スポーツインストラクターの将来性は?仕事内容やオススメの資格をご紹介!
スポーツインストラクターの
将来性は?
みなさんは「スポーツインストラクター」という職業を聞いて、どんな姿を思い浮かべるでしょうか。
スポーツジムやフィットネスクラブによく行く方は、必ずお世話になるであろうスポーツインストラクター。今回はこの職業の普段見える表側から、知られざる裏側までまとめました!
スポーツインストラクターとは?
まずはスポーツインストラクターについて詳しく知るために、
・スポーツインストラクターの仕事内容
・スポーツインストラクターの種類
・スポーツインストラクターに求められること
の3項目を説明していきます。
スポーツインストラクターの仕事内容
スポーツインストラクターとは、スポーツジムなどに勤務して一人ひとりのニーズに合わせたトレーニングメニューやペースなどを管理・指導する職業です。
勤務地は主にスポーツジムやフィットネスクラブ、またはフリーランスとしていくつかのジムをかけ持ちしている方もいます。
スポーツインストラクターの種類
スポーツインストラクターは各ジムに存在する種目全般を扱う場合もあれば、ヨガやピラティスなど特定の種目に特化するものもあります。
スポーツインストラクターに求められること
最近は運動にも科学的な考え方が取り入れられていることから、スポーツインストラクターに求められることも単なるユーザーの運動管理では終わりません。
最新の器具や運動方法などを積極的に取り入れ、仕事の場で実践する姿勢が重要です。
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・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
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スポーツインストラクターの将来性は?
スポーツインストラクターには将来性があるのでしょうか。
・健康維持の需要
・シニア層の需要
・ダイエット目的の需要
の3つの観点からスポーツインストラクターの将来性を解説します。
健康維持の需要
健康維持の目的でトレーニングを始める人が増加しています。
最近は、IT化が進みパソコンを使ったデスクワークをすることが増えたせいか、多くの人が運動不足を感じています。他にも健康診断などでメタボリックシンドロームと診断されたり、腰痛や肩こりに慢性に悩まされたりしていて運動の必要性を感じている人も少なくありません。
このような背景から、健康を維持するためにスポーツジムに通う人が多くなっています。また、トレーニングだけでなく食生活も改善することで本格的に健康維持に取り組もうとパーソナルトレーナーに頼む人もいます。
今後、運動不足はさらに深刻化していくことが考えられるため、健康維持の目的でスポーツジムに通う人は増加し続けることでしょう。そのため、スポーツインストラクターはこれからも必要とされていくことが予想できます。
シニア層の需要
スポーツインストラクターは、シニア層からの需要が非常に多いです。
人生100年時代に「できるだけ人生を楽しみたいから」と健康寿命を延ばすために運動を試みるシニア層が多くなっています。実際に60代、70代向けのパーソナルジムが開設されていることからも、シニア層のジム人気が高まっていることが分かるのではないでしょうか。
厚生労働省のホームページによると、2025年には75歳以上の人口が全人口の約18%になり、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%以上にもなると推計されています。
また日本は世界有数の長寿国ですが、日本人の寿命は年々伸び続けているという事実もあります。
今後高齢化がどんどん進み、寿命が延びることによって健康寿命を延ばしたい人がさらに増えていくことでしょう。そのため、トレーニングだけでなく食事指導などができるパーソナルトレーナーの需要は高まっていくに違いありません。
ダイエット目的の需要
ダイエット目的でジムを利用する女性も多いです。
多くの女性は、見た目の良さを追求するためにダイエットを試みます。また、結婚式前や出産後に一時的にダイエットしたいという人もいます。最近では、ただ体重を落とすだけでなく、健康的で美しいボディーラインを手に入れたいという女性も増えてきました。
ダイエットは1人でもできますが、やはり1人でダイエットに挑戦すると長続きせず途中でやめてしまったり、リバウンドしてしまったりする可能性も高いです。そのため、プロのトレーニングや食事指導でダイエットしたいとパーソナルジムに通う人も多くいます。最近はSNSの影響もあり、パーソナルジムを以前よりも身近に感じやすくなっているのです。
今後もダイエットをしたいという女性の望みはなくならないでしょう。そのため、スポーツトレーナーの需要は減ることはないと考えられます。
パーソナルトレーナーの需要がないと言われる理由とは?
