ピラティスの分類5種類を解説!先生になるための3手順とは?
ピラティスはボディラインを整えるエクササイズとして、近年、女性を中心に人気があります。けれどもまだまだ認知度が高いとは言い難い一面も。興味はあるけど良く知らない方向けに、ピラティスの種類、先生になるための資格や必要な知識などをご紹介します。
1)ピラティスとヨガの違いって?
ピラティと並ぶ女性人気の高い美容運動と言えば、ヨガを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。良く似ているけれども違う、ピラティスとヨガの違いをご説明します。
成立の背景の違い
(1)経緯
ピラティスは、1920年代にドイツ人従軍看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが開発したエクササイズです。ヨガや太極拳を参考に編まれたため、ヨガとよく似た印象を持つ方も多いでしょう。けれども、もともとの成り立ちはリハビリテーションを目的としたエクササイズであり、瞑想法、修行法として4,500年続くと言われる長い歴史を持つヨガとは、期待される効果も成り立ちも違うのです。
(2)目標
リハビリテーションエクササイズとして始められたピラティスの目標は、筋力や身体バランスの強化や回復です。心身を活発化、活性化させることに重きを置いています。対してヨガは精神安定やリラックスを特に重視しており、心身の調和を図るというゴールは同一ながら、その方向性は真逆ともいえるほど異なります。
効果の違い
(1)肉体に働きかけるピラティス
もともとエクササイズとして開発されたピラティスは、ストレッチ効果やインナーマッスル強化の効果があります。正しい姿勢や動作の習得、それに伴う心身の活性化、また、それらの副次効果としての代謝アップ、筋肉が付くことによるシェイプアップ効果が見込めることから、現代では、リハビリを目的とした医療機関以外にも、特に美容面で身体のラインを整えたい女性に人気があります。
(2)心の安定を重視するヨガ
身体の機能強化や外形を整える効果が見込まれるピラティスに対し、ヨガに求められる効果は、腹式呼吸法や瞑想による心身調整効果です。ゆったりと深い呼吸を繰り返すことで精神安定を目指すヨガは、ストレスフルな現代人のリラックス法として、幅広い層に愛好されています。
比較的歴史が新しく、リハビリという明確な目的を持つピラティスと、古代から連綿と受け継がれてきた修養法として、明確なゴールのない高い人間性の構築を目指すヨガ。似ているようで、大きな違いがありますね。ヨガよりピラティスの方がダイエットやシェイプアップに向いていると言われるのは、このような、目指す方向性の違いゆえなのです。
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2)ピラティスの種類って?3タイプをピックアップ
ピラティスと一口に言っても、さまざまなエクササイズがあります。大別すると、マット上で行うマットピラティスと、専用の器具を使ったマシンピラティスの2種類です。さらにアレンジされたエクササイズプログラムも開発されつつあり、ピラティスの世界は広がっています。
タイプ1:マットピラティス
(1)特徴
ピラティスはもともとリハビリ目的で開発されたエクササイズです。身体の自由が利かない人がベッドの上で行うことも考慮して、開発されたものになります。それが現在ではベッドではなくマットで行われる形となり、マットピラティスと呼称されるようになりました。ヨガの動きも取り入れたマット上だけで完結するものから、大小のボールやゴムベルトなどの補助的な道具を使用するものもあります。基本形として、約40種類からのエクササイズが知られています。
(2)効果
コアを中心として全身を満遍なく鍛えるプログラムです。ピラティス本来の効果である姿勢改善、インナーマッスル強化による腹部や腰回りのシェイプアップ効果が見込めます。呼吸は胸式呼吸を原則とし、身体機能の活性化を目指します。
タイプ2:マシンピラティス
(1)特徴
全身を効率よく使うためのリフォーマー、座面とスプリングの組み合わせで筋力強化を行うチェア、ベッド型のトラピーズテーブルなどの大型器具を中心に、さまざまな器具を用いて、自身に最適な負荷で運動を行うことができます。器具を用いるための場所が必要なことから、グループレッスンよりもパーソナルトレーニングに向いています。全部で500~600種類のエクササイズがあると言われています。
(2)効果
負荷調整効果は、負荷の軽減だけでなく負荷の強化にも及びます。器具を使うことで、高齢者や怪我をされている人など向けの動作支援にも使える一方、筋力の強いスポーツ選手などに対して負荷を強く掛ける筋力トレーニング効果を付与することもできるのです。
同時に、正しい動作をサポートすることで、普段使用しないインナーマッスルや骨への効果を意識した動きを行わせることも可能になります。
