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NATA-ATCは超難関国家資格!取得条件、活用方法を徹底解説

パーソナルトレーナーを目指す人にとって、最初は資格の取得から始めようという方は多いです。

数多くの団体がパーソナルトレーナーのための資格を発行していますが、今回はその中でも業界最高峰の超難関資格、NATA-ATCの特徴、取得方法とその難易度を解説します!

NATA-ATCの資格発行団体について

NATAとは、National Athletic Trainers’ Association(全米アスレティックトレーナーズ協会)という公認アスレティックトレーナーやアスレティックトレーニングの職業に就いている人を支援する団体として、1950年に設立されました。
現在、世界中に4.3万人以上の会員が所属する団体になり、アメリカ医学会(America Medical Association; 略称: AMA)によって認められた、看護士や理学療法士などの準医療従事者と同じ扱いです。

NATA-ATCとは、National Athletic Trainers’ Association-Certified Athletic Trainerであり、全米アスレティックトレーナーズ協会認定のパーソナルトレーナーという資格の略称です。
アメリカではフィットネス業界の関係者なら誰もが知る資格で、アメリカ国内で働くスポーツトレーナーの95%以上はNATA-ATCを取得していると言われています。

国際的な知名度も高く、海外のスポーツ現場で働くトレーナーになりたいなら、必要不可欠な資格でもあります。

日本のトレーナー資格ではアスレチックトレーナー(AT)が最難関だと言われていますが、世界に目を向けるとこの資格が最難関と言って良いでしょう。

世界中最高峰のトレーナー資格。日本の東大のような響きがして、とてもカッコいいですね(笑)

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NATA-ATCの受験条件、試験内容

NATA-ATCを取得するためには以下の条件が必要です。

1.CAATE(アスレティックトレーニング教育認定委員会)が公認する4年制大学、もしくは、大学院のアスレティックトレーナープログラムを卒業すること

2.決められたインターンシップの時間数をクリアすること(目安は、卒業までに 700時間~800時間)

3.大学もしくは大学院を卒業後、BOC certification exam(認定試験)に合格すること

つまりNATA-ATCの資格取得には、

・大学または大学院相当の学歴
・実習での実務経験

この2つの基準を満たすことでしてようやく受験資格が得られるのです。それに加えて、資格取得の認定試験に合格することで初めて、資格取得者となることができます。

NATA-ATCを取得したいのなら、現地学校の勉強をし、現場経験を重ね、そして高い英語能力が求められます。

NATA-ATCの資格取得後の活動方法は?

NATA-ATC認定パーソナルトレーナーとしての活動方法は主に以下のものがあります。

・ディズニーランドやシルク・ド・ソレイユなどの出演者のケア
・海外のプロスポーツチームの専属トレーナーになる

アメリカのプロスポーツ界で活躍する日本人アスリートから見たら、通訳とトレーナーの2役を兼ねて帯同できる可能性もあります。

現在国内でパーソナルトレーニングジム『Dr.トレーニング』を営む「山口さん」は、ジム経営をしながら誰もが驚く海外のスポーツクラブに帯同した経験もお持ちです。

これだけのキャリアを持つパーソナルトレーナーは、おそらく国内でもほぼいないのではないでしょうか?

そんな山口さんですが、ジム経営と並行してその技術を学べるスクールも運営しています。

「いますぐアメリカには行けないけど、最先端の知識と技術を学びたい」という方は、Dr.トレーニングのスクールをぜひチェックしてみるといいでしょう。

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グローバルで通用するトレーナーになりたいのなら、NATA-ATCは必須

皆さんは、将来どのようなパーソナルトレーナーになりたいですか?もしも「海外をフィールドにして活躍できる人材になりたい」と考えているなら、NATA-ATCは必須の資格です。

しかし、もしも日本国内を視野に入れて活動する予定なら、NATA-ATC以外の資格を取ったり、未経験OKの求人に応募して働く方が、早くパーソナルトレーナーになることができます。

フィットネスクラブの業務委託で働く際にはトレーナー認定資格が必要ですが、NATA-ATC以外にも取得しやすい資格は多くあるので、そちらを視野に入れるといいでしょう。

【参考】パーソナルトレーナーの有名資格

今回は、パーソナルトレーナー業界の最高峰とも言える資格、NATA-ATCについて解説しました。

先ほども書いた通り、ご自身がパーソナルトレーナーとしてどうなりたいかによって、NATAにチャレンジするか、あるいは別の資格取得や進路選択をするかが決まります。

「でも、パーソナルトレーナーになる方法が具体的に思いつかない…」

そう感じる方もいるでしょう。

トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナー業界に対する疑問や不安を抱えている方からのご相談を、LINE@にてお受けしています。

現在学生なのか、フリーターなのか、社会人なのか、主婦なのか。トレーナーの経験のありなし、勉強したことのある・ないなど、あらゆる条件に合わせたご提案をしています。

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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