前項目でパーソナルトレーナーは、今後も需要があることが分かりました。しかしその一方で、パーソナルトレーナー需要がないという噂があるのも事実です。
パーソナルトレーナーはなぜ需要がないといわれてしまうのでしょうか。
考えられる理由として、
・収入が不安定
・スポーツインストラクターが飽和状態
・業界の将来性がないと言われている
が挙げられます。以下にて詳しく見ていきましょう。
収入が不安定
パーソナルトレーナーの需要がないといわれる理由の1つは、収入の不安定さが挙げられます。
パーソナルトレーナーの収入は、基本給とインセンティブの合計額です。多くのお客様を担当できるトレーナーは、その分インセンティブが増えるため収入は多くなりますが、お客様がやめてしまったり、急なキャンセルが続いたりするとインセンティブが少なくなります。
その結果、収入が安定しなくなり精神的に不安定になったり、辞めてしまったりするパーソナルトレーナーも中にはいるのです。そのような話を聞くとパーソナルトレーナーの需要がないのではないかと思ってしまうかもしれません。
しかし、パーソナルトレーナーとしてお客様からの人気を得て、収入が安定している人も沢山いますし、会社員では稼げないほどの高収入を得ているパーソナルトレーナーも中にはいます。収入を安定させるためには資格を取ったり、コミュニケーションスキルや実践力を高めたりするなど、パーソナルトレーナーとして成功するための努力が常に必要だということは覚えておきましょう。
スポーツインストラクターが飽和状態
スポーツインストラクターの数が増えて飽和状態になるのではと思われていることも、将来的な需要が懸念される1つの原因です。
パーソナルジムの人気の高まりとともに、パーソナルトレーナーになりたいという人が増えています。そのため、働きたいトレーナーが増えすぎて需要と供給のバランスが崩れ、就職や集客競争が厳しくなるのではないかと心配されているのです。
たしかに、パーソナルトレーナーになりたい人は年々増えています。就職や集客などのために、何もしなかったらパーソナルトレーナーの仕事で生活することは難しくなるでしょう。
就職や集客で勝ち抜くためには、他のトレーナーと差がつくことをしなければなりません。まずは資格を取得し知識やスキルを高めたり、コミュニケーションスキルやコーチングスキルをつけたりすることでお客様や会社からの信頼を得ることを心がけてみてください。
パーソナルトレーナーとしてお客様からの人気を得られれば、どんなにパーソナルトレーナーが世の中に増えても心配する必要はありません。
業界の将来性がないと言われている
パーソナルトレーナーの需要がないと心配されるのは、スポーツジム業界に将来性がないと思われていることも大きな理由です。
なぜスポーツジム業界に将来性がないと思われているのでしょうか。
それは、多分新型コロナウイルス感染症の流行で、多くのスポーツジムが一時的な閉鎖に追い込まれたことが原因だと思われます。
また人の多く集まるスポーツジムは、感染の可能性を高めるということで一時はスポーツジムに通っていた人でさえジムでのトレーニングを避けていました。
このような背景からスポーツジム業界には将来性がないと思われてしまったのでしょう。
しかし、現在は行動制限がなくなりスポーツジムも通常通り運営していますし、お客様の利用率も回復しています。そのため、今後の業界の将来性についてはあまり心配する必要はないかもしれません。
スポーツインストラクターへの「転職」は、実は狙い目?