タイプ3:アレンジピラティス
(1)ボディメイクピラティス
内容はオーソドックスなピラティスながら、リハビリよりもシェイプアップなどの美容効果を重視したエクササイズで構成されたプログラムを行います。統一された名称ではありませんが、ダイエットやシェイプアップを謳うレッスンでは、ボディメイク目的のメニューを組んでいる場合が多く、女性向けとして一般的に行われているものはこちらに該当すると考えていいでしょう。
(2)マタニティピラティス
出産前後の妊産婦を対象にしたピラティスです。マタニティヨガ同様、出産前の精神安定や体力維持、また出産後の骨盤調整などを主な目的としています。軽い運動は疲れた身体の回復力を増すためにも有効なことから、リハビリ要素の強いピラティスと産後女性の回復サポートは好相性と言えます。
(3)シニアピラティス
加齢により身体機能の衰えた方のために、機能維持や回復を目指すピラティスのプログラムです。筋力のバランスを整え、姿勢やゆがみを改善し、健康に過ごせる身体を保つことを重視します。器具やマシンを用いて負荷を軽減しながら行うほか、マット上でのエクササイズも負荷の弱いもので構成するなど、高齢者でも無理なく行えるプログラムを組んで実施します。
(4)ヨギラティス
ヨガの精神安定効果とピラティスの運動効果を組み合わせることを目的とした、新しいスタイルのエクササイズです。日本ではまだ浸透しているとは言い難いアレンジですが、韓国で少しずつ認知され始めており、今後の発展が楽しみな流派の一つです。
(5)器具を用いたピラティス
ピラティスでは大小さまざまな器具を用います。ゴムの伸縮力を利用して筋力に働きかけるセラバンド、体幹を鍛えるバランスボールやバランスディスクのほか、心肺機能を鍛えるブレスシザー、段差をつけることで関節への負担を減らすクッションなど、負荷調整に使えるさまざまな器具を用いたアレンジエクササイズがあります。
さまざまな種類のエクササイズがあるピラティスは、種目によって負荷の高さも違います。安全に、且つ効果的に行うためには、誰がどのような目的でエクササイズを実施するのかをきちんと理解したうえで、目的に応じた最適なプログラムを組むことが必要になります。
3)お勧めスクール&資格5種類
ピラティスはリハビリという明確な目的を持った、方法論の確立されたエクササイズです。実施には正しい知識と理解が必要です。そのため、我流での習得は決して推奨されていません。先生を目指す場合は特に、専門のスタジオやスクールに通い、正規に学習するのが良いでしょう。ピラティスの学習とトレーナー資格の取得が同時にできるスクールについて、ご紹介します。
オススメ1:BASIピラティス
(1)概要
全米各地、世界30カ国でピラティス専門のプログラムを提供者している、世界最大規模のピラティス専門団体です。日本では東京、大阪、岩手、名古屋、北海道、仙台の6都市で、マット、マシン、マットとマシンの両方のエクササイズを指導できる、3種類のインストラクター養成講座を開講しています。
(2)資格の特徴
ピラティスの歴史的概要やエクササイズに関する基礎知識から、呼吸法と骨盤の関係、解剖学と言った身体知識の習得、姿勢チェックのための分析や改善のための指導法といった応用的な内容まで幅広く網羅した講義を受けることができます。
費用は最低価格で約30万円からで、学習期間は最短36時間、自己学習課題をクリアした後に試験を受け、合格すると指導者資格が発効されます。BASIピラティススタジオの講師陣は原則BASI資格保有者であるため、試験合格後にはBASIスタジオで社員として働く道が開かれています。
オススメ2:PHIピラティス
(1)概要
リハビリテーションとコンディショニングとしての「ピラティス」を正式に継承していると称する、トップアスリートから高齢者までアレンジを活かせるプログラムを提供することを目指す団体です。本部はアメリカにありますが、日本国内にも多くの認定スタジオを持っています。
(2)資格の特徴
認定コースは全部で6コースあります。最初の受講コースであるマットコースを修了後、器具を用いたピラティスの専門コース、マタニティピラティスコース、現役理学療法士による解剖学・運動学コースなどの応用コースを受講することができるようになります。
最もベーシックなマットコースの学習期間は4.5日、費用は約24万円となっています。試験合格後には、本部のあるアメリカから指導資格の認定証が送付されます。
オススメ3:JAPICA日本ピラティス指導者協会
(1)概要
スポーツドクターや理学療法士、アスレチックトレーナー等を迎えて設立された団体で、欧米人とはちがう日本人の骨格に合わせたアプローチ法を加えた指導を行っています。本来のピラティスからすると、アレンジされている新流派の部類に入ります。
(2)資格の特徴
マットピラティス2コース、マシンピラティス1コースと専門コースとして特にゴルファーを指導対象とするゴルフピラティスの資格を認定しています。
