1日でも取れる!シニアヨガ資格おすすめ9選
4分の1が高齢者と言われる超高齢社会の日本。シニア世代の健康維持は喫緊の課題です。
実は今、シニア世代の方々の運動習慣として、「シニアヨガ」が注目されています!その理由や介護現場や社会貢献に活かせる、短期で修了可能なシニアヨガ指導者養成講座を紹介します!
シニアヨガとは?
シニアヨガとは、椅子・毛布・ベルト・壁などを用いて、一人ひとりの身体能力・レベルに合わせたヨガを高齢者が行うことを意味します。
場合によっては、ベルトや椅子の補助道具ではなく、介助員などの力を借りてヨガを行うこともあります。
そのため通常のヨガインストラクターと少しヨガの環境が異なります。
しかしシニアヨガで得た知識は医療・介護福祉施設でも発揮することができるため、ヨガインストラクター として医療や介護の現場でも活躍することができます。
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シニアヨガ指導者養成講座9選!
シニアヨガは社会貢献にもつながる、とても素晴らしい仕事です。
その勉強は非常に難しそうなイメージですが、実は短期で必要な知識を学べる講座がたくさんあります!
今回はその中でも、1〜3日で取得することができる9つの資格を、取得するのにかかる日数別にまとめました!
1日で取得可能な講座①シニアヨガ指導者養成講座勉強会
一般財団法人日本ヨガメディカル協会が主催する勉強会です。受講資格はなく誰でも参加できます。
シニアヨガを中心としたヨガセラピーの基本、ヨガセラピーを運動指導に取り入れる方法などを学ぶとともに、実際にシニアヨガクラスを運営する際の注意点、ケーススタディなどの講義も受けることができます。
修了証の発行などは行われませんが、6時間の座学で基礎的な内容を網羅的に学ぶことができ、お手ごろな価格で参加できる講座です。
1日で取得可能な講座②シニアヨガ短期集中講座
さまざまな種類のヨガインストラクター養成講座を開講している、「LABO.M」の主催する講座です。
HPでは「4〜5時間で学べるシニアヨガ」とかかれています。
その内容は
- 身体の不調
- うつや認知症の改善
- 予防を目的とする介護ヨガの観点
- 身体の不調を抱える方への指導
- 椅子ヨガの指導
など、指導者養成講座としてとても充実しています。
ヨガインストラクターや介護職員など基本的な知識を持った方のスキルアップ用講座で、受講料は、テキスト代等が含まれています。
1日で取得可能な講座③介護予防運動指導員によるシニアヨガ指導者養成講座
10名までの少人数制でヨガが学べる「ヨガスタジオ フォレスタ」が主催しています。
3時間の短期集中コースですが、介護予防運動指導員とヨガインストラクターを兼ねる講師のもと、少人数体制で介護予防運動としてのシニアヨガに、ついてみっちりと学ぶことができます。
介護系の知識だけでなくマットや椅子を使用したヨガなども学べ、修了後にはシニアヨガインストラクター養成講座修了書が発行されます。
比較的安価なのに加えて、無料でフォローアップの再受講もできるのが魅力です。
2日で修了可能な講座①シニアヨガインストラクター養成コース
古代から現代まで続くヨガの技法を学ぶヨガ専門スクール、「アンダーザライト ヨガスクール」が主催しています。
この講座では、ヨガインストラクターの国際的な認定資格であるヨガアライアンス、「RYT500取得コース」にも含まれるシニアヨガ指導10時間分のプログラムが盛り込まれています。
修了証書も、ヨガアライアンス講座10時間分の修了証として発行されます。
後々本格的なヨガインストラクターとしてヨガアライアンスに挑戦したい、という方にはとてもやりがいを感じることのできるコースです。
2日で修了可能な講座②シニアヨガインストラクター養成講座
ヨガ&健康コンサルタントを掲げる「arati」が主催しています。
講座は全15時間2日間。
介護施設での勤務経験やシニアヨガクラスを開催した経験を持つ講師から、シニアの方への効果的なクラス構成やインストラクションテクニックなどを学ぶことができます。
受講料にDVD等教材が含まれており、修了後には修了証も発行されます。
2日で修了可能な講座③シニアヨガ・ティーチャー・トレーニングコース
プロフェッショナルなインストラクターを養成するための専門スクール、「ヨギーインスティート」が主催しています。
ヨガのティーチャー・トレーニングコースを修了されている方のみを対象とする、2日間12時間のスキルアップ用シニアヨガ指導員養成講座です。
修了すると修了証が発行されます。
費用は59,000円で、ポーズや指導法、高齢者や低体力者に関する知識を学ぶことができます。
3日で修了可能な講座①シニア介護予防ヨガ養成講座
アットホームな雰囲気でのびのびとヨガを楽しむ、がコンセプトの「ヨガサラスワティ」が主催しています。