実は今、スポーツインストラクターへの転職が狙い目です。
スポーツインストラクターが狙い目である3つの理由として、
・コロナの終息により需要拡大
・ジムに勤めることで働き方が安定する
・高齢になっても働き続けられる
ことが挙げられます。以下でそれぞれ詳しくご紹介します。
コロナの終息により需要拡大
多分新型コロナウイルス感染症の終息により、コロナ禍での運動不足を解消したいという人が増えています。
コロナ禍ではリモートワークで働いていた人も多く、通勤などで外に出て歩くことも少ない状態でした。また、週末もテーマパークなどに出かけることもできませんでしたし、人によってはスーパーに買い物に行くことを避け、デリバリーを利用していたため、身体を何か月も動かしていない状態の人が少なくありませんでした。
運動をしないと肥満はもちろん精神的な問題も引き起こします。
これらの問題などから運動不足を自覚し、運動の大切さを実感する人が増えた結果、スポーツジムに通う人が増加しています。多くの人がスポーツインストラクターを必要としているため、転職は今が狙い目かもしれません。
ジムに勤めることで働き方が安定する
スポーツトレーナーは、個人事業主やフリーランスの人も多いため、収入やスケジュール面で不安定だというイメージがある人も多いのではないでしょうか。
実はスポーツトレーナーの多くは、ジムや企業に雇用されて働いています。そのため、会社員のように安定した働き方が可能です。
安定した働き方がしたい人は、スポーツインストラクターへの転職を考えてみるのも一つの方法といえます。
高齢になっても働き続けられる
スポーツインストラクターへの転職が狙い目なのは、高齢になっても働き続けられるという理由もあります。
スポーツインストラクターは、お客様と一緒に運動しなければならないと思われがちですが、実際にはお客様にトレーニング指導をするのが仕事で、必ずしも自分自身も一緒に激しく動かなければいけないわけではありません。そのため、高齢になってもスポーツインストラクターとして働けます。
シニア層のお客様が増えていく中で、シニアの気持ちが分かる高齢のスポーツインストラクターは重宝されることでしょう。
また、インストラクターとして経験を積み、マネージャーに昇進する高齢のスポーツインストラクターもいます。
高齢になっても働きたいという希望がある人は、スポーツインストラクターに早めに転職して経験を積むと良いでしょう。
スポーツインストラクターの年代別年収とは?
これからスポーツインストラクターを目指す人にとって気になるポイントは年収です。
本項では年代別に、仮に大手フィットネスクラブに就職した場合の収入をまとめました!
大前提、雇用形態・ワークスタイルで大きく変化する
スポーツインストラクターは正社員だけでなく、アルバイト・パートの勤務体系になることもあります。
またフリーとして独立し、かけ持ちで働いたら複数の収入源も得られることでしょう。働く形態によって収入は大きく変わってくるので、自分がどのようなキャリアを描きたいのか、改めて考えてみることが大切です。
初任給・20代
月給:約18万円
年収:240万円前後
30代
月給:約22万円
年収:300万円前後
40代
月給:約28万円
年収:400万円前後
50代
月給:約31万円
年収:450万円前後
60代
月給:約21万円
年収:300万円前後
雇用体系やワークスタイルで年収は大きく変化する
スポーツインストラクターは正社員だけでなく、アルバイト・パートの勤務体系になることもあります。
またフリーとして独立し、かけ持ちで働いたら複数の収入源も得られることでしょう。自分がどのようなキャリアを描きたいのか、改めて考えてみましょう。
スポーツインストラクターに向いている人の特徴
スポーツインストラクターに向いている人の特徴として、
・お客様とのコミュニケーションを楽しめる人
・強い向上心を持ち、知識の習得に前のめりな人
・教えることや褒めることが得意な人
が挙げられます。詳しくご紹介します。
お客様とのコミュニケーションを楽しめる人
スポーツインストラクターに向いている人の特徴としてまず、お客様とのコミュニケーションが楽しめる人が挙げられます。
お客様の目的を達成するのに1番重要な要素はトレーニングの継続です。辛いトレーニングを続けるためには、お客様に「トレーニングが楽しい」「トレーニングを続けたい」と感じてもらわなければなりません。
お客様とのコミュニケーションを楽しめ、モチベーションを上げたり励ましたりできる人は、スポーツインストラクターに向いているでしょう。
