パーソナルトレーナーの年収、3つの働き方別に紹介!
・パーソナルトレーナーの「働き方別」の特徴や違いを知ることで皆様に合った方法を検討することができる
最近、大手ダイエットジムのインパクトのあるCMをよく見かけるようになりました。また、個人のダイエットジムも次々とオープンしています。
当然、すでにパーソナルトレーナーとして活動している人や、今後パーソナルトレーナーになりたいという方も非常に多くなってきました。
パーソナルトレーナーの活動方法には『従業員』『業務委託』『独立』という3つの選択肢がありますが、すでに独立している、またはゆくゆくは独立したい方が最も多いように感じます。
理由は色々ありますが、『自分が本当に良いと思うことを伝えたい』という想い、そしてどの仕事においても求めている方が多い『収入を上げたい』という2つが大きな理由と言えるでしょう。
収入を上げるということは決していやらしいものでなく、自分や大切な人を守るための非常に有効な手段です。
また、収入の大きさは他人に幸せにした大きさに比例すると言われており、それだけ多くのお客様から求められている証とも言えるでしょう。
恐らくパーソナルトレーナーに限らず、世の中の全ての人が今より収入を上げたいと思っているかと思います。
では、パーソナルトレーナーが今より収入を上げるにはどうしたら良いでしょうか?
今回はそんな仕事をするうえでとても大切なお金の話し、『パーソナルトレーナーが今より収入を上げる方法』を紹介します。
パーソナルトレーナーが今より収入を上げる方法
パーソナルトレーナーの活動方法は先ほど紹介しましたが、『従業員』『業務委託』『独立』の3つです。
収入を上げる方法として共通していること、そして異なることがありますのでそれぞれ見ていきましょう。
3つの働き方の共通点
・より多くの時間稼働する
・単価を上げる
基本的に自身が直接セッションを行うのであれば自分の時間を切り売りすることでセッションの枠を増やし、収入を増やすことになります。
また、より多くの顧客を獲得することも稼働時間を増やすために非常に有効な手段と言えるでしょう。
また、売れっ子になってきたらどこかのタイミングで値上げを行い、単純に単価を上げることでこれまでと同じ稼働時間でより多くの収入を得ることも可能です。
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3つの働き方の異なる点
※参考:【確実に知識定着できる!】 実績No1キャッシュフローゲーム会
上の表を参考にしながら読み進めて頂きたいのですが、収入を得る方法はこの4つに大きく分けられ、これらはクワドラントと呼ばれます。
アルファベットの大文字を使いそれぞれ、
・Sクワドラント
・Bクワドラント
・Iクワドラント
となり、それぞれ収入を得る方法が変わってきます。ここで一度、これらがどんなものなのかをパーソナルトレーニングジムに置き換えて見ていきましょう。
Sクワドラント:従業員でないが、外部の業務委託としてジムで働いているパーソナルトレーナー
Bクワドラント:ジムオーナー(=社長)
Iクワドラント:ジムに出資してくれた人や会社
各クワドラントによって収入を得る方法が異なるため、それぞれ見ていきましょう。
従業員
従業員は会社員という立場であり、上の表の左上にあたります。Eクワドラントということですね。
従業員の場合、給料という形で収入を得ることになり、収入は会社の既存のシステムに従うことになり、基本的には時給または月給に加えて時間外手当や深夜手当というところでしょう。
また、会社によってはインセンティブ制度が設けられているところもあり、これはセッション数やお客様からの指名数により収入がプラスされていきます。
従業員のパーソナルトレーナーの収入の特徴や業務委託、独立したパーソナルトレーナーとの違いは次の通り。
・大きな収入を見込むことは難しい
業務委託
業務委託のパーソナルトレーナーは表で見ると左下になり、自営業という形になります。Sクワドラントということですね。
フリーランスで活動しているパーソナルトレーナーもこの業務委託になり、店舗を持たずに活動しているパーソナルトレーナーは基本的にここにあたるでしょう。
業務委託の場合、施設を持たない代わりに借りることがほとんどのため、使用料として売り上げの一部が施設側に持っていかれます。
業務委託のパーソナルトレーナーの特徴や他との異なる点は次の通り。
・自身で施設を持たないため、活動場所が自由である。代わりに、ジムに施設使用料を支払う必要がある
・お客様を付けることができない場合、全く収入を得ることができないため、不安定ではある
独立したいが、従業員より収入がほしい。ただ、まだ店舗を持つことのリスクを避けたい方はこの業務委託がおすすめとなります。
独立
独立は完全に個人でジムを持ち、自らが独立経営をしている人がここにあたります。
表で言うと、自分のみが働いているか従業員を雇っているかにより独立は自営業か経営者(ビジネスオーナー)のどちらかにわかれSクワドラントまたはSクワドラントとBクワドラントの掛け持ちどちらかになるでしょう。
独立していても1人だけで働いていれば、収入を上げる方法は基本的には業務委託と同じで売り上げを上げることです。
ただ、自分の他にも従業員を雇っている場合は、自身の売り上げに加え、経費や人件費を引いた従業員の売り上げも収入になるため、ここが大きな違いと言えるでしょう。
独立したパーソナルトレーナーの特徴や他との違いは次の通り。
・従業員を雇っている場合は、自分のみでは不可能な額の収入を得ることも可能
・逆に、家賃や人件費による出費は多くなる
固定費を差し引いても集客して売り上げを上げることに自信がある方や、従業員を雇って自身は経営をしたい方は独立がおすすめと言えるでしょう。
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まとめ
今回は働き方の違いによる収入を上げる方法を紹介しました。
それぞれクワドラントにより4つに分かれていますが、さらに大きく2つに分けることも可能です。
それは、左側のE、Sと右側のB、Iに分けることであり、決定的な違いは次の通り。
右側:収入を増えても働く時間が増えるわけではなく、逆に減らすことも可能。自分の時間を作れる。
安定した収入を望んでいる方や、施設や従業員などによる大きな出費を避けたい方は左側をおすすめします。
ただ、お金と時間の両方を望む方であれば右側にいく必要があると言えるでしょう。
どちらが良いかは人それぞれ異なるので、皆様が納得のいくものを選んで頂ければと思います。
ここまで読んで頂き、
・独立したい
・従業員を雇い、経営をしたい
このように思った方もいるかもしれません。
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大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。