特に介護予防に焦点を当て、自立支援ができるインストラクターを養成することに主眼を置いています。
運動指導やシニアヨガが未経験の方でも安心して学べるプログラムとして、椅子ヨガを含む3日間の基礎講座を開講しています。
基礎コース修了者を対象にさらに4日間の応用講座を設けているのも特徴です。
基礎講座では修了認定証が、応用講座では指導員認定カードが発行されます。
3日で修了可能な講座②シニアヨガ指導者養成講座
ヨガに関するさまざまな情報を発信する「ヨガジェネレーション」による養成講座です。
ポーズなどの実践的な内容よりも、身体の仕組みや日常生活の動きに活かせる知識など、高齢者の快適な生活をサポートする知識の習得を重視しているようです。
椅子を使ったヨガ、病気や症状を緩和するヨガ、シニア向けの瞑想とリラクゼーションなどを総合的に学べます。
修了後には修了証が発行されます。
3日で修了可能な講座③シニアヨガ指導者養成講座
同じく「ヨガジェネレーション」による養成講座で、特に高齢者の運動による介護予防効果に主眼を置いた内容です。
ヨガ解剖学の観点から、高齢者に適した、心身のみならず脳にも働きかける運動の方法を学びます。
要介護、要支援認定の原因となる運動機能の低下をふせぐための理論、実践方法を学びたい方にお勧めです。
修了後には修了証の発行が受けられます。
「シニアヨガ」が高齢者に超オススメな2つの理由
加齢による影響で最も危険なものは、運動機能や身体機能の低下です。若いころには何でもなかった運動が、年を取ることで困難になってしまいます。
そのため高齢者の方々には、それぞれの身体機能レベルに合った適切な運動が必要となります。そこで注目さているのが、高齢者向けにアレンジされたヨガ、名付けて「シニアヨガ」なのです。
高齢社会にシニアヨガを活かせる理由その1:健康維持、要介護の予防につながる
高齢者の方が要介護、要支援認定される原因はさまざま。しかしその約5分の1の方々は、運動器の機能低下が原因です。
シニアヨガの目的は、高齢者の方々の身体機能低下の改善や予防に役立ちます。
ヨガは激しい運動が少ないだけでなく、効率的に肉体や体組織に働きかけるポーズや呼吸法が取り入れられています。
他の運動よりも比較的簡単、安全に取り組めるため、軽度の運動で機能維持、回復を図る介護予防の考え方にも適しています。
関節や筋肉が硬く怪我をしやすい。しかも怪我の回復も遅い高齢者の方々にとって、身体を傷めずにできる運動はとても貴重です。
シニアヨガは、インナーマッスルやバランス感覚を鍛えるというヨガの効果をそのまま残しています。
さらにニアヨガは、自分のペースでゆっくり、無理なく進められるアレンジも加えられています。
普段の生活動作の中では使わない筋肉をシニアヨガで刺激することで、身体全体の運動機能に働きかけることが可能です。
ヨガ特有の呼吸法と組み合わせることで内臓の働きや血液循環も良くなり、食欲や睡眠の質の向上も期待ができます。
高齢社会にシニアヨガを活かせる理由その2:メンタルケアにも効果大!
ヨガの歴史をのぞいてみると、もともとヨガは運動というよりも、「瞑想法」として発展してきた一面を持ちます。
シニアヨガにも瞑想の要素は多く含まれています。シニアヨガに取り組むことで、気分転換や集中力の回復や脳機能の活性化にも役立つのです。
またシニアヨガは基本的に、グループワークなど多人数で集まって行います。
ヨガ仲間を通じて友人も作ることができ、高齢者の方にありがちな「孤独」からも解放されるという効果もあるわけです。これがうつ病など、心の不調のケアにも役立ちます。
シニアヨガの種類は大きく2種類ある!
シニアヨガのもつ絶大な効果をお分りいただけたと思います。
高齢者の方々の抱える多くの悩みを解消できるシニアヨガですが、その種類は大きく2つに分けることができます。
(1)簡単なアレンジを加えたシニアヨガ
高齢者の方の多くは、自分の身体能力がどれほど衰えているか自覚がありません。若いころのイメージのまま運動をして、ケガをしてしまうことが多いです。
一般的なシニアヨガでは、こうしたケガに注意して、高齢者一人一人の運動レベルに合わせてアレンジしたヨガポーズを行います。
(2)補助器具を使用したシニアヨガ
身体機能が衰え始めている方やリハビリが必要な方は、立った姿勢での動きが難しく、転倒してしまう危険もあります。
そこでシニアヨガでは、椅子や毛布、ベルト、壁で姿勢を保つための様々な補助器具を使います。
中には、介助員などのサポートのもとでヨガを行う方法も。
また「椅子ヨガ」「チェアヨガ」と言い、座った姿勢でも無理なくできるシニアヨガもあります。
シニアヨガの知識が活かせる2つの現場
シニアヨガの知識が活かせる現場は、通常のヨガインストラクターと少し異なります。
その違いを知るために、実際の現場の種類をチェックしてみましょう!