強い向上心を持ち、知識の習得に前のめりな人
強い向上心があり、知識の習得に前のめりな人もスポーツインストラクターに向いています。
スポーツインストラクターは、新しい情報やスキルを常にアップデートしなければいけない仕事だからです。スポーツインストラクターとして成長するには学校で学んだことを応用しながら、新しい知識やスキルを積極的に習得して現場で活かすことが重要になります。
好奇心や向上心があり、新しい知識やスキルの習得を楽しめる人は、スポーツインストラクターに向いているといえます
教えることや褒めることが得意な人
人に教えたり褒めたりする力は、スポーツインストラクターに必要な要素です。
前述のとおり、トレーニングは継続してこそ意味があります。お客様のモチベーションを上げ、トレーニングを継続させるには、分かりやすく教えたり、褒めたりする能力が不可欠です。
インストラクターがいかに上手に教えるか、また上手に褒めるかはお客様が出す結果をも大きく左右します。
スポーツインストラクターには、知識やスキルだけでなく褒める能力も必要なのです。
スポーツインストラクターにオススメの資格3選
スポーツインストラクターになるために、特段必要な資格はありません。
基本的には大学・専門学校を卒業し、各スポーツジムやフィットネスクラブに就職したり業務委託の契約を結んだりすることとなるでしょう。
とは言いつつも、実際の現場では技術的・科学的な知識が必要です。その時のために大学や専門学校では特に体育科や運動科学科を専攻し、一定の知識を磨くことは欠かせません。
さらに言えば、こうした活動で資格を勉強することにもなるでしょう。
そこで本項では、スポーツインストラクターに関係する資格の中でも有名な資格である、
・スポーツリーダー(スポーツ指導基礎資格)
・トレーニング指導者(スポーツ指導基礎資格)
・健康運動実践指導者
の3つについて説明していきます。
スポーツリーダー(スポーツ指導基礎資格)
スポーツリーダーの特徴
・創立100年を超える歴史ある協会から与えられる資格であるため、認知度が高い。
・「スポーツ」を総括する資格であるため、インストラクター関連の仕事のほとんどで活用できる。
・ 養成講座を受けるだけで資格が取れるため、取得が比較的簡単である。
スポーツリーダーの取得方法
・学校法人NHK学園の通信講座を受け、課題を3回提出(全ての課題で6割を越すことが条件)
本資格は、認定団体公益財団法人日本体育協会が認定している資格です。スポーツの基礎的指導法を学び、スポーツ集団のリーダーとしての自覚と指導的スキルを身につけられます。
この資格を取得するために必要な費用は、他の資格と比べてもかなりお手頃です。そのため、スポーツインストラクターになるのであれば、ぜひ取っておきたい資格です。
国民体育大会(通称:国体)の運営団体である日本体育協会による資格でありながら、取得に試験の受験が必要ないことも人気の1つです。
公式サイト:スポーツリーダー – スポーツ指導者 – JSPO
トレーニング指導者(スポーツ指導基礎資格)
トレーニング指導者の特徴
・JATIの正会員になる必要がある
・他協会の資格を所持している方は、本資格で受講する講習会等を免除できることがある
・試験合格率が約50%
・資格に有効期限(5年)があり、所持し続けるためには更新の必要がある
取得方法
・JATIの個人正会員になる
・4日間の講習会を受けて修了する
・認定試験に合格する
特定非営利活動法人である、日本トレーニング指導者協会(JATI)が認定しています。
本資格の取得目的は、運動プログラムや運動指導を科学的根拠に基づいて行えるスキルを養うことです。
取得のために必要な費用はトレーニング指導者に比べるとやや高額ですが、こちらはより「指導」に特化した資格で、就職時や業務委託契約時では資格保持を強力にアピールすることもできます。
講習会の受講や試験の受験が必要であること、また資格に有効期限があることに注意しましょう。
公式サイト:公認スポーツ指導者概要 – スポーツ指導者 – JSPO
健康運動実践指導者
特徴
・運動を「健康の目的」と定め、より公共的な利益を求めた資格
・公共施設への就職に強い
・試験合格率が約80%と高い
・病院や福祉施設などの就職にも強く、インストラクターからの転職にも活用できる
取得方法
・講習会を受ける
・認定試験に合格する
公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定している資格です。国民の健康を促進させること、より安全で効果的な運動プログラムを作成・実行できる人物を育てることを目的にしています。