基礎コースは指導者資格ではなく知識習得証明となりますが、修了までの学習期間は15時間、費用は約8万円で試験合格後に修了書の発行を受けることができます基礎コースの終了後は、トレーナー資格の取得にも挑戦できます。
オススメ4:ストットピラティス
(1)概要
カナダに本部を置き、傷害等身体的に特殊な条件をもつ方、またアスリートからビギナー、高齢者まであらゆるクライアントに対応できるインストラクターになるための体系的なカリキュラムを提供している団体です。
(2)資格の特徴
資格取得のためにはさまざまなコースがありますが、インストラクター希望者も含め、初めてプログラムを受講する方には初級・中級マットコースが推奨されています。
講座の学習期間は40時間ですが、修了後に各種課題が計95時間分設定されています。すべて終了すると、インストラクター資格試験の受験資格が認められます。費用は最低価格で約31万円からとなります。
オススメ5:一般社団法人 ボディ・エレメント・システム・ジャパン
(1)概要
ピラティスの普及による心身の健康促進、維持に寄与することを目的として、情報発信や指導者育成を行う団体です。
複数の公認スタジオ、協賛スタジオを有しており、資格取得のための講座は日本国内約20地域で受講できることが特徴です。
(2)資格の特徴
マットやマシン等全4種類のトレーナー資格とその他2種類の認定資格があります。マットピラティストレーナー資格は学習期間全32時間、費用は約18万円で、エクササイズの種類、指導法と言った基礎知識、生理学や解剖学のほか、模擬レッスンなど実際の指導に即した活かせる形でピラティス指導を学ぶことができます。
リングやディスクと言った道具を利用したピラティスのほか、ダンサーに最適化されたピラティスなど、資格習得後も学べる応用コースが設置されています。
より手軽にピラティスを学びたい方には通信教育などもありますが、先生として活動することを考えるなら、正規のスクールで本格的に学ぶことをお勧めします。
上記5種類のスクールに関しては、トレーナー資格取得後もスキルアップ講座等で学習を続けることができるため、より深い知識を得たいという学習意欲のある方には学び甲斐がありますよ。
4)先生になるために押さえておきたい3ステップ
知識を得て資格を取得しても、それだけで自動的にピラティスの先生になれるわけではありません。働き方や得たい収入、自分らしい理想像を吟味し、納得できるピラティスの先生を目指しましょう。
STEP1:業態を決める
(1)正社員として働く
正社員の求人を出しているような施設でピラティス専門のスタジオというのは、現時点では決して多くはありません。ピラティスのレッスンを開講しているフィットネスクラブのインストラクター職、ヨガスタジオ内のピラティスコースの講師などが、現実的な選択肢となります。
その場合は、ピラティス専門のインストラクターは難しいかもしれません。ピラティス専門の先生を目指すなら、ピラティス資格の認定団体の公式スタジオ、提携スタジオの就職斡旋が受けられるケースもありますので、調べてみると良いでしょう。
(2)フリーランス
正社員として働く場合のような安定性はありませんが、フリーランスのインストラクターを目指すなら、ピラティスを専門で扱うことが可能です。フィットネスクラブ等でのレッスンはもちろん、リハビリや介護予防の一環としてピラティスを取り入れている医療、福祉介護施設、また健康教室やイベントへの出張等、ピラティスの資格や知識が必要とされる場所は多々あります。人脈づくりや営業力が必要となりますが、努力次第で結果が得られる、やりがいのある業態です。
(3)スタジオや教室を開設する
フリーランスとしてレッスンを開くのと並行して、または生業の主軸として、ピラティスのスタジオや教室を開設すると言う手段もあります。その場合は講師、インストラクターとして他者を指導するための知識だけでなく、スタジオ経営、教室運営についての知識も必要となります。特に、宣伝などの集客に関するノウハウは収入に直結する大切な要素となります。
STEP2:年収目標を立てる
(1)平均年収
ヨガスタジオ、フィットネス施設インストラクターとしての社員の平均月収は、17〜19万円と言われています。年収200万円ほどで賞与分がプラスされる程度と給与面では優遇されているとは言えませんが、実績を積みベテランと見做されるようになれば、月収30万円ほどまでは望めるというのが一般的な見方です。
とは言え、インストラクター職に就いている方からは、趣味を仕事にできる楽しさや生徒さんから受ける感謝の言葉など、給与以上の価値が感じられる仕事だという意見も多いのが特徴です。
(2)収入の現実
ピラティスやヨガのインストラクターとして働く場合、フリーランスで望める1レッスンの報酬は、平均4,000~5,000円程度となります。週5で働くフリーランスインストラクターのモデルケースとして、1レッスン5,000円とした場合週9回で45,000円、月収見込みは18万円ほどです。