(1)医療・介護福祉施設
シニアヨガは高齢者の方を対象としたヨガですが、思うように体を動かせない人全般にも有効です。
高齢者の方や体をうまく動かせない医療施設、介護施設はまさにシニアヨガの知識を大いに活かせる現場です。
(2)ヨガ教室・スポーツ施設
医療施設や介護施設でのシニアヨガは、リハビリテーションという意味合いがあります。しかし「介護予防」という視点で考えると、シニアヨガは趣味や楽しみの場でも活用できます。
地域の高齢者同士をつなぐヨガ教室、スポーツ施設がどの代表的な場所です。彼らに楽しんで参加してもらえる場を作ることができれば、健康増進に大きく役立つことでしょう。
シニアヨガをやる上で勉強すべきこと
シニアヨガの資格は短期で取得できますが、インストラクターとして活躍したいなら、一生勉強すべき分野でもあります。
中でも次の2つは、シニアヨガをやる上でぜひ念頭に置いて勉強していきましょう!
(1)高齢者の不調や疾患に対する理解
高齢者は元気そうに見えても、一般的な方々とは心身ともに同じ状態ではありません。
筋肉や関節に関する肉体的な不調、病気というほどではないにしても自律神経等を由来とする内的な不調や疾患など、表に見えにくい症状をお持ちの方ばかり。
シニアヨガはこうした高齢者の方々の身体的、心理的特徴を理解し、安全面に気を付けた指導をする必要があります。
さらに各種疾患や症状、緊急対応や応急処置について学ばなくてはなりません。いざとなれば救護救命行動を行う必要もあるからです。
(2)高齢者とのコミュニケーション
ヨガは古い歴史を持つ、哲学的な考えも備わっています。その世界観の奥深さに魅了されて、ヨガを愛好している方もたくさんいるほどです。
シニアヨガでは、こうしたヨガの奥深さを味わってもらいたという気持ちと、もっと気軽にヨガを楽しんでほしいという2つの気持ちが重要です。
そして高齢者の方々とのコミュニケーションでは、彼らの文化を知ることも求められます。
彼らが昔取り組んでいたスポーツや仕事、趣味などを聞くことはシニアヨガのプログラムづくりにも役立つ他、彼らとの信頼関係を築くのにも大いに役立つでしょう。
シニアヨガの指導者養成講座は多数ありますが、統一された基準や規格はありません。
しかし超高齢社会が今後も続くであろう日本では、シニアヨガのニーズは仕事としても社会貢献の一環としても、ますます重要視されていくことになるでしょう。
少しでも興味を感じたのなら、ぜひ今のうちから養成講座に通いインストラクターとして活動できるよう準備をしてみてください!
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シニアヨガを学びたい人のためのQ&A
【Q1】シニアヨガの知識や資格で、介護施設のヨガインストラクターになれますか
シニアヨガインストラクター専門としての就業は難しいでしょう。現在介護職に就いている方なら、施設内の業務でも知識や資格を活かす機会はあるはずです。
シニアヨガの専門家を目指すなら、フリーランス、派遣インストラクターとして、介護福祉施設やカルチャー教室、スポーツ施設などでレッスンクラスを開講する道もあります。
ただ、現時点では、自宅または仕事における介護従事者、スポーツトレーナーやインストラクター、理学療法士等リハビリ関連の医療職従事者など生業を持つ方がスキルアップのためにシニアヨガを学ぶ、というケースが多いようです。
【Q2】ヨガインストラクターの資格だけでは高齢者への指導はできませんか
生徒となる高齢者の方の身体機能レベルにもよりますが、高齢者の方は一般的に若い方より体力が低下しており、身体が硬く骨がもろいなど、無理が利かない傾向があります。
一般向けのヨガの指導内容では、強度や転倒の危険など安全面が特に問題になります。シニアヨガは高齢者向けにポーズや呼吸法がアレンジされていることから、やはり、高齢者の指導にはシニアヨガを学んでから臨むことが望ましいでしょう。
また、高齢者にヨガの指導をする際には、一般的なヨガの知識には含まれない介護予防、高齢者の陥りやすい慢性不調や疾患の症状についての知識も必要なものとなります。通常のヨガ指導ではあまり重要視されない椅子やベルト、毛布などを補助に用いた座位、仰臥姿勢でのヨガなども、シニアヨガでは重要性の高い知識となります。
【Q3】シニアヨガ指導者養成コース、または資格で、代表的なものはありますか
シニアヨガ関連の指導者養成講座は、認定団体やヨガスタジオ、ヨガスクール等がさまざまなものを設定しており、統一された基準がないのが現状です。
シニアヨガと一口に言っても、補助器具を用いるもの用いないもの、身体運動としての効果に重きを置くものからリラックス重視、または介護予防の視点で行うものと、内容も異なる場合がほとんどです。
もっとも信頼性が高いのは、国際的な知名度のあるヨガインストラクター認定団体である全米ヨガアライアンスのシニアヨガインストラクター養成プログラムです。
しかし、これは本来、ヨガアライアンスが認めるRYT500という資格取得のためのプログラムの一部であり、実際には独立して扱われるべきものではないという点で、注意が必要です。
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