運動を健康推進の目的で活用できる人材育成を目指すという面では、ややスポーツインストラクターの仕事内容とは違うと感じるかもしれません。しかしジムに来られる方々の多くは、日々の運動不足やストレス解消が目的です。
こうしたお客様にも役立つ知識やスキルを、この資格で学ぶことができます。
スポーツインストラクターの本音とは?
「現在スポーツインストラクターとして活躍している人の、生の声を聞きたい!」。そう感じる人のために、実際の声を集めました!
仕事である以上、いい面もあれば悪い面も存在します。実際の声を読んで、ぜひこれからの職業選択の参考にしてみてください。
毎日体を動かすのでストレスはたまらないです!(フィットネスクラブ:30代男性)
ですが、流石に日々体を動かしていると常日頃から体への負担がかかります。
なので利用者の方々の運動管理をしながら、自らの身体管理をする必要があるんです。
特に運動が仕事にからむこのスポーツインストラクターは、体を壊してしまうと働けなくなる仕事であり、最悪退職となる場合もあります。
あと、怪我に負けない体作りも大切ですが、それ以上に日々の食事や睡眠などの生活リズムをきちんと整え、余裕のある心を保つ「心体管理」が重要になってきますね。
正直クレーム対応が大変でしんどいです(24時間ジム勤務:20代女性)
これはスポーツインストラクターに限った話ではありませんが、相手はお金を払っていただいたお客様であり、何かの事情があっても表に出さない対応を迫られる時もあります。
相手は男性の方が多く、ただひたすら謝るのは精神的にきついときは確かにありますが、これってどこのサービス業も変わらないのかなって思っています。
スポーツインストラクターが年収を上げる方法とは?
スポーツインストラクターとして年収を上げるにはどのようにすればよいでしょうか。
年収を上げる方法として、
・昇進してクラブの経営に携わる
・パーソナルトレーナーになる
・独立・開業する
の3つの方法が挙げられます。以下で詳しく説明していきます。
1:昇進してクラブの経営に携わる
400〜500万円
正社員でスポーツクラブのトレーナーをしている人が目指せる選択肢です。現場で指導するトレーナーから始まり、店長やマネージャー経験を経て、昇進を狙います。
全国に店舗を展開するスポーツクラブならば、スーパーバイザーやエリアマネージャー、さらには本社勤務を目指すこともできます。
現場で働くスポーツインストラクターの年収はだいたい250〜300万円程度であるのに対して、マネジメントに関わると年収が400〜500万円程度が目安です。
2:パーソナルトレーナーになる
500万円〜1000万円
もうひとつの方法は、パーソナルトレーナーを目指すことです。
パーソナルトレーナーの収入はセッションを行った数によって大きく変動します。自分の実力次第では年収1000万円を目指すこともできる職業です。
また、近年ではフィットネスや健康への関心の高まりから、パーソナルトレーナーの需要も増えています。業界全体が拡大している最中で、これからパーソナルトレーナー業界の拡大が期待できます。
独立・開業する
フリーランスのトレーナーとして経験を積んで、顧客を十分に得られれば独立・開業もできるでしょう。
ただし独立開業にはお金がかかります。設備費や広告費、家賃、維持費、光熱費なども考えておかなければなりません。また、経営者として成功するためにはトレーニングスキルだけでなくマーケティングスキルなども必要です。
独立・開業は簡単なことではありませんが、成功すれば高収入が目指せます。また、自分がトレーナーとして働けなくなった場合、人を雇用することで経営を続けられるのも開業の特徴です。
スポーツインストラクターからパーソナルトレーナーを目指す方法
さまざまなお客様に接して指導経験が豊富なスポーツインストラクターの経験がある人は、パーソナルトレーナーを目指しやすいです。
さまざまな年齢・性別・体力レベルの人の指導し、動きの特徴を観察した経験はパーソナルトレーナーにすぐに生かせます。
パーソナルトレーナーにステップアップするためにやるべきことは、次の3つです。
・食事指導の経験をすること
・パーソナルトレーナーの資格をとること
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スポーツインストラクターに関するQ&A
【Q1】スポーツインストラクターになるには、大学と専門学校どちらがいいですか?