プライベートレッスンやレンタルスタジオ等での教室開催なども担えれば収入増は望めますが、実績や営業努力、併せて備品やスタジオレンタル代などの経費が必要になります。
(3)長く続けていくために
ピラティスは近年人気が上がって来ているとはいえ、ヨガやエアロビクス系のスポーツインストラクターほどの求人数がないのが現実です。そのため、副業としてピラティスの先生をする、という選択肢もあり得るでしょう。生業にするならば、ヨガとピラティスを併せたサロンも多いことから、ピラティスだけでなくヨガの知識もあると収入が安定しやすくなります。
正社員として就職する場合には複数の知識や資格があると応用が利きやすく好まれますし、フリーランスとして働く場合でも、顧客のニーズを満たしやすくなるでしょう。
STEP3:理想像と注意点を知る
(1)求められる先生像
ピラティスの効果を上げるには、体幹について意識することが大切です。身体の芯、エクササイズがどの部位の筋肉と連動するかなどの解剖学的知識は、先生として指導する立場に就きたい場合には特に重要になる部分です。
また、近年はグループレッスン以上にパーソナルトレーニングが人気です。パーソナルトレーニングを取り入れる場合には、身体の不調や肉体の悩みなど、受講者個人の目的にフォーカスした指導ができることが求められてきます。
(2)レッスン時の注意点
生徒、講師とも身体を使う運動指導の場においては、一番の留意点は安全です。身体の動かし方、関節の硬さはそれぞれに違うため、無理な指導は逆に身体を傷めてしまったり、怪我をさせてしまったりという原因にもなり得ます。特にフリーランスや教室経営を考えている方は、保険の加入など、万一への備えをしておくことをお勧めします。
ピラティスの先生と一口に言っても、働き方はさまざまです。働き方や求める収入、自身が活躍できる職場なども併せて吟味し、楽しんで続けられるお仕事の仕方を見つけてくださいね。
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5)ピラティスの先生を目指す人のQ&A
【Q1】ピラティスの資格はずいぶん高額だと思うのですが、価格と内容はあっているのでしょうか。
確かに価格だけ見ると高額ですが、ピラティスの資格取得費用には、養成講座の授業料も含まれている場合がほとんどです。その場合、授業内容にはピラティスそのものの基礎学習や指導法に関する知識のほか、解剖学や生理学などのピラティス以外の運動指導の場でも活かせる講義内容が含まれています。
運動指導全般に活かせる基礎知識が含まれる点、専門学校等で別途学ぶ必要がないという点で、トータル費用で言えば価格に合った内容と言うこともできるかと思います。
とは言え、ピラティスの資格は認定資格であり統一された基準がないため、授業内容、期間、価格等は講座の主催団体によってそれぞれ勝手に設定されているのが現実です。内容と価格が合っているか、適正かを決めるのは、個人の判断という一面もあります。
【Q2】ピラティスの先生になるのに、資格は必ず必要でしょうか。
ピラティスの資格は民間団体による認定資格であるため、先生を名乗るのに必ず資格が必要、というわけではありません。しかし、ピラティスは方法論の確立されたエクササイズなので、我流では正しく習得できないものです。資格が必要というよりは、正しい知識が必要なのです。きちんとした指導者について正しく学ぶことがピラティス習得への近道という点で、資格取得のための養成スクールは有益です。
ピラティスの先生を目指す場合には、就職の斡旋をしてくれるケースもあります。また、就職するにしてもフリーランスで働くにしても、資格は自信になりますし、自身の知識や経験の保証としても有効です。
【Q3】ピラティスの知識や資格は、どのような場所で活かすことができますか。
ピラティスを教える先生になりたい場合、ヨガスタジオやバレエスタジオ、フィットネスクラブなどのインストラクター募集に応募してみるのが良いでしょう。数は少ないながら、ピラティス専門のスタジオや教室などもあります。
生業としたい場合でも、或いは副業で良いという場合でも、カルチャーセンターや公共施設、または自宅や貸しスタジオ等で教室を開くというのも選択肢の一つです。ピラティスの知識や資格を医療機関のリハビリ施設、介護福祉関連施設などで活かす場合には、それらの施設に就職するケースと出張講師として一時的に赴くケースとあり得るので、ご自身に合った活かし方、働き方を考えてみると良いでしょう。
ピラティスは比較的歴史が新しく理論や体系が整っているため、ヨガほどの多種多様なアレンジはなく、全体像を把握しやすい印象です。一方で、リハビリエクササイズとして高齢社会の介護予防現場への活用、美容目的の女性へのさらなる浸透なども期待でき、今後需要が拡大する見込みがあります。
これから活かせる資格として、ピラティストレーナーは期待ができる資格ではないでしょうか。