職業 トレーナー パーソナルトレーナーになるには?

スポーツトレーナーになるには?よくある質問5つに回答!

スポーツトレーナーになりたい!そう思う方の多くが、「スポーツトレーナーになるには、どうしたら良い?」という疑問にぶつかります

ここトレーナーエージェンシーでも、似たような質問がたくさん。そこで今回は、「スポーツトレーナーになるには?」という疑問の中から、特に多い5つの質問に回答していきます。

「スポーツトレーナーになるには?」質問その①学歴は必要なの?

質問1:
スポーツトレーナーになるにはどうしたら良いですか?大学や専門学校へ行かないとなれませんか?

答え:

スポーツトレーナーになるためには学歴は関係ありません。高卒でも中卒でもスポーツトレーナーになることは十分可能です。

ただ、スポーツトレーナーはアスリートに対して怪我の応急処置やリハビリなど、高度な専門知識と技術がなければ務まりません。

こうした知識や技術は、資格取得を通じて得られるものがほとんど。その取得には、大学や専門学校への進学が前提となっているケースがたくさんあります。

法律的に学歴は関係ありません。しかし長い目線で実力や実績を積み重ねるのなら、大学や専門学校で学ぶ必要があるのも事実です。

参考:スポーツトレーナーが取得していると役立つ国家資格を3つ紹介

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「スポーツトレーナーになるには?」質問その②中卒でも大丈夫?

質問2:
学歴が中卒でもスポーツトレーナーになれますか?

答え:

また学歴の話か!とツッコマれてしまいそうです(笑)でも、それくらい進学や学歴が重要なのか?と感じる人はいるようですね。

もう一度書いておきましょう。最終学歴が中卒の方でも、スポーツトレーナーになれます。

仮に現在働いている方でも、学歴が問われない資格を取得するなどの道も用意されているから安心してください。

しかし、これまでスポーツ業界に携わったことがないのなら、その道はとても困難が多いことも自覚しておきましょう。

独学で知識をつけることができても、スポーツ業界やトレーナー界隈のコネクションがなければ、トレーナーの枠に応募することすらできません。

1人での勉強は今すぐ始められます。まずは不足している知識を補いつつ、積極的に交流会やスポーツ系イベントに参加してつながりを求めるようにしてください。

「スポーツトレーナーになるには?」質問その③大学と専門学校、どっちに進めばいい?

質問3:
現在高校生です。スポーツトレーナーになるには大学か専門学校のどちらへ行けば良いですか?

答え:

一言でスポーツトレーナーと言っても、ストレングス系、リハビリ系など、どんなスポーツトレーナーになりたいかにより学ぶ分野が変わります。

学校によって学べる内容や取得可能な資格は、大学と専門学校の選択肢によっても変わるため、一概にどちらが良いとは言えません。

一つオススメを紹介するのであれば、アスレティックトレーナーや医療系国家資格を取得できる学校を選択すると良いでしょう。

国内だけでなく、グローバルな市場で活躍したい!と考えているのなら、世界基準で最高難度の1つであるNATA-ATCという資格取得も候補に入れてください。

参考:スポーツトレーナーになるには?大学と専門学校の進路選択の基準を解説

「スポーツトレーナーになるには?」質問その④現役時代のキャリアは必要?

質問4:
自分は選手として大きな実績がありません。それでもスポーツトレーナーになれますか?

答え:

スポーツトレーナーになる場合、や関わるジャンルの競技者として取り組んでいたことがあれば、その分選手のコンディション管理もしやすいでしょう。

その上で、過去に全国大会レベルの出場歴を持っていれば、大きなアドバンテージとして働きます。

とはいえ、スポーツトレーナーになるためには、選手としての実績は必ずしも必要ではありません。

プロアスリートの世界でもそうですが、良い選手がそのまま良い監督になれると限りませんよね。これと同じで、良い選手でないと良いトレーナーにはなれないということもありません。

トレーナーとしての知識と技術、そして選手の気持ちを理解できることができれば、自身は選手としての実績が十分でなくても良いトレーナーになることは十分に可能です。

大事なのは、トレーナーになった「後」。担当した選手がどんな成績を残したかにかかっているのです。

「スポーツトレーナーになるには?」質問その⑤プロ選手をクライアントにしたい

質問5:
プロアスリートのスポーツトレーナーになるにはどうしたら良いですか?

答え:

プロアスリートのスポーツトレーナーになるために、決められた道というものは存在しません。

資格取得を通じての知識や技術の習得、ジムや治療院での現場経験はアスリートに帯同するための大きな要素です。

ただ、その後にスポーツジムや治療院などで何年かの現場経験を積めば、自動的にチームに帯同できるようになるというものはありません。

自力でチームトレーナーの募集枠に応募するなど、積極的な営業活動が求められます。

さらに重要にのは、すでにプロチームに帯同しているトレーナーやコーチとのコネクションを作っておくこと。そして、チーム内でスポーツトレーナーのニーズが生まれた時、声をかけてもらえるような関係づくりです。

ここには、高いレベルの知識や技術を習得していることに加え、彼らとの良好な人間関係構築も求められます。スポーツトレーナーは対人との職業です。コミュニケーション力、営業力をしっかり養っておきましょう。

参考:スポーツトレーナーになるまでの流れを解説

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まとめ

スポーツトレーナーになるには1つの道筋=進路が存在するわけではありません。ただし、体についての専門家という点を考えれば、たくさんの勉強やスキルの習得が必須です。

社会人からスポーツトレーナーの勉強をしようと考えている人なら、近しい職業であるパーソナルトレーナーの養成スクールという進路もオススメです。

スクールで学べる生理学、機能解剖学、栄養学など、多岐にわたる知識と生きたノウハウは、スポーツトレーナーを目指す上でも非常に役立つからです。

少しでも興味が湧いたなら、ぜひ全国のパーソナルトレーナー養成スクールをチェックしてみてください。

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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