スポーツインストラクターになるために必須の資格はありません。どちらの進路に進んでも、この職業に就くことはできます。
ただし就職後に必要な知識やスキルを身に付けたいのなら、よりその分野に特化した学校へ進むのがオススメです。
【Q2】スポーツインストラクターの男性と女性の割合はどれくらいですか?
比率は「男性:女性=3:7」となっています。まずスポーツインストラクターという職業自体が運動している方を支える仕事であるため、より活気付けることができる女性が求められているという背景があります。
また、実際にスポーツインストラクターとして働ける年齢が20~30歳と短く、また給与も決して高いとは言えない中で、男性が一生の仕事として選択するケースがあまり多くないことも挙げられます。
【Q3】現在の就職は売り手市場と言われていますが、スポーツインストラクターはどうですか?
スポーツインストラクターも他の業種同様、学生が有利な売り手市場にあります。それには、
- 人口減少に伴う仕事の担い手の減少
- 健康志向による利用者の増加
- 上記に伴うジムの増加
- 高齢者増加による地域的運動活動の需要上昇
など、たくさんの理由があります。
【Q4】高年齢の就職は難しいでしょうか?
20代〜30代が中心のスポーツインストラクターは、体を動かす仕事です。
年齢を重ねるにつれて、衰えから引退する人は増えています。
ただこれは、たとえ30代・40代であっても「体を動かせるならば働くことは可能である」ということも意味します。
自らの身体との相談にはなりますが、自信を持って身体を動かせるとアピールできれば、就職に関しては不可能ではありません。
地域の健康センターでは、比較的高年齢の方も募集の対象としていることがあります。ぜひ一度調べてみてください。
【Q5】立派なスポーツインストラクターになるための心得は何ですか?
常にお客様目線を忘れないことです。お客様は、それぞれ何らかの理由や願いがあってジムに通っています。
彼らのニーズを言葉や行動から読み取ること。そして自分の知識をフルに生かし、その思いを叶えるお手伝いをする方法を考えて実行に移しましょう。
スポーツインストラクターとは、身体そのものに関わる大変重要なお仕事です。
ユーザー様の身を預かるような気持ちで、お一人一人に真摯に向き合う姿勢が何よりも大切です。
トレーナーエージェンシーでは、
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まとめ
今回は、スポーツインストラクターの将来性について解説してきました。
スポーツインストラクターの将来性を疑問視する一部の人はいますが、実際に日本が抱える社会的な背景などを見るとスポーツインストラクターは将来性のある仕事だということが分かったのではないでしょうか。
スポーツインストラクターに向いている素質があり、インストラクターとして努力し続ける覚悟さえあればスポーツインストラクターは狙い目の職業といえます。
スポーツインストラクターに興味がある人はぜひ、トレーナーの資格取得から考えてみてください。
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