より信頼されるトレーナーになることができます。
また、デジタル化に伴って希薄になってきたリアルな繋がりの大切さに気付くことで、顧客とより強い関係性を保つことができるようになります。加えて、ビジネス展開を学ぶことで実際に収入を得る方法を知ることもできます。このようなことから、相手の気持ちに寄り添い、お客様満足度を高めて悩みや問題の解決ができるトレーナーになることが出来るのが大きなメリットです。
【Q3】資格が無いとメンタルフィットネストレーナーとして指導できないの?
メンタルフィットネストレーナーの資格は民間資格です。そのため、必ずしも資格を取得していなくても「メンタルフィットネストレーナー」と名乗って指導を行うことは可能です。ただし、あたかもいずれかの団体の資格を所持しているように見せかけることは問題がありますので、その点は注意してください。
資格を持っていなくても、自身の経験から独自にメンタルフィットネスのメソッドを開発し指導されているトレーナーもいます。全くの未経験の場合には、メンタルフィットネストレーナー資格を取得する事で、体系的にメンタルフィットネスを学ぶことができるため、近道だと言えます。
体だけでなく「心も癒やす」というコンセプトを取り入れたのが、「メンタルフィットネス」。ストレス社会では、多くの人が癒しを求めます。メンタルフィットネスは、そんな人たちの体と心を同時に癒やします。身も心も疲れる現在において注目を集めている資格です。
参照
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(http://www.nesta-gfj.com/)
下口雄山メンタルフィットネス(http://www.mental-fitness.jp/)
SHIBUYA FITNESS SHAREZ(https://fitness-sharez.com/)
トレーナー・エージェンシー(https://www.trainer.agency/)
Fitness Job(https://www.fitnessjob.jp/)
coconala(https://profile.coconala.com/)
PT-OT-ST.NET(https://www.pt-ot-st.net/)